2019/02/02
天皇賞秋2018の追い切り・調教評価一覧
4/ステファノス(岡田祥)
10/24 栗東CW良
84.3-67.6-52.4-38.1-11.6 外7 併走終い一杯
1週前に馬なりだが好時計、直前は終い重点でハードに。併走馬相手には少し見劣ったがラップ推移から考えると加速はできていたという感じ。四肢の捌きも淡々とだがしっかりと動かせていたし、まずまず。
2/ブラックムーン(横山典)
10/24 栗東CW良
85.9-69.9-54.8-40.6-12.5 外7 併走終い軽め
う~ん、ある程度促されていたし、ある程度力強く四肢を動かしてはいたと思うんだけど、キレが物足りないのとあんまり推進に繋がっていない感じ。地をうまく捕えきれてない感じかな。終い重点でもうちょっと動けるイメージだしイマイチに感じた。
5/ヴィフロス(助手)
10/24 栗東坂路良
56.4-41.3-26.4-12.9 単走馬なり
直前はいつも軽めという感じで、今回も馬なり。時計・ラップは平凡だがゆったりとしたピッチで前肢を大きく伸ばして、手先を返すところは力強くと気配は良かったと思う。しっかりと折り合っていたしこの感じなら良いんじゃないかな。
3/レイデオロ(ルメール)
10/24 美浦南W稍
68.4-52.4-38.6-13.0 外7 併走終い軽め
併走馬を前においてラストはしっかりと伸びてきた。ただラップ的には減速基調で、前肢の伸びもちょっと物足りない面も見せた。相対的にみるとよく見せたけど、ラップが少し減速しているのは気がかりかも。及第点ぐらい。
5/スワーヴリチャード(M.デムーロ)
10/24 栗東CW良
82.3-66.8-51.8-38.4-11.9 外9 併走馬なり
手前を換えてしっかりと四肢の動き大きく軽快に駆け抜けた。馬なりで恐らく追えばもっと伸びたと思うが1週前がハードなので負荷をかけすぎないように馬なりという感じ。気配は良かったし、ギアをトップに入れれば前肢の伸びはもっと伸びたんじゃないかな。休み明けだけど問題ないと思う。
4/マカヒキ(助手)
10/24 栗東坂路良
54.9-40.6-26.7-13.4 単走馬なり
馬なりで最後まで余裕を持った走りではあった。若干の減速はあったが、1週前がハードだったので負荷をかけすぎないという感じの走り。素軽かったしまずまずいいと思う。
6/アルアイン(北村友)
10/24 栗東坂路良
51.5-37.5-24.5-12.1 併走馬なり
併走馬を常に煽る動き、力強く前肢を叩きつけながらも素軽くピッチを利かせてきたし、馬なりでこのパフォーマンス。チップで動く馬だけど目立った一頭かな。
3/ダンビュライト(助手)
10/24 栗東坂路良
53.5-38.4-24.7-12.5 併走終い強め
ん~ある程度最後まで前肢を伸ばして悪くはないけど、この馬にしては終い重点だった割には踏ん張りがイマイチで12.2-12.5と減速ラップ。全体も平凡。動きは悪くないし12.5でまとめたなら及第点は…とも思うけど、イマイチインパクトに欠けるのも事実かな。
4/サングレーザー(助手)
10/24 栗東坂路良
58.4-41.5-26.0-13.1 単走馬なり
いつも直前ではあまり時計を出さないし、今回も馬なりでピッチも上げず流す程度。先週に時計をしっかりと出せているので問題ないかな。馬なりなので時計は足りないけど、動きとしては大きなフットワークで悠然とという感じ。なかなか良いと思う。
5/キセキ(助手)
10/24 栗東CW良
67.5-51.7-37.9-11.5 外9 単走終い一杯
終いをハードに追われて最後までしっかりと伸びてきた。前肢の伸びも良いが後肢の動きも大きく全体的に力強く大きく捌いてきている。終い重点というのを差し引いても終いのダイナミックさは評価したいかな。
5/ミッキーロケット(和田)
10/24 栗東坂路良
53.2-38.2-24.5-12.3 併走馬なり
前肢を伸ばしてパワフルに掻き込む良い動き。全体は抑えながらも終い重点でラストは12.2-12.3と高いレベルのラップでまとめてきた。もともとこの馬はL1がどうしても甘くなることが多かったけど、宝塚記念から急にラストで踏ん張れるようになった。1週前も良い時計・ラップだなと思っていて直前終い重点でも馬なりでこの感じだからね。状態面は宝塚記念の辺りから変わってきていると思う。良いでしょう。
5/サクラアンプルール(田辺)
10/24 美浦南W稍
68.5-52.5-38.0-12.2 外6 併走終い軽め
前肢の伸びはまずまずというぐらいだがピッチが速く鋭く四肢を動かして一気に加速してきた。ラップ的にみてもこの馬比較でかなり加速出来ているし、田辺騎乗とはいえ正直かなり動いたなという印象。これならちょっと怖いかも。
3/アクションスター(助手)
10/24 美浦南W稍
69.9-54.4-40.0-13.1 外8 単走終い強め
前肢の伸びはまずまず。前傾姿勢ではあるけど最後は追われてそれなりに加速しているし、迫力はないが言うほど悪くはないと思うんだけどね。もうシンプルに足りないんじゃないかなぁ。
有力馬を多く抱えるノーザンファーム(サンデーレーシングの馬だけで4頭使っている)が、ラジオNIKKEI賞から直行というローテで菊花賞にこの馬を送り込んできたのも、そのポテンシャルに期待してのことだ。
手塚師も相当な手応えを感じているようで、「輸送、距離、GⅠ。とにかく初めてのことだらけでマイナスしかない」と前置きしながら「それを覆すだけのポテンシャルも感じている」と断言。勝てる、と言える状況ではないが、勝っても全く不思議には思わない、関係者達は皆そのような心情でレースを見守るようだ。なお、ルメールはこの馬を選んでいる。