競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

ローズステークス 2018 出走予定馬:トーセンブレス&柴田善騎手確定

time 2018/09/13

ローズステークス 2018 出走予定馬:トーセンブレス&柴田善騎手確定

第36回 ローズステークス(GII)出走予定馬展望

日程:2018年9月16日()
コース:阪神芝外1800m

予想用・出走予定馬一覧

トーセンブレス(柴田善騎手確定)

今年はフラワーカップ2着、桜花賞4着と脇役どまりも善戦を果たしているトーセンブレスがローズステークスに出走予定だ。秋こそは主役を目指しての戦いとなるが、前哨戦は春のクラシック路線の主役が不在という状況。この舞台で結果を残し、堂々と本番に向かいたい。

ライバルという点ではやはりアーモンドアイ、ラッキーライラック、そして回避したリリーノーブルがいないわけで、桜花賞組では1番となる。ただ他との比較で圧倒的に有利ではない。それでも本質的には距離はもうちょっとほしいタイプだと思うし、オークスで取り消しになってしまったのは痛かったなあ。阪神1800は良いと思うし、あとは他の馬との比較、成長の問題かな。賞金的にも微妙(1100万あれば大丈夫かなとも思うが)なところで権利は取っておきたいしね。

フラワーC(GIII)2着

中山芝内1800m良 13頭6枠9番
1:49.2(+0.0) 49.4-47.7 S^2
12.6-11.8-12.4-12.6-12.1-12.2-11.8-11.5-12.2

まずは2走前のフラワーC2着から振り返る。中山の1800m戦である程度力の要る馬場状態だった。1000万下のマイルでも47.5-46.9、よどみなく進んで1:34.4なので標準かややタフか、ぐらい。その中でこのレースは1.7とかなりのスローからの2段階加速でL2が11.5。そこまで速いラップを問われなかったが後半型の競馬で本仕掛けが少し遅くなったかなという感じ。

9番枠から出負けして後方から、リカバーしつつ後方馬群の中で進めてい行く。道中も後方馬群の中でじっとしながら3角へ。3~4角でも後方馬群のうち目から徐々に外に出して押し上げ、4角では中団に取り付きつつ大外に持ち出し直線。序盤で中団列からじりじりと伸びてきて好位列、L1でしぶとく伸びてカンタービレに襲い掛かるがわずかにクビ差及ばず2着まで。

3~4角で内目から外に誘導しながら加速していったので多少ロスはあったと思うが、それでもL1でもうちょっと詰めてほしかったかなというところはある。ただカンタービレが力の要る馬場では強い可能性も高いし、3着がノームコア、4着がウスベニノキミでレベル的にも高かったと思うし、その中で後半のポテンシャル面は一枚上手だったかな。

桜花賞(GI)4着

阪神芝外1600m良 17頭4枠7番
1:33.8(+0.7) 46.6-46.5 M
12.3-10.7-11.5-12.1-12.1-11.5-11.3-11.6

続く桜花賞では4着と健闘したものの上位3頭からは結構離され4着争いの大接戦を制した、という程度。なのでここに入っても抜きんでているといえるほどではない。ペースは平均、そこからのL2最速11.3とそこまで速いラップではない。基礎スピードを高いレベルで問われつつも、それでも少し中弛み気味から後半のトップスピード面をある程度は問われた。

7番枠からここでは五分には出たかなというぐらい、そこから促しつつも追走に苦労して後方からの競馬となるのはいつも通り。3角で少し緩んだのでやや馬群凝縮の流れ、後方馬群の中で包まれて進路がない状況で直線。序盤で後方からマウレアの後ろをとってそこからアーモンドアイの後ろを確保。L1までジリジリとは伸びてマウレアは捕えて4着。

直線までの持って行き方で外を回しつつも包まれた状態だった。ただそこからはマウレアの後ろから上手くアーモンドアイの直後を取れたし、L1ではそれなりに伸びてきてマウレアを差したというのは一つ大きな材料といえるかな。後半のトップスピードを引き出せれば2番手グループの中に入る馬だと思う。ただ、ここでは少しペースも速かったし、中だるみはあったもののこの馬としてはちょっと忙しかったかなとは思っている。

阪神JF(GI)4着

阪神芝外1600m良 18頭4枠8番
1:34.9(+0.6) 47.7-46.6 S^1
12.4-11.3-11.6-12.4-12.2-11.9-11.0-11.5

阪神JFではスローからの決め手勝負、それも仕掛けのタイミングが遅くギアチェンジ面やトップスピードの質が結構高いレベルで要求された。L3の段階で11.9とまだ遅かったし、そこからの2F戦というイメージかな。

