競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

シリウスステークス 2018 出走予定馬:オメガパフューム&和田竜騎手想定

time 2018/09/26

シリウスステークス 2018 出走予定馬:オメガパフューム&和田竜騎手想定

第22回 シリウスステークス(GI)出走予定馬展望

日程:2018年9月29日()
コース:阪神ダ2000m

予想用・出走予定馬一覧

オメガパフューム(和田竜騎手想定)

3歳勢からはジャパンダートダービーで2着に入った実力馬オメガパフュームがシリウスステークスに出走予定だ。古馬相手には1000万下だが加古川特別を完勝、前走で2000mにも対応してきた。今度は重賞馬がずらりと並ぶだけに楽ではないが、3歳馬が主役へと台頭することができるか。

加古川特別勝ちなんかも長く脚を使ってまだ底をみせなかった。逆に青竜Sなんかは少しマイルは短いなと感じる競馬で、2000に延びたJDDが悪くない2着。後はここでどこまでだが、底を見せていないし出し切って良さが出そうな馬だけに、阪神2000でも展開がかみ合えば不気味さはあるかな。グレイトパールの動き次第では面白いが、人気ほど信頼できるかは疑問符が付くタイプ。

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加古川特別(10下)1着

阪神ダ1800m稍 14頭8枠13番
1:52.3 49.5-49.9 M
12.7-11.0-13.0-12.8-12.9-12.9-12.6-12.3-12.1

2走前の加古川特別は面白い競馬にはなった。ペースは平均でそこからじわっと仕掛ける形だが仕掛けのタイミングは遅くL3でも12.6と緩い流れではあるのだがL1最速ラップとなった。

13番枠から出負けして後方から楽に中団に押し上げつつの競馬になる。道中も中団馬群の外目で進めて仕掛けを待ちつつ3角へ。3角でもまだペースがあまり上がらない、という中で外からじわっと進出。4角で徐々に加速という中で外から押し上げ2列目で直線。序盤でそこからしぶとく伸びて先頭列に並びかけてくる。L1でしっかりとビッグアイランドを競り落としての1馬身1/4差勝利。

平均ペースではあったが後半の仕掛けが遅い中で他より先に動いてL2地点でスッと伸びてきた。L1では加速ラップとなっているがおそらくL2-1でみればこの馬自身は減速していないという程度かな。L2でも2馬身ぐらいの差を詰めているので12.1より速い可能性が高い。まあそれでもしっかりと後半の脚を引き出してきたし、3着以下はちぎっているという点でも1000万下戦としてはかなり高いレベルだったとは思う。また後半型の競馬で良さが出て距離ももう少し長くてもいいだろうな、という感覚だったかな。

ジャパンダートダービー(JpnI)2着

大井ダ2000m良 14頭8枠14番
2:06.1(+0.3) 62.6-63.2 M
12.5-11.8-12.8-12.9-12.6-13.1-12.6-12.5-12.2-12.8

前走のJDDは大井の2000mという舞台で好位内目からしぶとく反応して一定のパフォーマンスをみせた。ただ時計的にはあまり目立たなかったというのが率直な印象。平均ペースで仕掛けも一応4F戦気味からL2の直線前半が最速12.2。急コーナーから直線ですっと加速。前後半のバランスが問われたしギアチェンジ面も少し問われた一戦だ。

14番枠から五分のスタート、そこから控えて好位の外でという形だが掛かり気味な感じで進めていく。道中も前2頭がペースを作るがあまり速くない、という流れで好位の外から様子をうかがい、3角手前で前との差を少しずつ詰めながら好位の外。3~4角で好位の外から追い出されるがやや反応が鈍く中団に取り込まれる形で直線。序盤でそこから追い出されて苦しい手ごたえ、しかしL1ではしぶとく伸び始めて2番手まで上がった。

急コーナーが合わなかったのか、3~4角で外から動いていっているのに動けず、直線入りでさらに加速、という流れで中団まで取りつかれてしまって苦戦した。ただL1で前が落ちたところではしぶとく伸びて2番手まで上がったし、4角辺りでのもたつきがなければもうちょっと違ったかもしれないな、というのは感じたかな。ただ、大井がコーナーきつく難しいコースとはいえ、かなり器用さに欠ける印象は受けたかな。

青竜ステークス(OP)3着

東京ダ1600m稍 12頭4枠4番
1:37.1 47.5-49.4 H^2
12.4-11.4-11.6-12.1-13.0-12.6-11.8-12.0

3走前の青竜Sは3着と最後は良い脚を使ってきた。ただ中弛みの流れで結局は2F戦となったし、直線入りの段階では団子になっていたのも大きかったかな。

4番枠から出負けして後方からの競馬となる。芝の地点での脚色は悪くはなく、集団には取り付いてコントロール。3~4角で中弛みの展開を外からじわっと取り付きつつ直線。序盤でそこから追い出されるが反応は言うほどよくない。L2で追い出されて最速地点でジリジリと伸びるが前の2頭との比較はイマイチ。L1で内に切り込んでからじりじりと食らいついての3着だった。

相手がグリム、スマハマと強敵だったし2F戦で前が出し抜いてこちらは出し切れなかった、という点でみても最序盤のポジショニングが響いたかなと。3~4角で捲ってしまってもいい展開だったと思っているが、外目とはいえそこまで顕著に動かなかったしその分加速していく過程で伸びあぐねていたのもあるかなと。

シリウスステークス2018への展望

後ろから勢いをつけてポテンシャルを最大限に引き出したいタイプだと思う。JDDは悪くなかったけど、評価をする上でL1のバテ差しは魅力的だが、逆に4角から加速して直線入り、という流れではよくなかった。阪神2000はL2最速になることもあるし4角出口もきつい方。加速が問われるとコーナーで置かれるリスクがあるので、できれば3角の段階でペースが上がっていてスピードを維持しながらコーナーに入っていった方がいいと思う。それと芝ダートを問わずゲートが甘い。芝スタートでの二の足自体はそんなに悪くなかったので五分に出られればとは思うが、出負け率が高い馬なのであまり信頼は置きづらい。特に要所で動きが鈍いので内枠で包まれた流れで前がコントロールしてくると捌いて加速して、というような競馬では苦戦は必至だろうと思う。両面でみても外枠の方が競馬がしやすい馬で、実際ここ2走、500万下勝ちはいずれも外枠だ。前半はある程度捨ててもいいと思うが、3角までの持って行き方が肝心だろう。相手関係は今年はかなり揃ったと思うので、3歳馬で人気もしている状況で信頼はしたくない。底をみせずポテンシャルは確かなのでそこは評価したいけど、外枠を引いて連下~3着ヒモでの押さえまでかなと。まともな状態なら内からでも捌けるナムラアラシの方を上位に取りたいんだけどね…。まあそれ以外にも厄介な先行馬が多いので簡単ではないが出し切れればポテンシャルは侮れない。

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