2019/02/02
第37回 ローズステークス(GIII)出走予定馬展望
日程:2019年9月15日(日)
コース:阪神芝外1800m
予想用・出走予定馬一覧
ダノンファンタジー(川田騎手想定)
昨年の2歳女王ダノンファンタジーがローズステークスに出走予定だ。今年はクラシック路線の主役として期待されていたが、桜花賞、オークス共に脇役に追いやられた。今回はメンバー中唯一のGI馬、秋の大一番に向けて何としても結果を残したい。
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今年の場合はそこまで抜けた存在はいないとは思っているが、その中でこの馬のパフォーマンスとして冷静に見ると、やはり世代トップレベルと比較してワンパンチ足りないというのは感じるところかな。クロノジェネシスみたいにギアチェンジで目立つとか、特殊な能力を持っていれば面白いんだが、この馬の場合は総合的に良いものを持ちつつもトップレベル相手にとなると何もかもが少し足りないという感覚。今回はメンバーレベルが落ちるので当然チャンスも出てくるとは思うが、1800だとJFやチューリップ賞組からの逆転は考えたほうがいいかもしれない。
チューリップ賞(GII)1着
阪神芝外1600m良 13頭1枠1番
1:34.1 47.8-46.3 S^1
12.7 – 11.1 – 11.7 – 12.3 – 12.1 – 11.3 – 11.0 – 11.9
3走前のチューリップ賞を振り返りたい。特にここだとシゲルピンクダイヤとの比較になってくるが、この時点ではこちらがしっかりと完勝してきた。ペースは1.5でスローだが桜花賞ほど極端ではなく適度な流れ。そこからのL2最速で11.0という中で直線入りで少し待たされながらもしっかりと伸びて1馬身差と完勝だったと思う。
1番枠から好発を切ってそこから様子を見ながらの先行策、上手く2列目のポケットに控えて進めていく。道中も折り合いを意識しつつ逃げ馬の後ろで手綱を引きながら前にスペースを作る。3~4角でも進路がない状況で我慢を強いられて、2列目ポケットから直線で外に進路を取りに行く。序盤でもまだ苦しくてようやく外に出してから、L1で抜け出していたドナウデルタを交わして抜け出し、シゲルピンクダイヤの追撃をしっかりと振り切って1馬身差の完勝。
2列目のポケットで進められたし、折り合い面でも何とかコントロールする形で入れたのはこの時点での収穫ではあったと思う。また直線入りで外にも出せずかなり待たされていたが、外に出してからしっかりと伸びてきたしシゲルピンクダイヤとの比較で見ればやはりポジショニングの良さでしっかりと粘りこむことができたという点が大きいだろう。適度なスローの中でしっかりと良い位置を取って、スムーズさを欠きながらも自分の末脚を引き出してこれたのは評価できる。ただ、敢えて言うなら素材的な面で勝ち切ったという感じではないと。
桜花賞(GI)4着
阪神芝外1600m良 18頭7枠15番
1:33.1(+0.4) 47.7-45.0 S^3
12.2 – 11.1 – 12.1 – 12.3 – 11.7 – 10.8 – 11.0 – 11.5
この桜花賞は超高速状態になっていたと思う。その中で2.7と超スロー、後半4Fで45.0と非常に速くL3最速で10.8とかなりトップスピードの質も求められている。瞬間的に切れるというのもあるが、どちらかというと4Fで45.0に対応するには超高速馬場で効率よく速いラップを踏み続けるロングスプリント適性の方が大きかったかなとも。
15番枠からまずまずのスタート、そこから促しつつも好位の外目で進めていく。道中も好位の外目で我慢しながら、3~4角でペースがじわっと上がっていく中でも楽な手ごたえで直線に。序盤で外から追い出されるがグランアレグリアとの差はつまらないものの2番手には上がってくる。しかしL1で甘くなったところに内からシゲルピンクダイヤ、外からクロノジェネシスの追撃を受けて4着と馬券圏から外れてしまった。
