サウジアラビアロイヤルカップ(GIII)の予想

東京11R 芝1600ｍ
馬場想定：良、かなりの高速馬場想定

展開予想

馬場はひとまず金曜正午の段階で普通に良馬場なのでかなりの高速状態を想定しておく。

展開予想だが、読みづらい。一応ノリのサムシングジャスト辺りがハナを切るんじゃないか、とは思っているがルメールのグランアレグリアが変に包まれるのを嫌っていくかもしれないし、ちょっと読み切れないがペースは上がってこないと思う。グランが作ったとしてもせいぜい48秒ぐらいだと思うし、その馬場だと後半は45秒台に入るからね。48-45.5だとグランの新馬戦ぐらいのバランスになるが、誰かが攻めるかどうか。一応それでも47前後までだとみておく。大逃げになったとしても実質スローバランスは変わらないかな。決め手を重視すべきで、ギアチェンジもあれば理想かな。

サウジアラビアロイヤルカップの予想

◎04グランアレグリア
○06サムシングジャスト
▲05ドゴール
△01シャドウエンペラー
△03ドラウプニル
３連複◎〇軸▲△流し
３連単Ｆ◎-◎〇▲△-◎〇▲△

◎グランアレグリア

調整過程がどうか？というのはあるけど一応月曜追いである程度はというのはある。ただ、やっぱり新馬戦は普通にGIレベルで、正直ここのメンツに負けるところは想像できん。頑張ってほしいね。その新馬は東京マイルで47.9-45.7とかなりのスローも前半４Ｆでハロン12は切ってきている程度には流れたし、後半が速すぎてバランス的にかなりのスローになった形。11.9-12.1-11.3-11.1-11.2とこんなラップで抜け出されてラストまで余力を持たれては逆らえん。ここの本命は仕方ない。

○サムシングジャスト

３連複の相手軸はこの馬に絞った。理由は一つだけ。前受けして一瞬の脚は使えるから粘り込むチャンスはこの馬が一番かなと。新馬戦は時計・ラップ的には平凡だけど２列目にポンとつけて内から13.1-12.4-11.4-10.7-11.7のラップ推移で前との差を詰めながら前の逃げ馬がふらふらしていて進路が作れずも直線半ばまで来れていたし、進路が早い段階で作れていたらもっと楽に抜けてたと思う。Ｌ２の最速10.7の地点でその感じだからね。ノリなら逃げの手を期待できるし、このメンツ的にも前走のゲートの出方なら逃げ・番手は狙えそう。要所の一足をしっかりと引き出してＬ２まで先頭列で踏ん張ってくれていたらこのメンツなら３着まで粘ってくれそうかな。

▲ドゴール

単穴だけど馬券的扱いとしては普通の連下。個人的に今後注目したい一頭という意味合いかな。前走の新馬戦が重馬場の新潟1400で35.0-35.7とややハイから11.6-12.1-12.2-11.6-11.9と中弛みでの２Ｆ戦。好位列の内内から直線に入って最内をすっと伸びて一気に加速して先頭に立った。この脚は非凡でかなり面白い競馬だったと思う。流れた中での脚でスローから高速馬場、トップスピードの質そのものをどこまで高めてこれるかだが、新馬戦でもＬ２で11秒前半は出せていると思うので、言うほど決め手で見劣ることはないかなと。もちろんグランアレグリア相手にはキレだけでなくＴＳ持続も必要でそこはどうしても新馬戦からは未知数になる。楽しみはあるけどサクラプレジデントの仔は1400までの馬が多いからね。現実的にはこのあたりまでかな。出来れば前目で勝負してほしいけど、陣営は前走みたいな感じでといっているのも少しマイナス材料かな。それでも通用するはず。

△シャドウエンペラー

追い切りが良かったので拾った枠。ハーツの系統となるジャスタウェイの仔で前走は阪神芝のマイルでも重馬場で12.5-12.2-11.3-11.7-12.2とＬ３最速を好位で追走して直線Ｌ１でばて差した形。なのでスローで内枠、包まれて要所でギアチェンジとなった時に置かれないかやね。動きは良かったけど血統的にはそこが気がかり。

△ドラウプニル

この馬は逆に素材的にはもう底を打ったしグランアレグリアを破るのはちょっと想像できない（グランがよほどパフォーマンスを落とさなければ）。前走のアスター賞も48.1-46.8と1.3のスローだが12.3-12.3-12.1-11.3-11.1とＬ１最速。２Ｆ戦の流れの中で中団外からじわっと動いていったが直線Ｌ１の地点でのキレで明らかにグレイシアに見劣った。グレイシア自体かなり期待しているけど、瞬間的な切れ味で圧倒的な差があったのは残念だったかな。新馬戦も悪くはないし要所で動けるのは強みだけど、現時点ではグランアレグリアの方が明確に上だとみている。

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