2019/02/02
第13回 キーンランドカップ(GIII)出走予定馬展望
日程:2018年8月26日(日)
コース:札幌芝1200m
予想用・出走予定馬一覧
クリーンファンキー(武豊想定)
前走は札幌の1200m戦UHB賞を格上挑戦で制したクリーンファンキーが武豊とのコンビでキーンランドカップに出走予定だ。洋芝の北海道シリーズで結果を残してきているだけに、この急上昇は侮れないところ。名手との新コンビで札幌の電撃スプリント重賞を制することができるか。
前走のUHB賞はオープン特別とはいえレベル的には少し恵まれた面はある。今回はかなり相手が揃ったと思うので適性面での後押しと勢いでどこまでやれるかというところ。適性そのものは面白いものを持っているので、流れの中でうまく立ち回れれば圏内も見えてくるかな。
UHB賞(OP)1着
札幌芝1200m良 10頭1枠1番
1:08.3 33.5-34.8 H^2
11.9-10.6-11.0-11.4-11.7-11.7
前走のUHB賞から見ていきたい。札幌の1200m戦でペースは1.3とかなりのハイ。ラップ推移的にはよどみなく進んでL2-1では落とさなかったが基本的には一貫したハイペース、標準馬場である程度パワー型の基礎スピード戦とみてよかったかな。
1番枠から五分には出た、という感じ。前が飛ばす流れの中で無理はせずに後方から入っていく。前にアルマエルナトがいてこれが押し上げるのでその後ろを追走。3角ではもう3列目まで押し上げて、4角で2列目の中目のスペースを取りながらも前が壁。直線で狭いところを突こうとして窮屈も何とか捌ききると、L1ではしぶとく抜け出して体一つ近く出ての完勝。
まあ流れの上ではかなりかみ合ったかなと思う。正直ゲートはうまくはなかったし、内枠の馬が先行してくれてできたスペースをアルマエルナトが押し上げて、その後ろを確保してついていくだけでよかったという感じ。3~4角では少し窮屈になりながらも馬がひるまずにしっかりと我慢して最後まで脚を使えたのは好感。ただし、この時はハンデ戦で重い馬の方が少なかったので何ともとはいえ、50kgでのもの。時計もそこまで速くないしレベル的な疑問はある。またかなりうまく立ち回ってロスなく進めたうえでのL1の伸び。ラップ推移的には減速していない中で差し切ったのでそこは評価できるとはいえ、これをこのレベルでどこまで評価できるか。突き詰めれば前半部分の課題もあるし、中盤も恵まれた面はあるからね。過度に評価するのは危険。
函館日刊スポーツ杯(16下)3着
函館芝1200m良 16頭5枠9番
1:08.7(+0.3) 34.3-34.1 M
12.1-10.8-11.4-11.4-11.3-11.4
2走前の函館日刊S杯では3着だが内容的に底は見せていない。ペースがそこまで上がらず平均、ラップ推移的にもコーナーでもコントロールされていてL2で誤差程度だが加速する形にはなっている。またL1が落ちていないのでなかなかある程度後ろから差すとなるとそれ以上の脚を直線で求められたし、加速性能も問われたと思う。
9番枠から五分には出たが二の足が遅く追走に苦労して中団ぐらいからという感じ。それでも徐々にエンジンがかかって好位の中目ぐらいで3角に入っていく。3~4角でも好位3列目で進めているが前がペースをコントロール、4角でも2列目の中目で追走するが進路を外に作り切れないまま直線。序盤ですっと出し抜くダノンスマッシュの直後をとる。L1でそのままじりじりとなだれ込んで2着争いには加わってきての3着。
ここでは馬群の中に包まれて内目、その分体力的なロスはなかったといっても3~4角でそこまで速いラップを踏んでいないし直線で加速しないといけなかった。前にいたダノンスマッシュがこのペースから楽に加速して出し抜いたのに対してこちらはそこで置かれてしまったし、かといってL1で詰めることもできずという感じ。なので前走のUHB賞で流れた中で良さが出たのは良い材料だったといえる。
UHB杯(10下)1着
函館芝1200m良 16頭1枠1番
1:08.1 33.1-35.0 H^2
11.8-10.3-11.0-11.4-11.7-11.9
3走前の1000万下勝ち、UHB杯も消耗戦での差し切りとなる。ペースは1.9でかなりのハイ、ラップ推移的にみてもよどみなく減速ラップで函館と札幌の違いはあるが前走のUHB賞に近い内容となっている。
1番枠から出負けして後方からの競馬となってしまうが、何とか内枠の先行争いのスペースをうまく押し上げて中団。道中も中団の内内で、3~4角で徐々に外目に誘導、うまく好位列に取り付いて直線。序盤で3列目から先頭列に近いところまで伸び、L1では突き放しての2馬身弱差完勝。
厳しい流れの中でうまくスペースを押し上げることができ、その勢いを維持して最後まで伸びてくるという感じ。前走のUHB賞も含めて典型的なハイペースで基礎スピードを活かしながらのバテ差しタイプになると思う。その点では今回のキーンランドCで求められる適性とはマッチしている面が多い。
キーンランドカップ2018への展望
適性的には大いに楽しみがある。特にUHB賞、UHB杯はともに洋芝でのハイペースでL1での伸びが優秀だったし、UHB賞はL1も11.7でまとめている中で差し込んできているのでまだもう一段脚を残していたかもしれない。ただし3走前UHB杯は1000万下でのもので、時計的には同日比較でみて1000万下としては速いという程度。前走のUHB賞はメンツ的には恵まれたし、時計的にはそこまで強調できるほどではない。底を見せていないという点での魅力はあるが、このメンツに入ってくると流石に流れた中で脚を使える馬も多いので簡単ではないとは思っている。特に上記の2レースはどちらも内枠でゲートの拙さを内の先行馬が通ったスペースを押し上げるという恵まれた面がある。アレスバローズではないけど、エンジンがかかってからの馬というのは最序盤の隊列が結構重要だったりするので、この馬としてもしっかりとポジションを押し上げていけるかどうか。それとこの手のタイプの馬、スピードに乗せた状態での馬群の中での進路取りという点では武豊はあまり良いイメージではない。鞍上が強化されることで人気をする可能性もあるが、前走が50kgだったことも踏まえて色々判断したほうがいいかなと。底が見えないので内枠でも外枠でも怖さはあるんだが(特にここ2走は程度の差はあるも出し切れなかった可能性があるから。)、それでも強く狙うにはちょっと足りないかなという感じ。3着ヒモ穴候補で人気とにらめっこしつつになるかな。仮にかみ合ったとしてもドンキやナックビーナスの宮記念コンビを上回ってくる可能性は低いと思っている。
最近登場した「うまとみらいと」というサイトの指数がかなり当たっていて利用者が急増していると編集部内でも話題になっています。
コラボ指数:12月28日(木)的中率結果
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単勝:87% 複勝:100% 馬連:66.7%
ワイド:91.3% 3連複:54.2% 3連単54.2%
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コラボ指数:12月24日(日)的中率結果
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単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 3連複:41.7% 3連単41.7%
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コラボ指数:12月23日(土)的中率結果
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単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 3連複:25.0% 3連単25.0%
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一般的に3連単の的中率は10%程度なので、
平均の約3~4倍、、
さらには、的中を重視したいときには「的中率90%の反則技指数」、高配当を狙っていきたいときは「魅せる穴馬HitMake」と使い分けることができる。このあたりは、その時々のお財布事情次第で使い分けるとよいとは思います。