まあ前を追いかける立場だったし3~4角でもそこそこ速いラップを外目でという形、L1で前が離れていて目標がないところを上手く2,3着馬に足元をすくわれる形にはなっているので、難しい競馬の中でよく頑張ったともいえるだろうと。ただ、やはり突き詰めればドスローの流れで質的には決定的な切れ味を見せたわけでもないし、後ろからにはL1で決定的に来られてしまって2,3着にも踏ん張り切れなかった。この辺りからも適性面でこれといって特化したものがあるという感じではなく、弱点もこれといってないという感覚で、高いレベルでとなると後半型の競馬では抜けていないという感じ。
オークス(GI)5着
東京芝2400m良 18頭4枠8番
2:23.3(+0.5) 59.1-59.2 M
12.5 – 10.9 – 11.7 – 11.9 – 12.1 – 12.2 – 12.3 – 12.2 – 11.7 – 11.4 – 11.6 – 12.3
オークスも悪くはないんだが、それでもここで戦うことになるウィクトーリアに先着を許す5着。ライバルのクロノジェネシスにも桜花賞に続けて先着された形となり物足りない競馬ではあった。ペースは平均、超高速馬場でペースが上がってからの4F戦で後半は速いラップをそこまで要求されなかった。
8番枠からまずまずのスタートを切って様子を見ながら好位の後ろ辺りで折り合わせる。道中も流れている割には割と一団で進む中で好位の中目で我慢しながらスムーズに展開。3~4角でも好位の中目で多少ロスはあったがそれでもスムーズに直線でカレンの直後を取る。序盤で追い出されるがあまり反応が良くなくて置かれて3列目付近。L2でもいまいち伸びきれず外から一気にラヴズオンリーユーに交わされる。最後までジリジリと食らいついて3着争いには絡んできたがクロノを拾えず、内のウィクトーリアにわずかにハナ差及ばずの5着。
クロノはこの中ではベストに近い競馬をしていたし、ここでL1で詰めてきた辺りは一定の評価は必要だと思う。ただクロノはこういった分散する競馬が合っていない感じはしたし、ギアチェンジやトップスピードの質が求められない競馬だったからね。ウィクトーリアは3~4角では後方中目を通しながらでL1までしぶとく伸びてきたということから考えるとこの馬との比較では微妙なところとなる。2400がどうか?というのもあるが、L1はそれなりにきていたからね。ワンパンチ足りないなあというのはその辺かな。
ローズステークス2019への展望
まあJFがベストバウトといってもクロノ比較で見るとどっこいどっこいなので、どういう展開でも何でもやれちゃう感じなのかなというところ。近走で評価できるのは安定してポジションを取れるようになってきたし、折り合い面もそれにつれて成長してきたところかな。オークスなんかを見ても流れていたとはいえすっと取りたい位置を取ってすっと折り合って、と競馬の上手さが身についてきた感じ。一方で素材的な面で炸裂するというわけではなく、特に後半型の競馬になると世代トップクラス相手には苦戦している。正直第2グループの筆頭ぐらいという評価が妥当ではないかなと思っている。
そのうえで、阪神1800と今の超高速馬場をどう考えるかだろう。今の段階では全体で流れてしまったほうがいいメンバー構成かなと思っている。仮にスローで後半型の競馬に特化してしまうとトップスピードの質・持続力という点でシゲルピンクダイヤがかなり強敵になる。チューリップ賞は位置取りの差もあって完勝だったが、1800だと中弛も生じやすくなるし、後ろからでもそこで取り付ければ進めやすくなる。前目で流れに乗る競馬を進めてきているが、ここで前目で流れに乗って中弛みで我慢、という形で直線勝負となってしまうと…といった不安もある。器用な馬だしグランやラヴズは不在なので馬券内には入ってほしいところだが、ここに入っても絶対的存在とまでとは言えないかな。一応この馬を物差しにして予想したいところ。
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