函館11R STV杯 予想：本命09ドウディ

函館11R STV杯(10下) 芝1200ｍ
馬場想定：稍～重、タフな馬場想定

展開予想

金曜正午の段階で重馬場、明日も雨がぱらつくかも？という感じなので道悪想定で良いかな。タフな馬場とみておきたい。

展開予想だが逃げ馬候補はそれなりに多く、アポロノリュウセイがまず主張、そのうちからラッシュアウトも抵抗して、さらに芝スタートのダートで逃げてきていたカフジオリオン辺りも絡んでくる。この３頭がハナ争い。それを見ながら内からヒルノマゼランや外からショウナンマッシブというところ。馬場が重いので34で入ればまずハイペースだし、34.5だとしてもおそらく10秒を切ってくるのは難しい馬場なのでそれでもハイペース。このメンツだとハイペースになる可能性がかなり高いかなと。

予想

◎09ドウディ
○13ロイヤルメジャー
△02ヒルノマゼラン
△03リュウノユキナ
×05コロラトゥーレ10ダノンハイパワー
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎ドウディ

基本的に厳しい流れの中で脚を削がれずにしっかりと最後までばて差せる馬を狙うべきという点ではこの馬になる。２走前のＨＴＢ杯の場合は32.7-35.1とかなりの高速馬場でペースというより前半が32.7と非常に速くてここで追走に苦労してしまった。ラストは来ていたけどいわゆる質的な基礎スピード負けという感じ。それが前走の道新スポーツ杯では重馬場でタフな馬場状態、34.1-35.8とハイペースでも前半が34.1で収まったので中団では追走できたし、ラストまでしぶとく伸びてきたのは同じ。基本的にはこういう感じでばて差す競馬を1200ではすべきで本質的にはちょっと短い距離だと思う。その点でも今の函館の道悪でやれる馬なのでこの馬から入りたいかな。

○ロイヤルメジャー

相手もこの馬に。これも２走前のHTB杯では32.8-35.1と高速馬場で極端に速いペースの中で中団で追走しながらジリジリ。ただしこちらは馬場というよりはどちらかというと休み明け初戦というのもあったかなと。前走のUHB杯では連闘で33.1-35.0とかなりのハイペース、11.8 – 10.3 – 11.0 – 11.4 – 11.7 – 11.9と淀みない流れを好位外からしぶとく伸びて２着とは際どい差の３着。３走前の周防灘特別の勝ち方からもわかるように本質的にはハイペース向きだと思うし、その中でしっかりと脚を使えればというところ。

△ヒルノマゼラン

前走時から比べるとチップでの動きが劇的に変わっている。前走時は減速ラップで13.1と終い落としていたのが今回は全体も出してきたうえで37.6-12.3と加速ラップを踏めている。叩いての上昇を期待したいのと、３走前のウインソワレ戦でもそうだがハイペース適性そのものは見せている。今の馬場だと1400ぐらいの馬でもちょうどいいと思っていて、その中でパワー型基礎スピードを持って、状態面での押し上げがありそうなこの馬は拾っておきたい。

△リュウノユキナ

穴目からはこの馬かな。ここ数走は結果が出ていないけど、前走は明らかに高速馬場で基礎スピードの質で足りず。２，３走前は相手も強いし距離。ベストバウトがすずらん賞でこれが力の要る札幌最終週の1200で34.2-36.6と超ハイの消耗戦でバテ差してきている。根本的に1200だと時計がかからないと足りない馬なので、逆に言えばそういう馬場での消耗戦でこそ狙うべきだろうと。

×コロラトゥーレ

前走の道新スポーツ杯が大外枠から雁行状態を嫌って好位に下げて３～４角で包まれてしまって少し進路確保で苦労したというのがある。し、２走前のHTB杯でもしっかりと高速馬場の32.8-35.1の超ハイに対応してきたと。純粋スプリンターっぽいので1200でもここまで悪化してどうなのかはあるが、前走だけやれれば再度警戒は必要かな。

×ダノンハイパワー

これも前走の道新スポーツ杯組ではあるが、その中では割と噛み合っての４着という感じ。内のスペースをうまく拾いながらの競馬ができたので前走以上となると微妙といえば微妙。ただここではそれでもチャンスがあると思うし、この馬の良いところは３走前の仲春Ｓで阪神1400のハイペースの流れを好位からしぶとく伸びて勝ち切っているという点。今の馬場だと質的にはそこまで要求されないので1400ベストの馬でも十分戦えると思う。道悪は問題ないし有力馬の不安が少なくないことを考えると、この馬も拾っておきたい。