競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

函館記念 2018 出走予定馬:トリコロールブルー&ルメール想定

time 2018/07/11

函館記念 2018 出走予定馬:トリコロールブルー&ルメール想定

第54回 函館記念(GIII)出走予定馬展望

日程:2018年7月15日()
コース:函館芝2000m

予想用・出走予定馬一覧

トリコロールブルー(ルメール想定)

今年は飛鳥ステークス、大阪城ステークスと連勝で充実の時を過ごしているトリコロールブルーが函館記念に出走予定だ。前走の鳴尾記念では1周コースの2000mでも3着としっかりと結果を残してきた。今夜ベルギーとの決戦となるフランス代表エムバペのような強烈なトップスピードを引き出すか?或いはカンテのような無尽蔵のポテンシャルを引き出せるか?

扱いに困る馬その2、という感じ。ここ3走がいずれも違うパターンで結果を出してきていてこれは良い材料。また5走前の日高特別が結果的にレッドローゼズとの比較で考えれば結構強い。力の要る馬場で前半から流れてどうかというのはあるんだけど、結構高いレベルにいるんじゃないかなあと…。ここでもやれると思うが多分上位人気なんだよなあ。

大阪城S(OP)1着

阪神芝外1800m良 12頭2枠2番
1:45.3 47.4-45.7 S^2
12.7-11.1-11.4-12.2-12.2-11.8-11.5-10.7-11.7

2走前の大阪城Sから振り返る。阪神の1800m戦でワンターン、かなりの高速馬場でペースは1.7とかなりのスローからのL2最速10.7。トップスピードの質がかなり問われた一戦で、L3の時点ではまだ11.5とおそらく無酸素運動にはなってない状況。恐らく騎手としてはそこそこには流れた感覚で全体の仕掛けが遅れたパターンにはなると思う。

2番枠から五分には出た、という感じでそこから促しつつ好位の内目に入っていく。道中も前にスペースを置いて下げながら中団から後方に近いところまで。3角手前で前のスペースをじわっと詰めながら徐々に差を詰め、4角では3列目の位置で前のスペースをうまく詰めて勢いをつけつつ進路を探って外。ただ序盤で進路確保で苦労して途中で捌いて2列目、L1でしぶとく伸びてしっかりとグァンチャーレを競り落とした。

3~4角までうまく前にスペースを保ってそこから勢いに乗せてどこかで進路を取れればよかったが、直線入りでもまだ苦労していたようにそこはかみ合ってなかった。ただL2最速でそういった苦しい形になりながらも捌いてすぐに伸びてきたし、下り坂地点とはいえ鋭く反応できた点は高く評価しないといけないし、トップスピードの質的にもかなりのものを見せたかなと。正直グァンチャーレが勝つ競馬だったと思うのでそれを捕えたということを考えると侮れない。

鳴尾記念(GIII)3着

阪神芝内2000m良 11頭5枠5番
1:57.7(+0.5) 58.2-59.0 H^1
12.1-10.5-11.6-12.0-12.0-11.9-11.8-11.7-11.6-12.0

前走の鳴尾記念では1周コースでそれなりの内容。この時は超高速馬場でレコードが出ているようにペースもややハイ。よどみなく進んでのL2最速戦で、質の高い基礎スピードとポテンシャル面もある程度問われたかなと。

5番枠から五分のスタート、そこから無理せず控えて中団から後方に下げていく形で進めていく。道中もトリオンフを見ながら中団やや後ろぐらいで進めて3角。3~4角で外から動くトリオンフの後ろから仕掛けて鞭が入って直線。序盤でそこからの一伸びが欲しかったが地味でまだ4,5番手。L1でも前2頭との差は広がって3着確保まで、という感じ。

かなり軽い馬場だった中でこれだけ流れてしまうと流石に追走で脚を使った形かなと思う。トリオンフやストロングタイタンなんかはそこからの一足を鋭く使えていたし、こちらはそれが削がれていたというイメージで良いと思う。前半要素が問われた中で後方で脚を溜めながらもそれが削がれていたのであればやはりペースはできるだけ落ち着いた方がいいのかなという感が強い。ここ2走なら大阪城Sの方がパフォーマンスは高かったかな。

