オールカマー(GII)予想

中山11R 芝外2200ｍ
馬場想定：良、かなりの高速馬場想定

オールカマーの展開予想

オールカマーの展開予想動画をyoutubeにアップロードしましたので、そちらの方もよろしくお願いします。

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馬場は流石の自分も少し疑心暗鬼になったけど、やっぱり軽かったよね…。2500の時点で確信を持ったけど、セプテンバーＳで確定した感じ。豊がちゃんとペースを作ればこれぐらいは普通に出る馬場、ってのを関東の騎手はこれまでビビッてレースメイクできなかったから３週目でやっと極端に軽いってことが確定した感じ。

展開予想だが、マイネルミラノが行き切れるかどうか、この枠の並びなら辛うじていけそうかなと。ダンビュライト武豊が番手を狙ってＡＪＣＣ的な感じになるかなと。そこそこ流れて60秒前後だとは思うが、今の馬場だと後半は58秒台もあり得るレベル。特にミラノが４～５Ｆ戦に持ち込めば余計にそうなるかな。分散して４～５Ｆで11秒台半ばを維持しつつという感じで高速馬場で中間的な脚を使えるかどうか、３～４角の立ち回りを重視したい。

オールカマーの予想

◎01アルアイン
○02ダンビュライト
△07レイデオロ
×03ガンコ06ショウナンバッハ10ブラックバゴ
３連複◎〇軸△×流し
３連単Ｆ◎〇-◎〇△-◎〇△×

◎アルアイン

普通にアルアインで良いんじゃないかと。確かに調整過程が違って坂路主体なのは気になるんだけど、逆に言えばそれだけ。高速馬場適性が高く大阪杯ですら61.1-57.1と後半特化の流れで12.2-11.8-11.2-11.1-11.4-11.6とロンスパになって内目からしぶとく最後まで脚を使えているし、出し切っちゃえば後半型の競馬でもそこそこ強い。そのうえでやはり皐月賞。59.2-59.0と平均で流れた中で好位で進めて12.4-11.9-11.4-11.4-11.7とＬ３最速の流れで直線しぶとく伸びてＬ１でペルシアンナイトを競り落とせている。ポテンシャル面・基礎スピード面ともに高く、実際京都記念でもレイデオロがかかったとはいえポテンシャル戦で２着と先着している。基本は高速馬場向きだと思うし、そのうえで基礎スピードが問われても強い。皐月賞ではダンビュライトも強い競馬だったけど、こちらの方がスローになっても対応できる分、幅は広い方。３～４角でミラノが引き上げる中で最内を立ち回れれば後半のＴＳ持続でダンビュライトを上回ってこれると思う。追い切り自体はまずまず良かったと思うので、８分の出来という陣営の声もあるけど個人的には普通に期待して良いんじゃないかなと。休み明けで高いパフォーマンスをみせているのも良い材料。

○ダンビュライト

相手はこの馬にした。アルアインに対してチャンスがあるとすればやはり皐月賞の内容からも前半のペースを引き上げる中でアルアインより前で勝負する形。皐月賞は59.2-59.0と平均からの12.4-11.9-11.4-11.4-11.7とＬ３最速で外から動いたファンディーナのさらに外から勝負。Ｌ３最速タイでここは４角地点。ここでロスなく立ち回ったアルアインと比べてもかなり強い競馬での３着だと思っているし、そこまで差はない。ただし、この馬はスローバランスだとパフォーマンス的に少し物足りないものがあるし、ＡＪＣＣも強い競馬だったがある程度力の要る馬場で61.3-60.0とややスローも12.2-11.8-11.8-12.1-12.1とポテンシャル戦の中で番手から粘り込んだ形。今はかなり軽い馬場だと思うので、そうなるとミラノの早仕掛けがあるとしてもスローから11秒前半の脚を要求される可能性は十分にある。大阪杯が極端とはいえ61.1-57.1と４秒スローからの５Ｆ戦で速度的に苦労してアルアインに完敗なのでそこは明確に不安。ペースをしっかりと引き上げて、今の馬場なら自身でも59秒台ぐらいで入ってほしいし、その中でアルアインとの勝負なら面白いかな。

△レイデオロ

３連単逆目狙いするにはちょうどいいのかなと。今の中山2200は結局はかなり軽い馬場だったとみるべきで、そうなるとミラノが３～４角で引き上げると外でのロスが響く可能性が高くなる。その中でこの枠で内目からというのは難しい立場だし、３～４角でペースが上がった時に外から脚を使って内目前目で粘り込みを図るアルアイン・ダンビュライトを差せるかどうかやね。これが先行できればまた違うんだけど、前走のドバイシーマクラシックでは極端なドスローで掛かって当然なのに掛かったことで今回意識が下がってしまう可能性がある。中山2200はトリッキーなコース形態だし、結構本格派が苦労するコースでもある。ジャパンカップで60.2-59.1とややスロー程度、12.2-11.8-11.3-11.8-12.0のラップ推移で外目を回してキタサンを差しての内容は評価できるし、ある程度流れてもやれるけど条件があまりよくないここは差し損ねの２，３着で狙いたい。連下はレイデオロ１頭で絞る。

×ガンコ

人気してるのも嫌な感じだし、2200でこのメンツだと基礎スピードの質的に苦しいかなとも思うが追い切りが良かったから…。ただ日経賞なんかを見ても62.8-60.4と超スローからの13.3-12.2-11.9-12.0-12.4-11.9-11.6-12.5と超ロンスパになっているからね。その中で上手く３～４角で馬場の良い中目を通しつつキセキの内からしぶとく一足。この馬は２段階加速向きの馬だと思うのでスローでもミラノみたいに３角辺りで上げきった時に甘くならないかがカギ。スローの３Ｆ勝負となった日経新春杯では軽ハンデでも要所で鋭く、Ｌ１で甘くという感じでできれば本仕掛けが早くないほうがいいからミラノの競馬とは合わない可能性が高い。正直追い切り面がなければ微妙なところだが、そこを拾って。

×ショウナンバッハ

追い切りが良かったのと、基本的に軽い馬場でもトップスピードに乗ってからは質・持続力そのものは高い馬。前走の新潟記念でも結局後半特化の競馬で11.9-11.8-11.7-10.7-12.2とＬ２最速戦、後方からしぶとく脚を使って３着と対応してきている。前に行けるといっているけど多分無理だしそうなると内内で捌いてどこまでという立場。それでもミラノが早めに仕掛けるのでスピードに乗ってくるのは早いはず。そこから減速基調の直線で捌ければ。

×ブラックバゴ

こちらは恐らくレイデオロマーク。この馬もトップスピードの質・持続力を持ちながら、さらに言えばポテンシャルも持っているので早めに流れ切ってしまったほうがいいしミラノの競馬が合うタイプだと思う。中山金杯では61.5-58.3と超スローからの12.7-11.3-11.7-11.5-11.6-12.2と５Ｆのロンスパで最後方から３～４角で外目に持って行って直線鋭く脚を使ってきた。外から出し切った方がいいのでレイデオロという明確な目標が要るのも良い。それを差すところまでは難しいにせよ３着争いまでなら。

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