競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

帝王賞 2018 出走予定馬:テイエムジンソク&古川吉確定

time 2018/06/26

帝王賞 2018 出走予定馬:テイエムジンソク&古川吉確定

第41回 帝王賞(JpnI)出走予定馬展望

日程:2018年6月27日()
コース:大井ダ2000m

予想用・出走予定馬一覧

テイエムジンソク(古川吉確定)

次世代のエース候補、昨年のチャンピオンズカップでは番手で粘り込んで2着のテイエムジンソクが帝王賞に出走予定だ。今年は東海ステークスで鮮やかに逃げ切ったもののフェブラリーステークス、前走の平安ステークスと物足りない結果に終わった。今年こそは大舞台で勝利の美酒を浴びたい、上半期の総決算で実現できるか。

う~ん…まあフェブラリーSは仕方ないかなと思っているけど、平安Sの負け方がなあ。本質的にはあんまり長距離向きっぽい感じではないかもしれない。ただ大井2000ならL2での加速が起こりやすいし向こう正面での仕掛けにでもL3で緩んでL2で加速になる可能性が高いからね。前半からある程度引き上げてロンスパの度合いを小さくしたいところ。

東海ステークス(GII)1着

中京ダ1800m良
1:51.8 49.5-50.3 H^1
12.7-11.1-12.9-12.8-12.0-12.2-12.7-12.4-13.0

今年の東海ステークス勝ちから振り返る。ペースは0.8でややハイに突入という程度。そこからのL5最速戦なので結構後半のポテンシャル要素がそこそこ問われていてL2で再加速と2段階加速の競馬になっている。個人的には右左の差はあれど、大井の2000に近いラップ推移ではあるなと。

8番枠からまずまずのスタートを切ってじわっと主張、1角までにハナを取り切る形。道中もペースをある程度流れさせてしっかりとややハイで3角に持って行く。3~4角でも楽な手ごたえで直線。本仕掛けはL2の坂の上りでここで出し抜きを狙うがコスモカナディアンが唯一食らいつく。それでもL1までほとんど寄せ付けず、3着以下は突き放しての完勝だった。

一応ここでは向こう正面地点が最速になるのでポテンシャル要素を問われているのは間違いないが、3~4角で息を入れたことでL2で再加速する余力があったし、2段階加速的な競馬。かつ全体でそこそこペースを引き上げているのでそこまで後半勝負というほどでもないと。その中でしっかりと前半の基礎スピード面、ポテンシャルをある程度見せつつL2で動いてきたと。加速性能自体は高い馬で、そこまで速いラップを要求されなければギアを上げ下げするのはできる。ここではロスが多かったとはいえクインズサターン辺りをちぎっているんだけどなあ。強い競馬だったはず。

平安ステークス(GIII)6着

京都ダ1900m稍 16頭3枠5番
1:57.6(+0.3) 50.5-48.7 S^2
7.1-11.5-12.5-13.1-12.5-11.9-11.7-12.1-12.3-12.6

前走の平安Sはペースが遅すぎたことで仕掛けが早くL4最速でポテンシャル特化戦。道中仕掛けてからはL3-2-1と減速しているわけで、こういう競馬で良さが出なかったという点からもあまり後半特化は向いてない、というのは感じる。フェブラリーSからの立て直しもあったが。

5番枠から好発を切っていたが消極的な進め方、外から各馬を行かせて2列目のポケットを試すような感じ。道中も緩い流れで手綱を引っ張りながら進めていたら外から一気にミツバが上がっていったのでそこでペースアップ。3~4角でも2列目のポケットで最短距離を通しながら直線。序盤で進路確保できていたが追われてからの伸びがない。ラストまでじりじりと食らいつくも6着完敗だった。

まあ2,3着と比較すればそこまで悪くはないんだけど、L4最速でここが3角地点。3~4角でロスなく立ち回れたのはかなり大きかったと思うし、それでも結果が出なかったことを考えるとポテンシャル特化が合わなかったと考えるほうがいいと思う。恐らく馬群の中を試したんだろうけど、前半でああいう緩い流れになってしまうと後半の決め手勝負でどうこうという馬ではないかな。やはり機動力と基礎スピードをうまく活かしてレースを作っていきたい。

チャンピオンズカップ(GI)2着

中京ダ1800m良 15頭7枠13番
1:50.1(+0.0) 48.9-48.5 M
12.8-10.9-12.5-12.7-12.7-12.3-12.0-11.8-12.4

チャンピオンズカップでは2着に健闘も結局はL2でゴールドドリームにキレ負けを喫した形にはなると。ペースは平均だがL2最速で11.8と速いラップを要求される形にはなっていると。

13番枠から五分のスタート、外枠ということもあってなかなか難しいがそれでも軽く促す程度で楽に先行、様子を見ながら最終的には内のコパノリッキーの外で我慢する形で番手。2角辺りでは少し手綱を引っ張る感じでペースコントロール、コパノとともに平均で進めて3角へ。3~4角でも楽な手ごたえでじわっとコパノに並びかけながら直線。序盤でコパノとともに2列目以降を出し抜きに掛かり、コパノにも並びかけてくる。L1でコパノを競り落として悲願も見えたが外から一気にゴールドドリームに交わされての2着惜敗。

まあ悪くはないんだが、やはりペースをコントロールして平均ではちょっと遅かったかなという感じ。L2の地点で一足を使ってコパノとともにいい勝負はできているんだが、これだとゴールドドリームの切れ味をまともに受けてしまう形になってしまったと。ゴールドも決していい縦のポジションではなかったと思うが、あれでL1まで違いを作られてしまうと前半もう少しタイトに進めていくべきだったのかなという感じは受ける。

2018帝王賞への展望

前走の平安Sの場合はやはりスローにしすぎて3角の下りで一気にペースが上がってという感じになってしまったのが痛かったと思う。この馬は本仕掛けは最後に取っておきたいタイプだと思うし、それをかなり高いレベルで基礎スピードを持っていることと、ロンスパでもコーナーで息を入れて直線でもう一度加速というような形で引き出すことができるので、バランスをうまくとって入っていかないといけない。究極的には極端な展開でなければ大きく崩れないタイプだとは思っている。フェブラリーSは芝スタートのマイルで極端に流れて終戦、前走は緩い流れで仕掛けが早すぎて甘くなったという感じなのでその間をいかに取るか。大井の2000だと最序盤はある程度流れるが1~2角でペースダウンしやすい。向こう正面でまた流れて3~4角でペースダウンして直線で加速という形になりやすい。この馬にとっては基礎スピードが高いのとギアの上げ下げが割とうまい方。これを活かして前半からある程度流れを作っていく、向こう正面で少し仕掛けを待つような感じで進めて3角で先頭列に近いところで競馬ができればという感じかな。馬場次第だが62-62.5ぐらいの感覚で入っていければ面白いと思う。ただあとは状態面がカギ。陣営もコメントを見る限りそこはあまり強気ではない印象だし、これまで使い続けてきてフェブラリーSでタフな競馬で崩れた。前走もロンスパになったとはいえやや物足りないので、どう考えるかかな。ゲートはうまいしこのメンツでこの並びなら逃げも視野に入ってくる。個人的にはビビらず入ってくれれば好勝負してくれると思うが…。

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