マイルチャンピオンシップ南部杯 2019 予想：本命13ゴールドドリーム

time 2019/10/14

folder 2019重賞まとめ

マイルチャンピオンシップ南部杯2019予想

盛岡11R ダ1600ｍ
馬場想定：良～重、高速ダート想定

展開予想

　日曜盛岡は不良で始まり稍重で終わっている。明日は雨が微妙なところなので降れば稍重～重、降らなければ良まで回復するかもだがいずれにせよ雨は残ると思うので脚抜きの良い馬場を想定。基本高速決着になりやすい盛岡なのでそういうイメージで入りたい。

　展開予想だが逃げ馬に関しては基本的には外から主張して行く馬が多い。ロンドンタウンが日本テレビ盃と同じようなといっていたので逃げる公算が高く、外のパンプキンズや中目のオールブラッシュ辺りとのハナ争い。３角までがかなり長いので、ある程度流れるかなと見ている。それでも高速ダートなので35秒前後の走破、47-48ぐらいかな。仮にスローになると恐らくレースラップはないがＬ２の坂の登りで11秒半ばぐらいは求められると思うので、トップスピードの質もあるに越したことはない。

予想

◎13ゴールドドリーム
○14ロンドンタウン
△03サンライズノヴァ
△04アルクトス
３連複：◎軸○△×BOX
３連複：◎○軸△×流し
３連単Ｆ：◎○→◎○△→◎○△×

◎ゴールドドリーム

　高速ダートのワンターンマイル戦、この馬にとっては恐らくこの上ないベスト条件だと思う。フェブラリーＳでは48.0-47.6とインティに上手く支配されて12.2 – 12.2 – 11.6 – 11.4 – 12.4のラップ推移、Ｌ２最速で各馬が一気に離されている中で一頭だけ外から追撃態勢、Ｌ１は決定的というところまではいかなかったがそれでもクビ差までは追い詰めているからね。直線の坂の登りで鋭い脚を要求されてやれているのは３～４角下りから直線の坂の登りという盛岡でも求められる適性。流れた中でもやれるし前走のかしわ記念みたいに１周コースで50.0-50.2と平均、13.0 – 12.2 – 11.8 – 12.6 – 13.6とＬ３最速で４Ｆのポテンシャル戦になっても最後までしぶとく伸びてインティを捕えてリベンジ。この条件でこのメンバー、球節炎明けは決して楽ではないけど、力と適性では抜けているので。

○ロンドンタウン

　相手は悩んだがこの人気ならロンドンタウンから勝負したいかな。この馬のイメージとして基本的には１周コースでタフな流れでというのはあるが、もう一つの顔として高速ダート巧者というのもある。エルムＳを勝った時が重馬場で1:40.9と好時計勝ち、47.5-47.5と平均、11.9 – 11.6 – 11.7 – 11.8 – 12.4と淡々と11秒台を踏む流れで２列目の内から上手く立ち回って直線で中目に持ち出し抜け出してのレコード勝ち。この競馬からも高速ダート適性を見せている。前走の日本テレビ盃はハイレベル３歳世代の絶対王者クリソベリルが強すぎた感じで、50.2-49.4とややスローから12.5 – 12.2 – 12.2 – 12.5 – 12.5と仕掛けの速いポテンシャル戦でもしっかりと粘りこんで２着は楽。近走内容も良くなってきているし、このメンバー構成で高速ダート、主導権を取って粘りこめれば面白い。

△サンライズノヴァ

　この馬はエンジンが掛かってからがいいタイプなので外が主張してくる中で内に切り込まれて包まれたときにどうかというのが気になるかな。強かったのはやはり武蔵野Ｓ勝ちで、46.7-48.0から11.9 – 11.9 – 11.8 – 12.1 – 12.2とタイトな流れを後方外から正攻法でズドン。ただ、一方で今年のフェブラリーＳみたいに48.0-47.6と平均に支配されて12.2 – 12.2 – 11.6 – 11.4 – 12.4と直線で鋭く加速するというパターンに持ち込まれるとなかなか鋭く脚を引き出せない感じはあると。前走のプロキオンＳは淡々とした流れになったがシンプルに芝スタートの1400で33.3-36.9は前半が質的に足りなかったという感じ。この距離で道悪で高速ダート、淡々とした流れになり切れば怖いがそれでもゴールドを食うレベルは難しいし、包まれて緩むとリスクもあるので押さえまで。

△アルクトス

　前走のプロキオンＳでは33.3-36.9と高速ダートで超超ハイという1200バリの質の高い基礎スピードが求められたが、好位の内内で脚を残しつつマテラスカイが下がってきたＬ１でしっかりと中を捌いて捕え切っている。基礎スピードも高いレベルで持っているし、オアシスＳでも47.6-49.1とかなりのハイだが12.5 – 12.4 – 12.1 – 11.8 – 12.8とＬ２で最速11.8と加速していく流れで好位外からしっかりと反応してＬ２の最速地点で先頭のドリームキラリを捕えている。割と速いラップも踏める、動ける馬なので連下で押さえたい。