東京10R 多摩川ステークス 予想：本命05プロディガルサン

東京10R　多摩川ステークス(16下) 芝1600ｍ
馬場想定：良～稍、高速馬場想定

展開予想

逃げ馬がこれといって不在で、この距離でもセセリが主張していくのかどうか。春興Ｓだけやれればハナを切ることはできそう。外のキョウワゼノビアも内田だしある程度先行策を視野に入れてくると思うので外の２頭が内に切り込みながら。レッドオルガのルメールが内枠で包まれるのを嫌ってハナを言う可能性もある。ただいずれにせよそこまでペースを引き上げてというタイプはいないのでスロー想定で。

予想

◎05プロディガルサン
○01レッドオルガ
△09キョウワゼノビア
×02ワンダープチュック07バティスティーニ
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎プロディガルサン

ここはトップスピードの質、持続力を結構問われると思う。恐らく雨の影響はそこまでなくて、騎手の意識が下がるパターンなのでペースは落ち着くだろうからね。その中で東京新聞杯で見せたように49.8-45.1と極端なスローから12.6-12.4-10.9-10.8-11.0と極端な上がり勝負の中で後方から鋭く切れてエアスピネル以上の脚を使ってきたわけで、緩い中で瞬間的な切れ味を高めてくるタイプ。ここ２走はそういう競馬になってないし、この血統なのでサトノアラジンやリアルスティールみたいにしっかりと徐々に加速してやって切れ味を引き出す形がいいと思う。

○レッドオルガ

内枠なので包まれてというケースはちょっと嫌だが前走湘南Ｓが48.7-45.1と超超スローからの12.1-11.8-11.0-11.1-11.2と３Ｆ勝負の中で番手からしっかり早い段階で抜け出してＬ１でちょっと甘くなったという程度。反応がいいタイプなので内で囲まれても対応できるかなとみて。また逃げてくれてもタイプ的には問題ないと思うので、しっかり仕掛けを待って入りたい。スローなら反応面からも一枚上で包まれて下がりすぎないことだけかな。

△キョウワゼノビア

マイルへの延長でビビッて後ろからとかにならなければ面白い。前走の1000万下戦でも東京1400ではあるが35.7-34.0とかなりのスローからの11.6-11.8-11.2-11.4-11.4とＬ３最速戦で好位の内から直線で窮屈になりながらも狭いところを反応してＬ２では先頭列に近いところまで来ていたからね。要所の反応は良いしあとは壁を作れない状況でもしっかりと前目で折り合えるかかな。怖さはある。

×ワンダープチュック

前走は不良馬場での消耗戦の中でも一足を使えたというように、基本的には厳しい流れの中で脚を使ってくるのが魅力で、スローでの決め手勝負でとなると３走前の丹波Ｓみたいにじりじりと伸びてきてもキレ負けしちゃう感じになると思う。流れれば怖いんだけど押さえまで。

×バティスティーニ

この馬はマイルは短いと思っているんだけど、今回はスローなので前半流れが落ち着いて団子の中で外から離れていない位置からの直線勝負になる可能性はあるかなと。ここ２走は厳しい流れでもやれているというのも怖さとしてはあるし、押さえておきたい。