競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

JBCクラシック 2018 出走予定馬:サンライズソア&ルメール騎手想定

time 2018/10/30

JBCクラシック 2018 出走予定馬:サンライズソア&ルメール騎手想定

第18回 JBCクラシック(JpnI)出走予定馬展望

日程:2018年11月4日()
コース:京都ダ1900m

予想用・出走予定馬一覧

サンライズソア(ルメール騎手)

平安ステークスではマイペースに持ち込んで完勝したサンライズソアが平安ステークスに出走予定だ。前走のシリウスステークスでは3着も57.5kgを背負って強い競馬。相手はもちろん強敵が揃ったが、ここでも自分のレースに持ち込んで力を証明したい。

平安ステークス(GIII)1着

京都ダ1900m稍 16頭5枠9番
1:57.3 50.5-48.7 S^2
7.1-11.5-12.5-13.1-12.5-11.9-11.7-12.1-12.3-12.6

2走前の平安S勝ちから振り返る。京都の1900m戦は今回のJBCクラシックと同じ条件、稍重ではあったがそこまで軽いという感じではなく標準に近いかな。ペースはかなりのスローでそこからのL4最速11.7と速いラップを3角で踏んでそのままコーナーで速いラップを踏みつつ後続に脚を使わせた。

9番枠から五分のスタート、そこから押して押して二の足でしっかりと主張しきってハナを取り切る。そこからはペースをスローにコントロールしていたがミツバらが動いてペースが一気に上がって3角へ。3~4角で最内を立ち回って速度を保ちつつ外の馬に脚を使わせて1馬身差で直線。序盤でそこからしぶとく粘って1馬身ちょっとの差。L1で外からじりじりと各馬も踏ん張るが、L1で差はむしろ広がっていて1馬身半差の完勝だった。

3角手前で上がってこられたがしっかりとそこでペースを引き上げて3~4角で外から捲りを仕掛けた馬に対してのカウンターができた。3角で11.7とかなり速いラップを最短距離で通せたのはやはり大きかったと思うし、ミツバなんかはこの辺でのロスが結構あったからね。ここで有力馬に上手く脚を使わせて最後までしぶとく踏ん張った要因にはなると思う。このレースだけでなく名古屋大賞典でもスローからコーナーで引き上げるような感じで脚を使わせて上手く粘り切ったし、長距離路線ではスローの方が安定している感が強い。

シリウスS(GIII)3着

阪神ダ2000m不 16頭7枠14番
2:01.8(+0.3) 60.4-61.1 M
12.6-10.8-11.3-13.5-12.2-12.3-12.3-12.2-11.9-12.4

前走のシリウスSでは不良馬場ということもあったが時計勝負になった。ペースは平均だがややハイに近い。1~2角で少し緩んで13.5を刻んだが、すぐにペースが上がって中盤以降は12秒前半、そこからL2でもう一段の脚を要求された。軽い馬場で質の高い基礎スピード、そこから要所でもう一段加速出来たかどうか。総合力が問われたかな。

14番枠から五分のスタートから促して芝スタートでスッと先頭列に近いところまで、最終的には番手で進めていく。道中も逃げるコパノチャーリーに近い位置で進めて3角。3~4角でも先頭列に並びかけて進めて1頭分外から4角で仕掛けて先頭に立って直線。序盤で半馬身ほどのリードから一足を使って抜け出しにかかるがオメガパフュームに並ばれる。L1で踏ん張り切れず、ウェスタールンドにも交わされ3着まで。

4着以下は離したし、内容的には悪くはない。57.5kgのハンデを背負いながらもペースをしっかりと平均に引き上げてきた。基礎スピードの質も高かった、L2でしっかりと抜け出して加速出来たのも良かった。そこからL1では甘くなったが、総合的にも良さを見せることができたのは収穫。前半で外枠から速いペースになったし、そこで脚を使いつつ1~2角でギアを下げてまた上げてという競馬が出来ている器用さは武器になるかな。負けはしたけどそう悲観しなくていいと思う。もちろんオメガパフュームはあの展開でも弾けたから楽な相手ではないが。

師走ステークス(OP)10着

中山ダ1800m良 16頭8枠16番
1:53.4(+1.4) 49.7-49.7 M
12.6-11.6-12.6-12.9-12.6-12.6-12.3-12.1-12.7

引っかかるのがブリリアントS(これは出負けも痛かった)とこの師走S。中山の1800m、年末なので時計も掛かっていた中でのものだが、ペースは平均でまともな流れ、そこから徐々に加速してL2最速、という競馬を好位外からの競馬となったが失速している。

16番枠からまずまずのスタートを切ってそこから先行策、最終的には好位の外で進めていく。道中も好意の外で我慢しながら、先に外からショウナンアポロンが捲ってきたのでその後ろから3~4角は追走しながらも少し置かれて直線。序盤で中目から伸びたかったが伸びず、外差しにも早い段階で交わされてと良いところなくの惨敗だった。

ブリリアントSでもそうだったが後ろから長く脚を使って押し上げていくというのはどうも合ってない気がする。速いラップを踏んだ平安Sでは3角で最短距離を通せていたのもある。この馬自身後ろから動いていってポテンシャルで勝負する、というのは合ってない気がするね。位置取りとペースが結構重要になるんじゃないかなと感じる。あとは軽い馬場の方が良かった可能性も高いかな。

JBCクラシック2018への展望

時計が出やすい京都は合うと思うが、やはりポイントはポジションを取り切れるかどうか。そこまで後半でポテンシャル面を持っているわけではなく後ろから外を押し上げる形になると早々に甘くなることが多いイメージ。

器用でギアの上げ下げが上手く速い脚を前半にも後半にも使えるし総合力は高い。基礎スピードも高く前走のシリウスSは立派だと思う。ただし、名古屋大賞典にせよ、平安Sにせよ後半勝負でも位置取りとコーナーでの立ち回りで結果を出してきている。外枠からポジションを取り切れず、好位外から3~4角でペースが上がる中で外から勝ちに行くと?というのはあるかな。結局前走のシリウスSも抜け出す脚は良かったがL1が甘くなってオメガパフュームに差されたのも事実だからね。武蔵野S2着からも内から動けるので2列目ポケットでもいいと思うし、とにかく3~4角ではできるだけロスなく立ち回りたい。ペースの幅も持っているが後半の末脚の絶対量は少し物足りない、そこをフォローできる枠・展開なら好勝負だろう。今の段階ではまだ何とも言えないが、枠次第では重い印も。

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