2019/02/02
第10回 レパードステークス(GIII)出走予定馬展望
日程:2018年8月5日(日)
コース:新潟ダ1800m
予想用・出走予定馬一覧
グリム(内田博)
青竜ステークスでは先行策からしぶとく抜け出し強敵スマハマを撃破したグリムがレパードステークスに出走予定だ。前走のユニコーンステークスでは内目で包まれて動けず9着と力を発揮しきれなかった面もある。ここは名誉挽回の舞台、得意の先行策で強豪をまとめてねじ伏せよ。
前走のユニコーンSは確かに難しい競馬にはなったが、その難しい競馬の中で同じように包まれて苦しくなったグレートタイムに見劣ったのは確かかなと。ただしこちらは先行力、基礎スピード面は上だと思うので、うまく先行して3画までのポジション差を取って、かつ前を向ける番手~2列目外を取れてしまえばかな。地味にダートスタートは初めてになるのでそこでしっかりと二の足がつけば。
青竜ステークス(OP)1着
東京ダ1600m稍 12頭8枠12番
1:36.9 47.5-49.4 H^2
12.4-11.4-11.6-12.1-13.0-12.6-11.8-12.0
青竜S勝ちから振り返る。東京マイル戦にありがちな中弛みが強烈な一戦。ペースは1.9でかなりのハイ、これを単騎逃げ馬が引っ張る形となる。L4の4角地点から直線前半L3地点で13.0-12.6と遅い流れになっていてそこからの加速でL2最速11.8とかなりトップスピードの質を要求されている。
12番枠から好発を切って内の各馬の出方を見ながらじわっと追走、2列目の外で様子を見る。途中から前がある程度引き離していくので4番手ぐらいで無理はしない。3~4角で逃げ馬が一気にペースダウンしたのでここで自然に取りついて前を向いて2列目で直線。序盤で軽く促されて反応自体は地味。それでもL2の最速地点で先頭に立ち外からくるスマハマとの一騎打ち。最後まで一騎打ちのたたき合いが続いたが何とか頭差退けた。
3着のオメガパフュームがJDD2着、さらに1000万下でかなり強い勝ち方をしているし、スマハマもヒヤシンスSの内容が良かったしこの強敵といえる2頭を中弛みからの再加速戦でしっかりと勝ち切ったのは大きい。少なくともペースの緩急そのものには対応してきたし単調な馬ではないと。また距離を延ばして良さが出たといっても良いと思う。ただし中弛みの地点で外目、前を向ける位置にいたこと、そこでじわっと押し上げながらの流れでもそこまで反応が良くなかったのは今となってはあるかもしれない。
ユニコーンS(GIII)9着
東京ダ1600m重 16頭4枠7番
1:36.2(+1.2) 47.1-47.9 H^1
12.2-10.8-11.8-12.3-12.3-11.9-11.5-12.2
前走のユニコーンSでは重馬場の中ではそこまで速いペースでもなかったし、中だるみもあったが青竜Sほど極端というほどではない。ただ軽い馬場だったので最速は11.5とL2でかなり速いラップを要求されたし、もちろんだがここに向けてどう入ったかが勝ち負けでは重要なポイントだったと思う。そういう意味では力を出し切れなかったと思うが、同じような状況だったグレートタイムはL1で伸びて2着を確保してきたのでその辺をどう判断するかだろう。
7番枠からまずまずのスタートから押して先行争いに加わっていって、最終的には2列目に控える。道中も2列目の中目で我慢の展開。3~4角でペースダウンする中で2列目の一つ外で進めて直線だがここで進路がない。少し置かれつつも前の馬が下がってきてここで一気に中団まで下がる。L1で同じように不利を受けたグレートタイムが伸びる中でこちらは伸びきれずの完敗だった。
流れに巻き込まれたのもあると思うけど、要所での反応で見劣ったのはあるしその結果進路確保できずにL2の手前で大きく下がってしまったのは致命的だったと思う。もちろん前述している通り、グレートタイムはそこから伸びてきているし、そういう競馬になると難しいなというのはある。青竜Sでも再加速の競馬に対応したのは確かだが、あの時は外から中弛みでじわっと取り付いた流れだったし、最速地点に向けての入り方が良かったが出し抜くというよりちょっと反応が鈍かった感じもあった。これが馬群の中で包まれてしまうとより難しくなってしまうのかなというのは感じたかな。しっかりと2走前の青竜Sのように前を向いては入れれば違うと思うし、十分逆襲する余地はあると思う。
500万下1着
阪神ダ1400m良 10頭3枠3番
1:24.5 35.9-36.1 M
12.3-11.3-12.3-12.5-12.3-11.7-12.1
個人的には3走前の阪神1400の内容から距離はもっとあった方がいいなと感じた。ペースは平均でコントロールされてそこからの2F戦というような感じだが、阪神のL1坂の上りの地点でも12.1でまとめているように1400戦では平均的な競馬で後半を高めてきている。
3番枠から五分のスタート、促して先行争いに加わり最終的には番手の外に。ペースも上がらない中で楽に進めながら3角。3~4角でじわっと仕掛けながら逃げるコパノキッキングに食らいついて直線。序盤の最速地点でしっかりと捕えてL1でしっかりと差を広げての完勝だった。
3着のエングローサーがユニコーンSでも3着なわけで、それを考えると中弛みからの後半勝負というカテゴリーで強い競馬をしてきたのは確かだと思っている。時計的にも優秀な中でラップ的に破格という感じ。その中で楽に先行できたのは1400にしてはペースが遅かったのもあるし、そこでゆったり入ってこの決め手を引き出してきた。この感じなら芝スタートでペースが上がりやすい1400路線よりもうちょっと距離が延びて楽に入れる方がいいだろうというのは感じたかな。
2018レパードステークスへの展望
勝ち切れるかどうかまではともかくとしても、単純にこれまでのパフォーマンスを見て中心となるべき一頭なのは間違いないと思う。ただし、やはりユニコーンSでは包まれて要所ですっと動けなかった。2,3走前の内容を評価するとしてもいずれも外目で前を向いているということが前提になる。新潟の場合は3~4角が急コーナーでなかなかペースが上がらないから、緩い流れで内内から直線馬群を捌きながら加速するというのは難しいかも?という感じ。なので安定するならこれも出来れば外目の枠が望ましい。特にダートスタートは初めてになるのでこれが吉と出るか凶と出るかはやってみないとわからない面もある。序盤で出負けして中団以下で包まれてしまうと良さが出ない可能性がかなり高くなるので、内枠だとリスクをかなり背負うかな(もちろん吉と出てポンと出て逃げ番手、という可能性もある)。1400は短いと思うし青竜Sの勝ち方から反応が悪かったけどL1でスマハマやオメガパフューム相手に寄せ付けていないので末脚の絶対量は結構見せていると思う。新潟1800でうまく2列目外を取れればというところだし、これまでの内容からもゲート自体は上手いのであとはダートスタートがどうか、枠順次第かな。本命候補にはなるけど今年は良い意味で混戦だと思うしもうちょっと色々見ていきたい。面白い穴馬候補も多い印象なので。
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