競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

小倉記念 2018 出走予定馬:マウントゴールド&浜中想定

time 2018/08/01

小倉記念 2018 出走予定馬:マウントゴールド&浜中想定

第54回 小倉記念(GIII)出走予定馬展望

日程:2018年8月5日()
コース:小倉芝2000m

予想用・出走予定馬一覧

マウントゴールド(浜中想定)

準OPでなかなか勝ち切れなかったが、前走の下鴨ステークスで接戦を制してオープン入りを果たしたマウントゴールドが小倉記念に出走予定だ。どういう展開でも対応していたが、あと一歩の詰めの甘さがなかなか埋まってこなかった。小倉の2000mという舞台、厳しい流れの中で良さを引き出し詰めの甘さを克服できるか?

あるとすれば基礎スピードを高いレベルで問われてパフォーマンスを上げてくれば、というぐらいしかない。正直後半の決め手勝負ではこのメンツでは分が悪いので、ゆったりした流れになると難しいだろう。流れた中で良さが出るかも分からないが、可能性としてはそこに賭けるしかないしある程度積極的に流れに乗ってできるだけ前目内目を取りたい。

下鴨ステークス(16下)

京都芝内2000m良 16頭1枠1番
1:58.8 59.5-59.3 M
12.2-11.3-12.0-12.0-12.0-12.1-11.9-11.5-11.7-12.1

前走の下鴨Sを振り返るが、この一戦自体がなかなか詰めが甘いスズカルパンとのたたき合い。ペースが平均、そこからL3最速なので4角地点で速いラップを踏んでいるがトップスピードは問われていない。前半の基礎スピードと後半のポテンシャルのバランスが問われた一戦。

1番枠から好発を切ってじわっと追走も好位列ぐらい。外から切り込んでくる馬が多いがうまく3列目の内でスペースをとってロスなく進めていく。道中も前4頭がある程度引っ張る流れを徐々に取り付いて3列目の内で進めて3角。3~4角でも仕掛けを待ちつつ2列目の内から4角で中目に持ち出して直線。序盤でしぶとく先頭列に並びかけて抜け出しを図るが外からスズカルパンも食らいつく。あとは2頭の詰めの甘い馬同士のマッチレースを何とか制した。

スズカルパンもそうだが後半の末脚勝負に特化して他が余力があるとここまで伸びない。逆に全体である程度流れた中でタイトに立ち回って直線までロスなく運べると、他が削がれている分だけこちらが伸びるという感じ。このレースでは全体のペースも平均で流れてそこで内枠から1~4角全てでロスを最小限に進められているし、L3最速というのも内にいたこの馬としては良い展開だった。基礎スピードが問われても自分の脚を引き出せたという点の評価は必要だと思う。ただそれでもスズカルパンとの比較でみて最後は甘かった。

サンタクロースS(16下)4着

阪神芝内2000m良 10頭7枠7番
2:01.9(+0.2) 63.2-58.5 S^5
12.6-11.2-13.5-13.0-12.9-12.6-12.0-11.2-11.2-11.5

負けパターンは4走前のサンタクロースSだと思う。ペースが極端に遅く4.7でS^5レベルとしか言いようがないぐらいには遅い。そこからの3F戦といっていいだろう。後半勝負に特化していてトップスピードの質、持続力の乗算…末脚の絶対量を要求されている。

7番枠からまずまずのスタートを切って小頭数でもあり楽に先行できるが前がペースを引き上げないのでドスローの流れ。道中も手綱を引っ張りながらではあるが楽に折り合ってスローの流れを作る。3角でもまだ動かないで我慢していたら流石に外から一気に来られたのでここで仕掛けてダンビュライトの内から抵抗する。序盤でも末脚で優位性を確保できず、L1でも下がりはしないが3着争いでも見劣っての完敗だった。

ここまでドスローだとみんな余力がある状況。そこで先に動いた各馬に対してこちらはワンテンポ待っての仕掛けになっているが、それでも直線で甘くなっているように絶対的な末脚勝負ではどうしようもないなというのは感じたかな。正直同じように流れた中で良さが出るダンビュライトにこの展開で力負けしているようでは準OPでまごついていたのも納得ではあるかな。

湾岸ステークス(16下)3着

中山芝外2200m良 10頭8枠10番
2:12.3(+0.2) 60.0-59.6 M
12.1-11.5-11.9-12.0-12.5-12.5-12.1-11.6-11.8-11.8-12.3

3走前の湾岸Sも悪くはない。ペースは平均で進んでいてそこからのL4最速なので後半はポテンシャル勝負。よどみが小さいので前半の基礎スピード面、後半のポテンシャルのバランスが問われた一戦で、これも前走の下鴨Sに近い競馬かな。

10番枠からまずまずのスタート、じわっと2列目の外につけていく感じ。道中も割と縦長の流れの中で先頭集団4頭に入って進め、緩めてはいないが徐々に後続に差を詰められて3角。3角では2列目の内から促されつつ追走、4角でも内目を回して直線。序盤で追い出されるがじりじりとしか伸びない。それでも2列目内内からラストまでしぶとく伸びて2着争いは僅差のところまで持ち込んだ。

勝ったのがコルコバードでこういう少し時計がかかる中でのタフな競馬ではめっぽう強いタイプだし、これを相手にそう差のない3着なら悪くはないと思う。2200は若干長いかもと思っていたんだが、全体で流れた中で2列目を取れたのもあるし、やっぱり前後半のバランスが問われたほうがいいんだろうなと。それとポテンシャル戦では手ごたえ以上にL1まで踏ん張れる印象。前半の基礎スピード・後半のポテンシャルのバランスが問われると、ポジショニングも含めて良さが出やすいのかなと。

2018小倉記念への展望

少なくともスローでは難しいと思うし、今の段階では平均ペースまで上がってこないとまず勝負にはならないと思っている。ただし、もう一段ペースが上がって良いタイプかどうか?というのまではちょっと読めないところもある。基本的には結果を出しているときは平均ペースで後半に速いラップを要求されていないときに偏っているし、ハイペースになったときにいつも先行する馬だけに結果的にオーバーペースに巻き込まれる、という懸念も出てくると。ただ、馬券的に面白い馬なのは確かだと思うし、折り合い面でそんなに苦労していないので、前半出していきながら前の出方次第で内ポケットに入り込むという選択も取れる。小倉記念の傾向からも仕掛けは早くなりやすいのでそこで内内で潜んでいたらの怖さはあるかな。結構強敵が多いのでそこは何ともだが、適性的にはマッチする可能性は十分あるので警戒したい。まあでもスズカルパンレベルとの比較でギリギリだと、内枠で条件が揃っても2着・連下までの評価としたいかな。

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第54回 小倉記念(G3)

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何悪。分析note2023



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