札幌２歳ステークス 2019 予想：本命01ダーリントンホール

time 2019/08/31

folder 2019重賞まとめ予想

札幌２歳ステークス2019の予想

札幌11R 芝1800ｍ
馬場想定：良～稍、タフな馬場想定

展開予想

　先週の日曜も雨からの回復という状況だったが時計的に出ていなかった。今週は雨はそこまで降らないかなと思っているが、それでもタフな馬場を想定しておくべきかな。

　展開予想だが、ゴルコンダが外から主張する可能性が高く、これを見ながら先行各馬がどの程度ついていくかというところ。ダーリントンホールは内枠からとりあえず２，３列目辺りを狙いそうだし、カップッチョは距離がカギ。アールクインダムが番手外まで進めていくかな。ペースは平均では流れるとみているが、馬場も重たいと思うし一応イメージ的には48.5-49ぐらいの感じで1分49秒後半ぐらいのイメージかな。

予想

◎01ダーリントンホール
○10ゴルコンダ
△03コンドゥクシオン
△04ヨハネスボーイ
△06ブラックホール
３連複：◎○軸△流し
３連単Ｆ：◎○→◎○△→◎○△

◎ダーリントンホール

　まあ悩んだけど、今後の期待と新馬戦のパフォーマンス、血統的な面を総合的に判断してこの馬にした。まあダーリントンかゴルコンダかの二択ではあったんだけどね。ダーリントンホールの場合は基礎スピード面でバランス的にハイまで行ったときに対応できるのか？というのは一つ不安としては明確にある。ただ、前走も50.2-48.7とかなりスローではあったにせよ前半は楽に前を取って控えての２列目だからね。もう少し前を取れたとも思うし、そこから11.9 – 12.1 – 12.5 – 11.5 – 11.6とＬ５で一旦ペースが上がってそこから３～４角で減速の流れに我慢しながら４角で外に出してからの伸びは非凡。ラップ推移的にも余力があって突き放してきた。この馬場で２Ｆ戦でラップを落とさず49秒台に入れているというのは素直に高く評価したい内容。不安もなくはないが、ガリレオ系のニューアプローチ産駒で母父もヌレイエフ系とノーザン同士。洋芝1800は良いと思うからね。力の要る馬場でタフな競馬になったとしても期待したい。

○ゴルコンダ

　まあ相手も悩んだけどゴルコンダにした。やはり前走のインパクトは小さくない。札幌の1800で47.6-48.7と１秒のハイペースに持ち込んで12.0 – 12.2 – 12.4 – 11.7 – 12.4のラップ推移、Ｌ３－２でギアチェンジを求められたが一気に加速して総合力の高さで突き抜け切った。レコード勝ちもあるがペースを作りつつも息を入れての一足が素晴らしかった。この馬に関して言えばやはり前走の札幌はまだ開幕週で時計も出ていたというのはある。そこから今回は最終週で雨が少し残りそう。その中でオーバーペースにならないように配慮してとなると前半の基礎スピードの質を少し抑えないといけない。その点では不安もあるが、それでも前走は圧巻だったからね。この２頭で良いかなと思っている。

△コンドゥクシオン

　ここからは正直難しいが絞ってみる。福島1800の不良馬場でかなり時計も掛かっていた状況だが、このレースでは51.9-49.0と超スローから12.9 – 12.0 – 12.0 – 12.2 – 12.8と後半４Ｆでロンスパ。そこで番手からしぶとく逃げ馬を掴めて３着以下は離しているのは立派。ラジニケ賞が1:49.8、継続して雨が降っていたので難しいが後半のラップは結構悪くないと思う。ダイワメジャーの完成度の高さも含めて連下では押さえたい。

△ヨハネスボーイ

　時計的には前走のクローバー賞は平凡。ただ37.2-35.8とスローからの12.4 – 12.4 – 12.0 – 11.9 – 11.9とＬ１まで落とさない中で中団で我慢して直線入りで外にという少し仕掛けが遅れた形でＬ１まで伸びてきたというのは評価したい。ゲートも甘めだったし1800への延長で内枠、もう少し序盤で良い位置を取ってダーリントンホール辺りを目標に入れれば面白いかなと。穴目で狙いたい一頭。

△ブラックホール

　ゴールドシップ産駒からはこちらを取った。新馬戦は石川裕紀人らしい感じで仕掛けが遅くなって13.6 – 13.3 – 12.3 – 11.5 – 11.9と２Ｆ戦でＬ１でぐんと来ていたので出し切れなかった。前走はその反省から好位、外から勝ちに行ってしっかりと完勝。12.8 – 12.6 – 12.2 – 11.9 – 11.9とラップを落とさない中でしっかりとＬ２で勝負を決めてきたし、終盤函館という馬場状態を考えてもまずまず。相手は手ごわいと思うが単調な流れの方が合うかなというのと、追い切りでかなりハードにやられていたしそこでの上積みも含めて期待したい。