毎日王冠(GII)の予想

東京11R 芝1800ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定

毎日王冠の展開予想

展開予想はいつも通りyoutubeの方にアップロードいたしましたのでよろしくお願いします。

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土曜を見ると雨の影響が少しあったのでそこがカギだけど、明日は回復するかな。一応一つ下げて高速馬場想定しておく。展開予想だけど正直読みにくいんだよね。ただ近走二の足が遅くなってきたダイワキャグニーにとってはこれだけ先行勢が手薄だとポジションを取りやすいだろうし、アエロリットのモレイラとしては単騎逃げに持ち込んでまでペースをアエロリットにとってベストの形まで持って行けるのかどうか。モレイラの真価が問われる一戦だと思う。ペースは上げきれずに47-45.5ぐらいと予想。ＴＳ持続戦になる可能性が高いかな。一応前半46秒半ばぐらいまでは想定しておく。

毎日王冠の予想

◎05ステルヴィオ
○06サンマルティン
▲03ステファノス
△07ダイワキャグニー
△09アエロリット
×01キセキ02ケイアイノーテック
３連複◎軸○▲△×BOX
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎ステルヴィオ

ここは本命に。まず追い切りが個人的には気に入って、あれだけ力強くラストを伸ばしてきたのは当時の美浦南Wの馬場状態やこの馬自身のこれまでの追い切り時計と比較しても変わってきた感がある。それとこの馬自身ベストバウトは多分サウジアラビアＲＣで、稍重とはいえ東京マイルで47.1-47.9とややハイ、これで追走に苦労しながらも11.8-12.2-11.5-11.5-11.7とＬ１までダノンプレミアムがさほど落とさない中で急追してるんだよね。３～４馬身ぐらいは詰めているしあの感じからもトップスピードに乗ってからの持続力は非凡。ダービーでは12.0-11.7-11.2-11.2-12.2と４Ｆ戦の流れで外々を回す羽目になったのでＬ１は伸びあぐねたが、後方外からのくくりでみればこれだけ脚を使ってきたのだから世代屈指の末脚の絶対量を持っている。またダービーの上位が神戸新聞杯で強かったことからもレベルが高かったとみるべき。３歳勢では一番だと思っているし、古馬相手でもこのレベルなら後半の決め手で勝ち負けできると思う。変に内過ぎないから最序盤の読みにくい展開にも合わせやすいと思うし、できれば中団ぐらいとってほしいけど後方からスローのＴＳ持続戦になっても勝負になる、またアエロリットが想像以上にペースを上げても基礎スピード的に足りる（サウジ戦でマイルで流れるとちょっと短い感じ、1800で合いそう）とみて本命。

○サンマルティン

本命のステルヴィオはある程度どういう展開になっても良い、という点でも信頼しやすかったがサンマルティンの場合はちょっと条件が付く。ベストバウトは明らかに都大路Ｓでこの競馬を見る限り流れた中での鋭さを引き出してくるイメージで良いだろうと。46.8-45.9とややスローも46秒台で流れている、そんな中で11.9-11.5-11.5-11.3-11.6と後半も分散しながらＬ２最速というところで一頭だけ違う切れ味を引き出してきた。絶対的に切れるというよりこの流れの中でも脚が削がれないから相対的に切れた。こういうタイプは本質的にはもうちょっと短い距離の方が合っている印象ではある。ただ2000までなら流れれば強いし、トップスピード戦に特化してもある程度やれている。アエロリットがいる以上ある程度流れる想定も必要ではあるし、46秒台に入ってもこの馬の持ち味であるトップスピード面を削がれないというのは強みといえる。前走の小倉記念は60.0-56.9と後半1000が56秒台というえげつない競馬でこれで外からどうこうというのは難しいからね。度外視していいしもっと流れてくれた方がいいので条件は良くなるはず。極端なスローだと危ういけどある程度流れればかな。

