2019/02/02
第50回 マイラーズカップ(GII)出走予定馬展望
日程:2019年4月21日(日)
コース:京都芝外1600m
予想用・出走予定馬一覧
インディチャンプ(福永騎手想定)
マイル路線で開花、東京新聞杯では32秒台の壁を破ってトップマイラーの仲間入りを果たしたインディチャンプがマイラーズカップに出走予定だ。相手は同世代の2歳王者、その牙城を崩すべくこの馬も成長を遂げてきた。これが初対戦だが、畏れではなく呑む気持ちで重賞連勝を成し遂げたい。
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今のこの馬ならダノンプレミアムを相手にしても面白いと思う。ダノン自身ベストがマイルかどうかは微妙なところだし、こちらは昨年末からマイラーとして急成長を遂げてきているので、今の出来なら互角以上に戦えて良いと思う。
東京新聞杯(GIII)1着
東京芝1600m良 15頭2枠2番
1:31.9 45.7-46.2 M
12.3 – 10.9 – 11.3 – 11.2 – 11.5 – 11.3 – 11.5 – 11.9
前走の東京新聞杯はかなり強い競馬をしてきたなという感じ。正直ここまで流れてやれるのかどうか?というのはアーリントンCでも甘かったし未知数だったと思うのだが、それでもかなり強かった。この辺りは成長を遂げてきている証明で、前半要素を大きく詰めたのはマイル路線で戦ううえではかなり大きいなと。ただ、前走は出負けしてしまっているのでその辺りがスローだと逆に不安材料になるので注意が必要。
2番枠から出負けして後方からのスタートとなってしまう。ただ二の足自体は速く、早い段階で中団ぐらいまでにとりついてきた。3~4角でも中団内内でロスなく運ぶ形で好位列にとりついて直線。序盤でそこからしぶとく伸びてきて2列目付近、L2の段階で先頭に立って抜け出し1馬身差。L1で内外からの追撃も食らうがこれをしっかりと半馬身差退けた。
まあ噛み合った面はある。L3最速だしコーナーでも速いラップを踏んでいた方なのでここでロスなく立ち回れたのは展開的には恵まれたと思う。とはいえ超高速に近い中で45秒台と入りはGIレベルの流れだったし、高いレベルでの平均ペースに対応してきたのは昨年春のアーリントンCから比較すると成長してきたのかなという感覚。出負けしリカバーしながらも基礎スピード面をクリアできたのは収穫だろう。もちろんこの出負けを何度もしてしまうと不安材料となってしまうが。
元町S(16下)1着
阪神芝外1600m良 11頭3枠3番
1:34.6 48.7-45.9 S^3
12.8 – 11.5 – 12.2 – 12.2 – 12.0 – 11.2 – 11.2 – 11.5
2走前の元町Sではレースレベルはさほどでもなかったが、後半のTS持続特化の競馬で圧倒してきた。超スローからのL3最速タイなので仕掛けどころが4角地点で上がり切っている、と比較的早い。
3番枠から五分のスタート、そこから促しつつだがあまりポジションを取れる感じではなく後方に下がってしまう。そこからはスローなので盛り返しつつ後方馬群の中目で我慢しながら3角へ。3~4角でも後方中目から徐々に外に誘導して直線で大外。序盤で前とは大体3馬身ぐらいあったのだが、L2の地点で一気に伸びてきて先頭に立つ。そのまま突き抜けて3馬身差完勝。
かなり強かったが、レースラップそのものはさほどでもない。なのでL2で相当切れたがこれはレースレベルが低かったと思うのだが、それでも3馬身差なので0.48…0.5としてみても10.7まで入ってきているので瞬間的な切れ味は絶対的に見てもかなり高いレベルのものにあると思う。スローでしっかりと質を高めてきているのでその辺りは良い材料かな。毎日杯でもスムーズならと思わせるだけの競馬はしているからね。
アーリントンC(GIII)4着
阪神芝外1600m良 13頭2枠2番
1:33.6(+0.2) 46.5-46.9 M
12.4 – 10.8 – 11.3 – 12.0 – 12.2 – 11.4 – 11.3 – 12.0
昨年春のアーリントンCがちょっと不安としてはあったんだが、それでも東京新聞杯の内容ならというところではあるか。ただそれでもこの馬の位置で考えるとやはり流れた中で少し甘くなっているとは思う。ペースは平均で流れているが中弛み。入りの3Fが34.5なので先行馬には難しい競馬になったとは思っているが。
2番枠から五分には出ていたが、そこからリカバー気味に出していって先行策、最序盤速い中で流れに乗っていく。そのまま2列目ポケットで進めながら中弛みでコントロール、結果団子気味で直線を向く形になるが、序盤で進路を外に誘導して一足を使って先頭に立つ。しかしL1で内から捌いてきたパクスアメリカーナ、さらに外からタワーオブロンドンらに綺麗に差されての4着。
まあこのレベルで考えれば4着とは言え互角以上のパフォーマンスを見せているとは思う。出負けして入りの速いところで脚を使ってもL2でしっかりと加速して抜け出すぐらいの脚は見せていたからね。この辺りを踏まえても中弛みで直線までにリードが作れなかったというのと、前半3Fが速い中で出負けから取りつき過ぎたというのは響いているし悪い内容ではない。ただ、逆に言えば前半流れに乗ってしまうと脚を削がれているし、東京新聞杯も平均の流れで脚を温存できる位置にいたのが良かったと思うので、スローならポジションをとったほうが良いとは思うが流れた中であまり無茶ができるタイプではないかもしれないなと。まあ成長を信じたい気持ちも強いが。
マイラーズカップ2019への展望
パクスアメリカーナと比べるとやはり超高速馬場気味だった東京マイルの高速決着に対応できていることと、2走前の元町Sで最速ラップ10.7を引き出せていること。この2点で優位性を作れるとは思う。もちろん力のいる馬場ではパクスアメリカーナは手ごわいと思うが、質的なものを要求されるならこちらの方が上位になってくるかな。それも高いレベルではあまり前半無理ができないし、ゲートも安定しないのであまり前半出していってペースも速いとなるとそこで脚を使うリスクは出てくる。アーリントンCも悪くはないので多少流れた程度ならこなせるが、相手が相手だからね。今回はメンバー構成的にも前半からそこまでペースを引き上げる意識が高い馬がいないのでその点ではこの馬にとって追い風かな。
ダノンプレミアムとの比較だとさすがに実力的に手ごわい相手なのは間違いない。安田記念本番の方が逆にチャンスがあるタイプだと思うし、ダノン比較なら前半の基礎スピード面がある程度問われたほうが勝機はあるかなと感じる。ダノンもスローは強いし何よりゲートが上手いから、スローになるということはダノンが支配しているということ。その中で出負けして取りついてダノンの直後をとれたとしても、直線でそれを差すだけの武器となると、やはり仕掛けが早くなってくれる必要はあるし、ダノンが仕掛けを待ってしまうとこちらも動き出しは速い方とはいえギアチェンジではダノンの方が高いレベルで見せているので上かな…と。もちろん2歳時のダノンでの比較なので難しいが、ステルヴィオを子ども扱いしている朝日杯から考えるとスローでの決め手勝負では…というのはあるね。なのでまあ、本番で内枠を引いて好位内内で平均ペース、という形なら台頭できても前哨戦の流れだとダノンに勝つのは簡単ではないと思う。一応対抗候補だが、期待している。
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04月06日福島8R 568,120円
04月06日福島2R 568,820円
03月16日中山6R 411,000円
03月16日中京2R 752,710円
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