8番枠から五分には出てそこから無理せず後方で入っていく。ただペースも比較的遅い中で後方馬群で包まれて3角。3~4角でも後方集団で包まれて動けないままで最後方に近い位置で直線。序盤でそこから馬群を裁くのも苦労しつつ途中で進路ができる。L1での伸びはある程度見せて単独の4番手まで上がったがそこまで。

ここではより後半勝負の流れになったが、その中でトップスピードの質・持続力という観点だけでみれば結構互角に近いところでやれていたと思う。もちろん前半のポジショニングの問題が生じていたので何ともだが、もうちょっとまともに流れに乗れればというのはあったかな。終始包まれてしまった中でレース全体の仕掛けが遅かったわけだしね。まあ悪くはないが、マイルだと緩めればゲート、二の足の遅さでポジショニングに課題があるし、流れると基礎スピード面で厳しい。距離はもうちょっとあった方がいいと思う。

ローズステークス2018への展望

1800m、それも阪神ならばトップスピード戦になる可能性も高いし基礎スピード的にもいくらか楽になるだろうと。もちろん二の足が遅いのは確かだし、ゲートを五分に出たとしても後方寄り、良くて中団までだろう。後半勝負で良さが出てきた馬なので別にそこまで後ろ過ぎなければ前に行く必要はない。やはりある程度動いて出し切るイメージを持って入りたい。今のところTS持続が一番の武器ではあると思うし、ある程度速いラップでも対応しているけど伸びてきているのはL1のバテ差し地点になるからね。阪神1800は中弛みがそこそこ起こりやすいコースなので、後方から包まれて動けずとなるとL2最速のケースが多い中で差し込み切れるかどうか。JFみたいな感じになる可能性はある。前半はそこまで気にしないが中盤以降は早めに進路を取りに動いてほしい。力関係だけでみれば桜花賞・JFの内容からもやはりクラシック戦線の2番手グループ…マウレアやサラキア辺りとは互角以上の関係性になると思うし、1800への延長もプラスに働くとみていること、またある程度流れた桜花賞でもメンバ中最先着。総合的にみても不安は少ない方だろう。五分に出て中団で進められれば春の力関係から考えれば1,2の実力馬。成長しているかどうか、という面も考慮しないといけないがここは頑張ってほしいところ。重い印~連下候補でサトノやサラキア辺りと色々考えながら評価を下したい。

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過去10年の人気馬の成績では、1人気[4.2.1.3]、2人気[1.1.1.7]、3人気[0.0.2.8]と、1人気が好成績を残しており信頼できる軸馬。平均配当は馬連9610円、3連複3万5760円、3連単20万7360円と波乱傾向。二桁人気馬では、16年クロコスミア(11人気2着)、14年タガノエトワール(15人気2着)、13年ウリウリ(10人気3着)、11年マイネイザベル(10人気2着)、09年クーデグレイス(10人気3着)などが馬券圏に入り波乱を演出している。3連単では10万馬券を超える特大万馬券が7度も出ているように人気薄の好走が目立つ。

過去10年、前走、レース別の成績ではオークス組(8勝)、500万組(2勝)と夏馬を全休に充て始動戦として出走したオークスからの直行組が圧倒的な成績を残している。また、500万を勝ち上がったばかりだが夏に調子を上げた馬が勢いで勝ち上がっている。ローズS好走馬の秋華賞の成績を見てもローズS上位馬が本番でも結果を残しているように、本番に直結しているのが分かる。

オークス組からは、レッドサクヤ、サトノワルキューレ、オールフォーラヴ、カンタービレなどが参戦するが、2冠馬アーモンドアイやラッキーライラック、リリーノーブルといった有力馬は秋華賞直行のため不在となる秋華賞のトライアルレース。オークス組みで馬券になるのは!?また、夏の上がり馬に出番はあるのか!?競馬セブンでは各陣営の本音話を入手済!週末の情報はお見逃しのないようご注意ください!

騎手・調教師・馬主・生産関係者と太いパイプを持ち、公にはならない裏情報を入手できる競馬セブンだからこそ、極秘情報を入手可能。今回無料登録をして頂いた方には情報は勿論のこと最終ジャッジの『ローズS・3点勝負』を特別公開。情報配信は天候・馬場状態など、馬券に直結するありとあらゆる要素を加味したうえでジャッジするため、レース当日13:30頃の配信となるのでそれまでお待ち頂きたい。

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何悪。分析note2023



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