阪神牝馬ステークス 2019 予想：12ミエノサクシード

阪神牝馬ステークス2019の予想

阪神11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定

展開予想

　馬場は先週がかなり時計がかかっていたので判断が難しいところ。ただ例年桜花賞に向けて徐々に高速化していく（場合によっては一気にの時もある）イメージなので、さすがに顕著に高速状態までにはならないかなとも思うが、一応やや高速ぐらいは想定しておく。

　展開予想だが、ダイアナヘイローがこの距離で主張するのか、それともミッキーチャームが行くのかというところ。ミッキーはこの距離だと微妙なところで番手でも良いし、ダイアナヘイローの豊がここである程度作っていくかなと。ラッキーがそれらを行かせて２列目のポケット。ミッキーがある程度強めに仕掛ければＴＳ持続寄りになるかなと思う。47.5-46ぐらいのイメージで入りたい。

予想

◎12ミエノサクシード
○04ラッキーライラック
▲02ワントゥワン
△06カンタービレ
△10レッドオルガ
×01サラキア07リバティハイツ
３連複◎軸○▲△×BOX
３連複◎-〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎ミエノサクシード

　まず大前提として、この路線は４歳世代より５，６歳世代の方が強いと思っている。まあアーモンドアイとかラッキーとかのレベルなら別だが、それ以外なら基本的に５，６歳世代を重視したい。そのうえで、この馬は阪神外回りで適度に時計がかかればＴＳ持続が非凡。昨年の阪神牝馬Ｓはちょっと物足りなかったのだが、49.1-45.7と超スローで11.9 – 11.9 – 11.0 – 11.1 – 11.7とＬ３最速。４角最速地点で外を回すとロスが大きかった、という中でＬ１でちょっと甘くなっての６着。ただ、この上位が錚々たるメンバー構成で、勝ち馬がミスパンテール、２着レッドアヴァンセでこれらが前受けして粘りこんだ中で、３着がリスグラシュー、さらに４着アドマイヤリードで５着がジュールポレール。ヴィクトリアマイルでワンツーしたジュールとリスグラが上位という中で相当なハイレベル戦だったとみている。

　まあこれを評価するというよりはどちらかというと３走前のポートアイランドＳ勝ち。阪神マイルで47.7-46.3とややスローからの11.9 – 11.6 – 11.0 – 11.9 – 11.8とＬ３最速の流れで後方外からＬ１までしぶとく伸びきっての勝利。ロスがあった中で最後まで伸びてきている。この馬はマイルだと高いレベルでは基礎スピード不足で苦しむことが多かった。２走前のターコイズＳもそう。ただ前走の京都金杯みたいに力のいる馬場になると47.5-47.4と平均で流れても中団外から脚を使えているわけで、本質的には1800向きの馬だと思っている。なのでマイルで好走するなら高速馬場過ぎないことと、ペースが落ち着くこと。この２点が欲しいと思っていてその点で噛み合いそう。あとは相手関係で考えてここなら勝負になるとみた。ワントゥワンには阪神マイルでは常に先着しているイメージだからね。こちらを上位に取った。

○ラッキーライラック

　まあ、４歳世代牝馬のレベルがどうか？というのはあるが、少なくともアーモンドアイは抜けているわけで、ラッキーも春までのパフォーマンスを考えれば２番手グループとは一線を画す競馬となっている。基礎スピードを持っていてトップスピードの質も高くマイルで大きく崩れる心配がないので対抗、という感じ。

　一応テクニカルに見れば前走の中山記念は46.7-47.3と中山1800にしては平均と引っ張った中で番手からしっかりと抜け出しているし、桜花賞が46.6-46.5と平均、中弛みで我慢しながら12.1 – 12.1 – 11.5 – 11.3 – 11.6とＬ２最速戦でしっかりと伸びてきた。アーモンドが強すぎただけでこの桜花賞はかなり強かったからね。スローでもチューリップ賞の内容から問題ないわけで、この世代の中ではまともならアーモンド以外との比較では１枚上。５，６歳世代で結構強敵が多いと思うがここは勝ってほしいというのが本音ではあるかな。

▲ワントゥワン

　単穴にはワントゥワンを。まあこれは前日特有の感じではあるんだが、この馬は基本的には高速馬場巧者という認識なので想定以上に高速馬場になっていたら面白いという点。それと、ＴＳ持続力が非凡な馬で、３走前の富士Ｓでも東京マイルでペースは45.9-45.8と平均でも45秒台でかなり流れた、そんな中で11.3 – 11.5 – 11.0 – 11.6 – 11.7のラップ推移、Ｌ３最速で外からＬ１グンときてレッドアヴァンセを差してきている。平均でも良いし、スローでも京成杯ＡＨ２着が強烈で、46.9-45.5とスローからの12.2 – 11.2 – 11.4 – 11.5 – 11.4とＬ４最速の流れで後方外からＬ１までしぶとく伸びてきているように、３～４Ｆで11秒前後を維持できるえげつなさがある。高速馬場で有酸素運動状態でも速いラップを踏めるタイプだと思っているので、できるだけ軽い馬場の方がいいが、今回のメンバー構成なら普通に勝負になると思うんだけどね。ラッキー以外の４歳勢がそこまで強いのかはまだ疑問の方が大きいと思う。

