競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

秋華賞 2018 過去10年ラップデータ:基本はハイペース、極端な脚質だと難しいレース

time 2018/10/09

秋華賞 2018 過去10年ラップデータ:基本はハイペース、極端な脚質だと難しいレース

秋華賞の過去10年ラップデータ

秋華賞の過去10年ラップデータから予想、分析していく。

ペース傾向

過去10年の傾向としては基本的には流れやすいが、スローになることもあるという感じ。過去10年で最も多いのがややハイ、かなりのハイの4度ずつとなり、8/10がハイペースになる。残りはややスロー、かなりのスローがそれぞれ1度ずつ。なので基本的には流れやすい。それと開幕週だった先週を振り返っても時計的には良でも少し掛かっていた。絶対的に58~59秒ぐらいでは流れやすいレースなので、今週極端に回復しない限りはバランス的にハイペースになる可能性は例年よりは高くなるかも?と感じる。

仕掛け・ラップ傾向

仕掛けは結構まちまちで、過去10年でみてもL2最速が一応最多も5度と半数まで。残りはL3最速が3度、L4、L5最速がそれぞれ1度ずつあるので、仕掛けが早くなるケースも多い。このレースに関しては全体の流れが早くなることが多く縦長にもなるので一概には言い切れない面はあるかな。最速ラップでも11.2までなので、トップスピードの質よりは長くTS持続を引き出す、或いはポテンシャル面が問われやすいと思う。もちろん前半の基礎スピードを高いレベルで要求されたうえでの話。

脚質別傾向

とにかく言えるのは極端すぎない位置。過去10年でみても逃げ馬が絡んだのはスローで運んだヴィルシーナだけになる。また、意外にも追い込み馬は届かないケースが多く、過去10年でも明確に後方からの馬で絡んだケースは2度しかない。勝ち馬の6割が好位勢で真ん中よりは前目となるし、2着馬の6割は差しで真ん中よりは後ろだが極端ではない。先行馬もやや苦戦気味なので、真ん中付近で運べる馬がベストかな。

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