競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

札幌記念 2018 出走予定馬:サングレーザー&福永確定

time 2018/08/16

札幌記念 2018 出走予定馬:サングレーザー&福永確定

第54回 札幌記念(GII)出走予定馬展望

日程:2018年8月19日()
コース:札幌芝2000m

予想用・出走予定馬一覧

サングレーザー(福永確定)

今年はマイラーズカップで強敵モズアスコット・エアスピネルを撃破したサングレーザーが札幌記念に出走予定だ。ただ昨年のマイルチャンピオンシップでは3着、安田記念では5着とあと一歩で詰めの甘さを見せてしまった。今回は2000mに挑戦となるが、これが吉と出るか?凶と出るか?

馬場に関しては不問だと思うし、マイルでは無理をせずに末脚を引き出してきているのである程度は距離への対応力も見せていると思う。2000mなら全体である程度流れたほうがいいかな。

マイラーズカップ(GII)1着

京都芝外1600m良 14頭4枠5番
1:31.3R 45.8-45.5 M
12.2-10.7-11.0-11.9-11.4-11.2-11.2-11.7

2走前のマイラーズCでは超高速馬場の中でレコードをたたき出してきた。ペースは平均だが46秒を切ってきたし、後半も45.5と高いレベルでまとめてきた。後半はL3最速タイだしL4の段階で11.4と速いラップを踏んでいるようにかなり早い仕掛け。正直上位3頭がパフォーマンス的には抜けていた中で流石の決め手を発揮。

5番枠から五分のスタート、そこから無理はせずに控えて中団でエアスピネルを見ながら進めていく。3~4角でも中団のうち目で我慢しながらエアスピネルを目標にうまく直後をとってロスなく直線へ。好位列からスッと反応してエアスピネルの外から伸びて3番手。L1で2馬身ぐらいあった中でしっかりと差し切っての完勝だった。

超高速馬場で平均で流れていた、つまりマイルの流れの中で後半の4F戦。出し切りやすい形で内内でロスなく立ち回って直線で外と理想的だったし、それでもL1の伸びは非凡。何せ相手がモズアスコット・エアスピネルだったわけでこれはかなり強い競馬だった。出し切って強い高速馬場でも強いガリバルディが勝負になってなかったというのもインパクトとしては大きい。ただやはり全体で流れたほうがいいというのはあるかなと。

安田記念(GI)5着

東京芝1600m良 16頭8枠15番
1:31.5(+0.2) 45.5-45.8 M
12.2-10.8-11.2-11.3-11.3-11.4-11.4-11.7

安田記念では外枠でもあり恐らく勝負に行く前半のポジショニング。ただ、それで前半も速い中で脚を使わされた感はあるし、5着といってもハイレベル戦。決して悪くはないがモズアスコットに逆転された点からもマイラーズC比較でみれば落ちる。中盤の淀みが全くない流れの中に乗ってしまったし前半少し足を使ったのが響いたかな。

15番枠からやや出負け、外からじわっとリカバーを狙うが好位の外までで先行勢もスペースをくれずに壁を作れず掛かり気味に3角。3~4角でも外々を追走して中団に下がって直線。序盤で追い出されてそれでもそこからしぶとくジリジリ食らいつく。L2では2列目に食らいついてくるがL1まで決定的な脚は使えずの5着だった。

外枠で勝負に行った面もあるしそこは仕方ないと思う。ただ結果的にみると前半というより中盤以降でよどみなくタイトという流れで中途半端なポジションになり3~4角でのロスが多く出して言った割に中団で勅撰という形になってしまった。まあ正直内枠有利の展開・馬場だったと思うのでその中での5着は十分評価していいと思う。ただし、やはり前半あまり脚を使って良いか?といわれると少し微妙なところはあるかな。もちろん基礎スピードが問われて出し切って良さが出ているのでドスローすぎても…というのはあるしその辺は難しいところ。

マイルCS(GI)3着

京都芝外1600m稍 18頭2枠4番
1:33.9(+0.1) 46.7-47.1 M
12.2-10.8-11.6-12.1-11.9-11.5-11.6-12.1

4走前のマイルCSがマイル以上の適性面…とりわけポテンシャル戦としての目途という点ではいいかもしれない。稍重で力の要る馬場、ペースも平均だがやはりパワー型の競馬になっているので46.7と絶対的には遅いし中盤で12.1-11.9と緩いラップも踏んでいる。そこからの最速ラップはL3の11.5で仕掛けとしては出し切りやすいが速いラップを要求されたわけではないと。

5番枠から五分のスタート、内枠でもありある程度様子を見ながら無理はせずに中団の内内で進めていく。3~4角でも中団馬群の内目でエアスピネルの直後を狙いながら直線。序盤で外に誘導しながらだがここでエアスピネルの反応に見劣る。それでもL1でしぶとく食らいつくが最後はペルシアンナイトの決め手に屈し、エアスピネルとの差を詰めるも3番手まで。

L2の直線地点での反応がいまいちだが、もともとエンジンのかかりがそこまでよいタイプではないし、実際マイラーズCでも超高速馬場でL4から速いラップの流れでエアを目標にとエンジンがかけやすい状況だった。馬場が重くてもやれるが加速性能が高いわけではないし、L1でのバテ差しで来ているように基本はポテンシャル面の良さだとみている。ただ逆に言えば素材的には底をみせなかったわけなので、これなら距離延長でも流れれば怖いなというだけの材料にはなると。

2018札幌記念への展望

まあ2000となるとどうか?という面はあるが、個人的にはエアスピネルよりは2000適性は高いかな?という感じはしている。一つはやはりマイラーズC、マイルCSで後半型の競馬で底をみせずという点。特にマイルCS3着の場合は力の要る馬場でL3最速、ポテンシャル戦で速いラップの地点では少し足りなかったがL1の減速で来ていた。この辺からも素材型の可能性が高いので、これなら2000でも末脚の絶対量でやれるだけの可能性はあると。また、マイル路線が今の段階では一番レベルが高い路線だと思っているし、それもここで狙いたいという気持ちが強くなる要素。スワーヴ3着はいい意味で意外だったが、ペルシアンが詰まったとはいえ安田記念でイマイチだったのも意外だった。その中でこちらもロスが多く難しい競馬になったし、前半少し足を使って甘くなったのもある。マイルがベストに近いとは思うんだけど、この感じなら2000は問題なく戦えると思っている。このメンバー構成で感じるのは地力だけで見れば通用するし馬場も問題ない、あとは2000がどうかだけ。感覚的には十分戦えると思っているので軸の一頭にはしたいという感じかな。

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何悪。分析note2023



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