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菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

中山金杯 2019 出走予定馬:ブラックバゴ&戸崎騎手確定

time 2019/01/03

中山金杯 2019 出走予定馬:ブラックバゴ&戸崎騎手確定

第68回 中山金杯(GIII)出走予定馬展望
日程:2019年1月5日(土)
コース:中山内2000m

予想用・出走予定馬一覧

ブラックバゴ(戸崎騎手確定)

 昨年の中山金杯では目立つ足を最後に使って4着と見せ場はあったブラックバゴが今年も中山金杯に出走予定だ。ただその後はイマイチで、函館記念10着、オールカマー6着と不発。今年で7歳と晩年を迎えてきたが、何とか一つ重賞タイトルを手中に収めたいところだ。

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 う~ん…ポテンシャルとトップスピードを2段階で使えるタイプで昨年同様怖さはあるが、個人的にはもうちょっと距離があった方が良いんじゃないかなと思っているが。オールカマーは正攻法で勝負しすぎた感じはある。適度に時計がかかるのは良いので、あとはロンスパになれば。

アンドロメダS(OP)1着

京都芝内2000m重 15頭5枠8番
2:01.4 60.9-60.5 M
12.5 – 11.3 – 12.2 – 12.4 – 12.5 – 12.7 – 12.0 – 11.7 – 11.9 – 12.2

 4走前昨年のアンドロメダSから振り返る。重馬場の京都内回り2000m戦で強さを見せてきた。ペースが平均まで上がっているが中盤で少し緩んでそこからのL3最速で11.7とポテンシャル戦となった。

 8番枠からやや出負けして無理はせずに後方からの競馬。道中も無理はせずに後方外目で3角に入っていく。3角下りでじわっと大外から押し上げつつ、4角では中団で外々をぶん回しながら3列目付近で直線。序盤でそのまましぶとく伸びて先頭に躍り出る。L1では内から食らいつくストロングタイタンをジリッと離して1馬身1/4差の完勝。

 強かったと思う。ストロングタイタンは良馬場の方が良いとは思っているが、それでもこういう競馬でポテンシャルを発揮してくるメドウラークや重馬場巧者のケントオーとの比較でみればなかなかのインパクト。3~4角であれだけのロスがあったし、ラップ推移的にも4角最速なので11.7とそこまで速くないラップとはいえこれは褒めないといけないだろうと。後半のポテンシャル面の高さを証明できたし、しかもある程度バランス的には流れた中でやれた。この時点ではどこかで重賞は取れると思ったんだけどなあ。

中山金杯(GIII)4着

中山芝内2000m良 17頭4枠7番
1:59.9(+0.1) 61.5-58.3 S^3
12.3 – 11.0 – 13.2 – 12.3 – 12.7 – 11.3 – 11.7 – 11.5 – 11.6 – 12.2

 3走前の昨年の中山金杯では4着と届かなかった。ただ勝負圏内には食い込む脚を使ってきたし、4着といってもインパクトそのものはあったと思う。ペースが遅く3.2で超スローからの後半のL5最速ポテンシャル戦。アンドロメダSと違うのは馬場もだが、バランス的にみても後半特化になったというのが大きかったかもしれない。

 7番枠から五分のスタート、ただ二の足が遅く無理はせずに後方からの競馬となる。道中も最後方近くで進めてドスローなのに特に手が打てないまま3角手前で前がペースアップ。3~4角でも流れている中で後方中目から外目に回すも最後方列。序盤でそこから大外を通して鋭く伸びて中団。そこからさらに前に対して差を詰める脚を使ってくるが4着まで。

 この馬としてはいいスタートを切っていたんだが結局位置取りが悪かったし、こちらのポジションを上げる前に前がペースを引き上げてしまったことで後半5Fで58.3という中でそれ以上の脚を求められてしまった。こうなるとなかなか難しいが、ロスを考えても後半かなり長く脚を使ってきているのは間違いない。ここまでのパフォーマンスなら今年も十分展開一つで勝ち負けできるチャンスがある馬となる。ロスも大きかったしかなり騎乗面・展開面で恵まれなかったからね。

オールカマー(GII)6着

中山芝外2200m良 12頭7枠10番
2:11.9(+0.7) 60.5-59.0 S^1
12.6 – 10.6 – 12.7 – 12.3 – 12.3 – 11.7 – 11.8 – 11.9 – 11.8 – 11.5 – 12.0

 前走のオールカマーでは高速馬場のなかでスローからの後半のロンスパ。しかも字面で見れば1.5で適度なスローだが、これはマイネルミラノの単騎。実質的にはもう一段ぐらいはスローだったと思うし、その中で3~4角で動いているのでここでのロスは結果に直結したと思っている。噛み合わなかった面は強いがそれでもエアアンセムと比べると?となる。

 10番枠から出負けして最後方からの競馬。道中も最後方からじわっと押し上げているもののそれでも後方外、エアアンセムの後ろで進めて3角。3~4角でもエアが外から動いていく中でその後ろから一つ内を通して直線。序盤でそこからしぶとく伸びるエアに対してこちらは地味。L1では流石に差を詰めてきたがそれでも地味で6着までだった。

 ショウナンアンセムにも最後に交わされていることからも、ややパフォーマンス的には物足りない。内容的にも外から勝ちに行ったエアアンセムを最後まで決定的に詰められていない。前2頭が強かったのはともかくだし、内を立ち回った方が良い展開だとも思っているのでダンビュライトの適性面でベストではないにせよ最後にダンビュライトが交わしてきたのもロスの無い競馬ができたのが大きいと。なので1~3着との比較はしていないが、やはり外を回してきたエアアンセムを相手に現実的に勝てそうになかったというのはあまりいい材料ではない。ただ、軽い馬場より少し時計がかかった方が良いとは思うので、その点を踏まえると悪くない競馬ではあったかなと。

中山金杯2019への展望

 昨年のパフォーマンスを引き出せれば、とも思うしウインブライト比較で考えれば後半のポテンシャルは一枚上だと思うので展開次第かな。平均~ややスローからの後半ロンスパとなれば普通にチャンスはあると思う。出来れば全体である程度流れてほしい。そのうえで、ここ2走がちょっと物足りないのをどう考えるか…かな。

 函館記念は休み明けではあったし3F勝負。とはいえうまく捌けていたのでラストで伸びあぐねたのはやや物足りない。エアアンセムにここ2走で内容的に見劣っているので、状態面を上げてこられなければそれ以上の評価はできない。ウインブライトとの比較だと昨年の中山金杯だけやれれば展開次第での逆転はあると思うし、明け4歳馬を除けば力関係は最上位に入ってくる。ポテンシャル・基礎スピードは力の要る馬場なら武器になるからね。4歳勢でもタイムフライヤーをとるぐらいならこちらを取りたいかなと。色々考えつつ現時点では連下~3着ヒモの間。ゲートがどうしても拙いので展開次第。器用に立ち回れて信頼度も高いエアアンセムがパフォーマンス的に上だからね…。出し切った方が良いタイプの馬で消極競馬の戸崎。嵌れば勝つこともあるコンビだと思うけど、嵌らなければぶっ飛ぶかもだし難しい。


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