▲ステファノス

追い切りが良ければ条件はかみ合いそうなんだよなあ。東京1800は実績こそないけど、過去を見ても毎日王冠５着の時なんかは内で詰まってしまったことが大きいし、外差し馬場だったからね内容が悪かったわけではない。新潟大賞典だけが物足りないが58kgだったのもあるし、極端なスローから12.7-11.9-10.9-10.6-11.6と10秒台を２Ｆも要求されてトップスピードの質的に難しかった感じもする。この馬は基本的にはＴＳ持続でＬ１バテ差しが武器になるし、大阪杯の２着時もそんな感じでキタサンをマークしてＬ１で差し込み。直近の好成績であるオールカマー２着時もルージュバックに内からロスなく立ち回られての２着だが、12.1-11.3-11.2-11.6-12.0と３～４角で11.3-11.2と速いラップを踏んでいる中で外を回したことを考えれば上等。まだ十分トップレベルにあるはずなので、これが戻ってくればというところ。ただ追い切りは正直微妙でそこが引っかかるかな。ただ条件は良いので地力を考えれば単穴でねらいたい。

△ダイワキャグニー

この馬は近走ポジションを取れなくなっているので後ろからだと嫌だなと思っていたんだが、このメンツだと流石にある程度前をとれるんじゃないかな。基本的にはトップスピード持続力が高い馬で基礎スピードも持っているので極端でない競馬が望ましい。ノリがちゃんと仕掛けてくれればというところかな。アエロリットも早めの仕掛けがベターの馬だからアエロリットに対してプレッシャーをかけずにとなるとお互い良いところを消し合う感じになっちゃうしどっちも知っているノリとしては結構ジレンマかもしれない。メイＳのように46.1-47.1とハイペースでも12.4-12.5-11.5-11.4-11.7と中弛みからの再加速で中団からしっかりと伸びてきた。エプソムＣもそうだが力の要る馬場が合わない印象もあるし、コーナー勝負が向いていない、３～４角での手ごたえが悪いタイプなのでそこで無理せず直線勝負に入れるように前目で競馬ができれば脚をしぶとく使って粘り込み、連下。

△アエロリット

勝ち切るなら個人的には前半46秒半ばでは最低でも入ってほしい。基礎スピードが勝った馬で、前走の安田記念でも超ハイレベル戦の中で45.5-45.8というペースを２列目で流れに乗って直線最後までしぶとく踏ん張った。落鉄していたようだが正直アンマリ落鉄がどうとかってのは気にしないでおきたい（今回もするかもしれんし）。ただ内容としてみても前目で1:31.3という走破時計というのは強烈なインパクトで純正マイラーという感じはするんだよね。1800もこなせるとは思うけど１周コースで分散できればいいが、そこまで上げきれず後半のトップスピードの質勝負だと微妙。実際46.8-45.5とスローバランスだったヴィクトリアマイルではＬ１で甘くなっていて、他の馬がＴＳ持続を発揮する余地があったわけだからね。1800への延長がプラスとは思わない。あとはモレイラがどう乗るかやね。イメージ的には勝った時のカレンブラックヒルみたいな競馬をしてほしい。

×キセキ

サトノアーサーと悩んだけど、サトノはギアチェンジに明確に難がある馬で戸崎で内枠だと不安しかない。キセキも最内だけどゲートが上手くないし展開が読みにくいので外に出す可能性は高いかなと。それと信濃川特別がインパクト的には大きくて、高速馬場でのＴＳ持続は結構高いレベルにある。58.2-58.7と平均も強烈な中で12.1-12.2-11.9-10.6-11.9とＬ２最速10.6、厳しい流れの中でも末脚を削がれなかった。この辺は距離短縮でもかみ合う可能性がある要素だと思う。どうしてもド不良の菊花賞のイメージが強いけど、個人的にはこの一戦も面白いと思っているので、府中1800でどういう競馬ができるかやね。まあ流石に押さえまでだが。

×ケイアイノーテック

３歳勢からは２番手という評価。ＮＨＫマイルＣでは46.3-46.5と厳しい流れの中で後方で脚を残す選択から11.9-11.7-11.3-11.5-12.0とＬ３最速で外からＬ１でズドンと。ＴＳ持続面で良さが出た感はあるが、朝日杯ではステルヴィオにＴＳ持続で見劣っている面もある。1800適性に関してはステルヴィオの方が上だと思っているので内でうまく立ち回って３着争いに食い込めればというぐらいかな。