競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

平安ステークス 2019 予想:本命11クイーンマンボ

time 2019/05/18

平安ステークス2019の予想

京都11R ダ1900m
馬場想定:良、標準ダート想定

展開予想

 良馬場で金曜正午の段階で含水率が2%を切っている。散水がどの程度されるかにもよるが、パサパサの状態に近いんじゃないかなと。先週も時計は出ていたけど、一応標準馬場ぐらいにしておきたい。

 展開予想だがハイランドピークがあまり陣営的に急かしていかせたくないという感じのコメント。ゲートも比較的遅いのでそうであれば逃げまではないかもしれない。サンライズソアがとりあえずハナを主張しそうで、これを行かせつつ外からマイネルユキツバキも逃げの手を模索しながら番手で合わせていくかなと。ハイランドはこの後ろぐらいにつけられればという感じだしもしかしたら中団ぐらいから動く選択もあり得る。いずれにせよ、この感じなら前半は比較的ゆったり目じゃないかな。一応イメージ的には49-49の平均ぐらいでは考えているけど、50前後まで前半はペースが落ちてくる可能性も視野に。ただ仕掛けは割と早くなると思う。3~4角のコーナー勝負になる可能性が高いかな。

予想

◎11クイーンマンボ
○08サンライズソア
▲14マイネルユキツバキ
△07チュウワウィザード
△10ハイランドピーク
×01オメガパフューム02サンマルデューク
3連複◎軸○▲△×BOX
3連複◎-▲軸○△×流し
3連単F◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎クイーンマンボ

 この馬はあまり前半から急かされないほうが良いタイプだと思っているので、スローから後半勝負でポテンシャル戦ならというところ。前走の師走Sも4着だが相手が強敵だったしチュウワウィザードとはそう差はなかった。49.7-48.9とややスローからの12.3 – 12.0 – 12.1 – 12.0 – 12.8と後半のロンスパという流れで好位内目から4角で中目に誘導して直線しぶとく伸びて2着争い僅差のところまで踏ん張っていた。チュウワやクインズサターンが相手を考えれば立派だし55kgと牝馬としてはハンデも重かった。

 昨年の平安Sでも50.5-48.7とかなりのスローからの12.5 – 11.9 – 11.7 – 12.1 – 12.3 – 12.6とL4最速で仕掛けの早いポテンシャル戦でも好位外外からロスがありながらも最後まで伸びてきた。前半ゆったり入って3角下りから長く良い脚を使ってなだれ込んでくるのがこの馬の武器だと思う。距離も1800だと忙しい時があるのでこれぐらいで良い。そのうえで追い切りが個人的には目だってよかった。この辺りを総合的に判断して本命に。

○サンライズソア

 今年は流石に楽に逃げられる形は難しいと思うが、それでも基礎スピードを持っていてスローなら後半のポテンシャルも持っている。57kgと有力勢の中で斤量はそこまで背負わなくていい。まず昨年のJBCクラシックでは49.2-49.9とややハイ寄りの平均から11.5 – 11.8 – 12.2 – 12.7 – 13.2と仕掛けが非常に早い流れに巻き込まれながらもしぶとく最後まで踏ん張っての3着。オメガには差されているけどここまで5F戦で早い仕掛け、ペースも速いとという感じ。

 一方で昨年の平安Sでは50.5-48.7とかなりのスローから12.5 – 11.9 – 11.7 – 12.1 – 12.3 – 12.6とL4最速で逃げ切っているし、チャンピオンズCみたいに49.6-48.2とスローからの12.3 – 12.3 – 12.3 – 11.7 – 11.9と2F戦で好位外からそれなりに切れる脚は使える。まあそれでも最上位には完敗で、器用貧乏なのは確かだがポテンシャルも基礎スピードも兼ねそろえていて基本的には崩れる心配が少ないタイプ。対抗に。

▲マイネルユキツバキ

 面白いのは前走下総Sで強かったマイネルユキツバキかな。中山1800で50.6-48.9とかなりのスローから後半5Fで12.9 – 12.3 – 12.2 – 12.2 – 12.1 – 12.4と速いラップを連続するポテンシャル戦に持ち込んで逃げ切った。特にL1の12.4が立派で3着以下は千切ったからね。ここまで順調に結果を出してきたけど明確にスローバランスでパフォーマンスを上げてきているので距離延長は良い。前半からペースが上がってしまうとちょっと不安もあるが京都1900なら息も入ると思うし1角までの距離も長めなので外からでもそこまで急かさずとも…という感じ。上手く息を入れながら3角まで無理せず番手外~2列目外辺りなら3角下りからのペースアップで良さが出そう。

△チュウワウィザード

 58kgを嫌っての連下というところかな。動き自体はよかったと思うし状態面の心配はない。前走のダイオライト記念みたいに長距離でゆったり入って13.1 – 12.3 – 12.3 – 12.8 – 13.0とロンスパの競馬でポテンシャルを活かすのが合っている。ただ師走Sではクイーンマンボと比較してそこまでの差がなかったし、追い切り面や斤量差を考えれば今回はクイーンを上位に取りたいなという感じ。

△ハイランドピーク

 この馬に関しては正直読めない部分の方が大きい。ただ高いレベルではエルムSで勝った時がそうだが12.2 – 11.5 – 11.5 – 12.1 – 13.1とコーナーで速いラップを踏んでいるところで勝ちに行って抜け出しているから、京都のように3角下りからの競馬は合いそうかな。基礎スピード戦だと高いレベルでは苦労している印象。この距離で無理なく入って後半のポテンシャルを高めてくれば。

×オメガパフューム

 実力的には評価しているが流石に59kgは簡単ではないので保険まで。前走のフェブラリーSはペース自体は東京マイルでも48.0-47.6と緩め、ただ12.2 – 12.2 – 11.6 – 11.4 – 12.4とL2最速でかなり速いラップを直線で問われているし、加速していく地点で置かれてしまった感じ。どちらかというと外から勢いに乗せたいタイプだと思うので内枠も厄介。まあそれでも実力的には押さえておきたい。

×サンマルデューク

 大穴で。この馬は典型的なエンジンのかかりが遅いバテ差しタイプで、自分で加速していくよりも中山や京都みたいに途中で下り坂があってそこで勢いをつけやすい舞台のほうが良い。今回はスローの可能性もあるが、過去に平安S4着時に49.2-48.9と平均から12.0 – 11.7 – 11.9 – 12.4 – 12.9とL4最速の流れでバテ差して2着争いきわどいところまで突っ込んでの4着があった。仕掛けのポイントが早くなればペースに関わらずズドンしやすいタイプだと思うのでこれなら一発あっても。追い切りも良く見えたのは好感。

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毎週おなじみの重賞情報
今週は帝王賞に向けたダート中距離『平安S』と牝馬クラシック『オークス
それぞれ予想してるのですが良さげなデータ見つけたのでご紹介します。

平安ステークス

開催時期が1月から5月に移った過去6年で前走から斤量が増えた馬は【0.1.0.17】
馬券に絡んだ馬は1頭のみで不振。
今回は1,2人気が予想される
オメガパフュームが57→59キロ
チュウワウィザード55→58キロ
どちらも斤量増なので危険。

オークス
過去5年の勝ち馬は5頭中4頭が桜花賞3着以内馬。
このデータから行くと勝ち馬はクロノジェネシスかシゲルピンクダイヤの2頭。

この2つのデータで買う馬絞って最後の馬券組み合わせにJHAさんの公開情報で仕上げようと思ってます。馬券得意な方は自分の予想の答え合わせに使うのもアリだと思います!
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何悪。分析note2023



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