飛鳥ステークス(16下)1着

京都芝外1800m良 11頭6枠7番
1:48.2 48.8-46.8 S^2
13.0-11.5-11.8-12.5-12.6-11.9-11.8-11.5-11.6

3走前の飛鳥Sでは4F戦と比較的仕掛けが早い中でもしっかりと結果を残した。ペースは2秒でかなりのスローからの4F戦でL2最速という感じ。そこまで速いラップを問われていないポテンシャル戦となっている。

7番枠からやや出負け、そこからじわっと促しながらリカバーして中団で進めていく。道中も前がスローにコントロールする流れの中で中団外で折合に専念。3角下りからのペースアップで中団外からロスがありながら直線を向く。序盤で外からしぶとく伸びてここで一気に2番手に上がる。L1で粘り込むプロフェットをしっかりと競り落としての勝利となった。

後半のポテンシャル戦という中で3~4角でもある程度早いラップを踏んでいた。直線でもう一段の鋭さを引き出せていたので前半余力があればこれをしっかりと引き出せるという見方で良いと思う。多分だが2段階加速的競馬をしてきているので、距離に関してはもうちょっと長くても問題ないと思う。逆に言えば日高特別もそうだがやっぱり基本的には前半はムリなく入って後半のポテンシャルなり、トップスピードの質なり、末脚を高めてくるタイプだと思うので、前半のペースが上がった時にどこまでやれるかがポイントになると思う。

2018函館記念への展望

基礎スピード面に関しては高いレベルでは何とも言えないが、ひとまず前走の鳴尾記念では一定のめどは立ててきた。ただやはりバランス的に前半が上がった時にこの馬の持ち味であるポテンシャル面やトップスピード面は引き出せなかったともいえるし、これまでの傾向を見ても今の段階ではスローの方が望ましいと思う。ただそれ以外では不安は小さい。トップスピードの質も高いレベルにあるし、軽い馬場でも力の要る馬場でも問題ない。日高特別勝ちも相手がレッドローゼズでこれを強い勝ち方で捻じ伏せてきているのでスローからのポテンシャル戦でもこのメンツなら通用していいだろう。ペースが上がって不安といってもこなしてきているので、まず軽視はできないかな。あとはどの程度強く狙うのか?というところ。レッドローゼズとの比較でエアアンセムとみれば少し人気しすぎな感はあるけど、近走のパフォーマンスも上げてきていると思うし成長を考えるともちろん侮れない。非常に判断が難しいところで一応連下扱いとしたいけど、場合によっては重い印も視野に入ってくるかな。菊花賞は極端な馬場だったし、力の要る馬場自体は問題ないからね。

PR-4頭に絞れてさらに2頭くる夏競馬

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先週はその有力馬4頭のうち2頭ないし3頭入賞決着

せっかくなので一緒に見ていきましょう。

2018年7/7(土)函館11R 五稜郭ステークス
マイスタイル 1番人気ー1着
スティッフェリオ 2番人気ー2着

ドレッドノータス 4番人気ー3着
アクート3番人気ー7着

2018年7/7(土)中京11R 豊明ステークス
エイシンティンクル 4番人気ー1着
レインボーフラッグ 1番人気ー2着

オールポッシブル2番人気ー13着
エスティタート3番人気ー5着

2018年7/8(日)函館11R マリーンステークス
ユラノト 1番人気ー1着
ハイランドピーク 2番人気ー2着

ストロングバローズ5番人気ー12着
メイショウスミトモ10番人気ー9着

2018年7/8(日)中京11R プロキオンステークス(G3)
マテラスカイ 5番人気ー1着

インカーテーション 1番人気ー2着
ドリームキラリ4番人気ー6着
キングズガード3番人気ー7着

先週ここの有力馬4頭の50%は入賞してたんです。

HitMakeの有力馬4頭を軸馬にするのもあり!な週でした。

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何悪。分析note2023



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