△カンタービレ

　ローズＳを評価したのと距離短縮そのものは悪くないと思う。ローズＳが47.5-45.8とかなりスローからの12.4 – 12.2 – 11.0 – 10.8 – 11.8とＬ２最速戦で楽に先行、そこから４角で勝負に行ってＬ２の最速地点で抜け出す脚を見せている。ただエリ女が想像よりいまいちだったので、2200はちょっと長いのかなという感じ。ゲートも良いし前半はそこそこ流れた中でポジションをとって反応も良かった。マイルへの短縮は噛み合う可能性が高いとみて、連下で。

△レッドオルガ

　この馬も普通につよいと思っているが、力のいる馬場よりは高速馬場の方が良いと思うので馬場次第の面はある。前走の東京新聞杯が普通につよくて、東京マイルで45.7-46.2と平均でもかなり流れていて11.2 – 11.5 – 11.3 – 11.5 – 11.9とＬ３最速、よどみなくという競馬を好位から最後までジリジリと伸び続けてインディチャンプに迫ってきたからね。この展開でサトノアレスを封じているしロードクエストも撃破できている。普通にこのレベルなら最上位の馬になると思う。ただこの馬は力のいる馬場ではさほど高いパフォーマンスを見せられていない。その点は不安で、馬場が軽くなればいいけど先週からそんなに変わらなければ微妙なライン。押さえまでとした。

×サラキア

　正直力的にはちょっと足りないと思っているけど、枠の並びが良い。ラッキーの後ろぐらいを狙えなくもないメンバー構成。３走前のローズＳは47.5-45.8とかなりのスローからの12.4 – 12.2 – 11.0 – 10.8 – 11.8とＬ２最速戦で中団外から正攻法で勝負、Ｌ２ではいまいちだったがそれでもじりじりとは伸び続けて差はそれなりには詰めた。前半ポジションをそれなりには取れる馬だし、前走の京都金杯も包まれた中でそれなりに捌いて伸びてきていて悪くはないので。

×リバティハイツ

　イメージ的には阪神1400で流れた中で良さがというタイプっぽいし、ターコイズＳ２着も結局45.5-47.2とかなりのハイで流れた中で上手く内内で基礎スピードを活かせたのも大きいと思う。前走の京都牝馬Ｓでは後ろからになったしギアチェンジが問われたのも響いたかなと。３走前のポートアイランドＳが悪くないので有力馬が割と前が多い中でミッキーが早めに仕掛けて３～４角で上手く中団内内を立ち回ってくれば圏内ぐらいあってもという感じかな。

買い方を見ると本質が分かりました。
総評は頭数により攻め守りをうまく変化させてきます。

TAZUNA　検証結果
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的中率　★★★★☆
回収率　★★★★★
無料幅　★★★★☆
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コチラ3月末時点の個人的評価です。
理由は以下に記載しておきます。

【伏竜ステークス】
1着デアフルーグ　　　1人気
2着マスターフェンサー3人気
3着ラインカリーナ　　6人気
馬単3点的中回収率300％。。デアフルーグ×マスターフェンサー！
デアフルーグの稲妻のような走りは圧巻でしたね。力強かったです。3連系にせず、あえての馬単で張るあたりは好みの買い方です。頭数少なく3着が見えにくいレースでしたので無難でしたね。



【船橋ステークス】
人気馬取消でライトオンキューに注目が集まる中、そのまま1着というのも凄かった！が！
まさかのオデュッセウス11人気2着。 馬体重が1頭だけプラス16kg。。。これはないな！11番人気からの好走2着！それを3連単で的中させてるのが・・・さすが！という感じです。 取消とかも関係ない圧巻の買い目でした。



個人的にはこういうレースを的中させてるのは馬を見る眼がある！と感じちゃいます。
伏竜ステークスは8頭立てで3着が見えないが、デアフルーグは絶対の自信のため馬単。
でも船橋ステークスはメインでもあるので16点勝負で少し広く構えて3連系。かつフレッチアが1頭取消になりながらもブレずにオデュッセウス11人気的中させてきたのであっぱれですね。 なかなか気づきにくい部分ですが、ある程度玄人の方でも楽しめるサイトのような気もしてます。

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