青葉賞 2019 予想：本命02リオンリオン

青葉賞2019の予想

東京11R 芝2400ｍ
馬場想定：良～重、やや高速馬場想定

展開予想

　雨予報で金曜の段階で芝ダートともに稍重。降雨量自体はまだ正午の段階では大したことないのだが、この感じだと幾らか残りそう。極端ではなくやや高速馬場～悪化しても標準ぐらいまでかなと想定しておきたい。

　展開予想だが、リオンリオンが内枠を引いたので行き切れるかどうかがポイント。ランフォザローゼスのルメールは流石に逃げ馬を前に置きたいとは思うので、外であてになる馬がいない以上はリオンリオンを行かせて番手から２列目のポケット辺りを狙ってくるんじゃないかな。外からアルママ辺りも逃げの手を狙ってくるかもしれないし、この辺が先行争いかな。結構スローで団子気味になるんじゃないかなと予測しているが、ノリがどういうレースメイクをしてくるか。稍重として極端すぎないやや高速、61-59ぐらいのイメージで入りたい。

予想

◎02リオンリオン
○03ランフォザローゼス
▲04セントウル
△07トーセンカンビーナ
△11カウディーリョ
×05ピースワンパラディ 06ウーリリ
３連複◎軸○▲△BOX
３連複◎-○軸▲△流し
３連単Ｆ◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎リオンリオン

　本命はリオンリオンに。まずこの馬はここ２走でパフォーマンスを上げてきているんだが、今までの物足りないイメージが先行しているので人気が上がってきていない。ここ２走で前半部分を大幅に詰めたことでパフォーマンスを上げてきた。前走の大寒桜賞は62.1-60.0とかなりのスローから12.9 – 12.9 – 11.7 – 11.0 – 11.5と３Ｆ勝負で、４角でスッと促して反応して直線最速地点でしっかりと先頭をキープしそのままラストまで寄せ付けずじわっと離す競馬ができた。もともと後ろからの競馬では明らかに足りなかったのだが、前半３Ｆ35.2で脚を使って先頭で進めても息を入れれば自身の末脚を落とさず入れているし、前走で逃げて前に目標がいない状況でできたのも収穫。二の足がさほど速くないので内枠で速い馬がいると厄介だったがそこまで競ってくる馬はいないと思うのでこれなら悪くとも番手外、２列目ポケットは狙えそう。前走のパフォーマンスを評価して。

○ランフォザローゼス

　複勝的な軸馬はこの馬にした。まあ正直言ってダービー本番に出たとしても足りないとは思っている。ラストドラフトに京成杯で内容的に完敗だからね。ただ61.1-60.0と現実的な程度のスローでしっかりと２列目で進めて13.0 – 11.8 – 11.8 – 11.4 – 12.1と４Ｆ戦からＬ２最速で何とか食らいつこうとはしていた。ほぼ単勝でも60.1-59.5と平均からの12.1 – 12.1 – 11.9 – 11.4 – 12.0と一足勝負で好位から少し待たされて外から動いていったシークレットランに先に抜け出されたがくらいついての２着。基礎スピードを持っていてゲートセンスもいいのでいい位置を取れるし、ある程度流れてもやれて新馬戦を見る限りトップスピード戦でもある程度対応できる。良い位置ですぐに動けるタイプで、このメンツなら複勝圏の期待値という点で狙いたい。

▲セントウル

　もう一度狙いたい。前走の毎日杯は結構面白いかなと思っていたが、小牧が酷すぎて競馬になってなかった。まあそういった面で前半部分の不安はあるのだが、トップスピードに乗ってしまえば質・持続力は結構いいものを持っている。意識的にアイビーＳ組を狙いたいと思っているが、その中でも嵌り切れば怖いだけのものはある。アイビーＳでは東京1800ｍ戦で12.9 – 12.3 – 11.3 – 11.0 – 11.1で３Ｆ勝負に特化した競馬。その中で後方から外々エンジンがかかってからはＬ１までいい脚を使って伸びてきていた。前走の毎日杯はゲート自体悪くなかったが中団で特に何も考えず乗っていて３角で外から来られて下げながらという最悪な競馬であれではどうにもならん。鞍上が変わったこと、東京2400でメンバーレベルも低調、雨の影響でペースも読みにくい中でドスローにシフトしてトップスピード勝負になったときに嵌ればの一撃を期待。最低人気になるほどの馬ではないし、ゲートもそこまで悪いイメージではないので出たなりで中団ぐらいを取れてしまえば一発あって良いと思う。

△トーセンカンビーナ

　素材的にはこの馬がとも思うんだけどね。前走でもそうだがゲートが不安定なのでその辺。人気になりづらいがアイビーＳでも50.0-45.7と超々スローからの12.9 – 12.3 – 11.3 – 11.0 – 11.1とＬ２最速で中団外からそれなりにくらいついていたしＬ１までジリジリと伸びきれなかったが相手関係がかなり強力だった。実際セントポーリア賞では49.1-46.3と超スローからの12.8 – 12.6 – 11.1 – 11.0 – 11.6と３Ｆ勝負で後方内からするすると伸びてきてＬ２の地点ではアドマイヤスコールを捕えて前に出ていた。位置取りは重要だが、瞬間的な切れ味はここでも通用するはずなので、この枠でしっかりとゲートを出て好位を確保できれば怖い。

△カウディーリョ

　前走の山吹賞は結構強かったとは思うし、少なくとも山吹賞組からはこの馬は押さえたいという感じ。61.9-59.6とかなりのスローからの12.6 – 12.1 – 11.4 – 11.3 – 12.2とＬ２最速だが４角地点のＬ３の段階でも外から動いて脚を使って伸びきったからね。結構長く脚を使ってきたと思う。アイビーＳでも外から動いて瞬間的には見劣っていなかったし、新馬戦ではリオンリオンを破っている。まあリオンリオンは今回は前にいると思うけど、この馬もチャンスはあるかな。

×ピースワンパラディ

　今の時点だが１番人気かという感じ。距離に関してはもちろん対応してくる可能性は残っているけど、やっぱり一気に800ｍも延長となると不安はある。それでも前走の大寒桜賞は中京マイルで48.9-45.9と３秒の超スローから12.4 – 12.0 – 11.4 – 10.9 – 11.6とＬ２最速10.9の地点で鋭く伸びてＬ１で抜け出してきた。外から動く意識を持っていたが意識的にエンジンをかけてやれば新馬に比べて伸び始めが早かったし坂の登りで伸びてきたのも好感。2400が長い可能性はあるにせよ、相手関係が楽なので素材的には無視できないかな。

×ウーリリ

　毎日杯は内容的に底は見せていなかったが内内で上手く立ち回って最後に差し込んできた形。12.0 – 12.2 – 11.2 – 11.2 – 11.9とＬ３最速タイなのでロスなく立ち回れたのは良いし、ランスもＬ１は落としているからね。ヴァンドギャルドが外からそれなりに突っ込んできたけどレベル的には今となってはそこまで高いわけでもない。ここは楽な方だけど、それでもここ２走のパフォーマンスでそこまで狙いたいというほどではなかったかな。アドマイヤスコールと比べると全体的な完成度の高さでこちらを拾ったという感じ。

　最近登場した「TAZUNA 」というサイトが真っ先にAIを取り入れて、利用者が急増していると編集部内でも話題になっています。