競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

目黒記念 2018 出走予定馬:コルコバード&北村宏想定

time 2018/05/22

第132回 目黒記念(GII)出走予定馬展望

日程:2018年5月27日()
コース:東京芝2500m

予想用・出走予定馬一覧

コルコバード(北村宏想定)

素質は高く期待されながらもようやく開花、3連勝でオープン入りを果たしたコルコバードが目黒記念に出走予定だ。牝馬クラシックとは縁がなかったこの馬だが、日本ダービーというクラシックの頂点を決める日に重賞に初挑戦と何とも皮肉な一面も。とはいえ遅れてきた大器のお披露目が10万集まる府中の杜というのも面白い。これまでの鬱憤をここでぶちまけろ。

ここまでの勝ちっぷりを見てもわかるが、基本的にはポテンシャル特化型とみていいんじゃないかなと。トップスピード戦でもやれなくはないんだが、加速性能が乏しい印象。あまりステイゴールド牝馬でこういうポテンシャル特化型の馬は珍しいんだけど、タイプだけなら距離はもっとあっていいと思う。あとは府中の2500である程度のポジションを取れるかどうかだろうね。それと相手関係はかなり強化されるのでそこもポイント。

湾岸ステークス(16下)1着

中山芝外2200m良 10頭1枠1番
2:12.1 60.0-59.6 M
12.1-11.5-11.9-12.0-12.5-12.5-12.1-11.6-11.8-11.8-12.3

まずは前走の湾岸S勝ちから振り返りたい。ペースは見ての通りで平均。そこからのL4最速となっていてポテンシャルを後半は問われていると。前後半の基礎スピード・ポテンシャルのバランスが問われた一戦。馬場は正直非常に読みにくいがやや高速ぐらいだったかなと思っている。

1番枠から五分には出ていたが二の足が遅く押して押して、それでも後方からの競馬となる。前がある程度飛ばしていく中で後方馬群の内内で追走、3角手前辺りで徐々に凝縮して団子状態になる中で内目を通して3画に入っていく。3~4角では好位列の後ろでスペースを保ちながら押して押してロスなく。そこから4角で徐々にスペースが詰まってきたがマウントゴールドの後ろぐらいで直線。序盤で外に出してからはしぶとく伸びてL1できっちり捉え切って最後は楽だった。

最後の伸びは流石で、結局前半は流れているにせよ後半は早めの仕掛けでポテンシャル戦となった。前が減速している流れなので当然相対的に伸びが目立ったという形。加速ではなく前の減速戦の中での相対的、視覚的な加速なのでこれで直線外に出して鋭く反応という見方はあまりよくないかなと。少なくとも3角の段階が最速地点でここで押っ付けながらスピードに乗せて、あとは減速をとどめる競馬になっているからね。ポテンシャルが活きた一戦。ただ、最速地点では最内を立ち回っていたことがL1の伸びにつながった可能性はある。鮮やかに差し切ったけど、展開的にはかみ合ったところもあるので個人的にはまだ鵜呑みにはできないかなという感じ。基礎スピード面で詰めてきた点はこのレベルでの2500mを考えるとプラスかな。リッチーリッチーもいたし、マウントゴールドが下鴨Sできっちり勝ち切ったし、レースレベル自体はまずまず高かったと思っている。

高雄特別(10下)5着

京都芝外2400m良 13頭7枠10番
2:28.2(+0.8) 61.5-60.1 S^1
12.5-11.7-11.9-13.0-12.4-12.6-13.2-13.2-12.4-11.7-11.3-11.5

個人的には負けパターンは少し遡るが一昨年の高雄特別のパターンだと思う。ペースは1.4でスロー、そこからのL2最速で11.3だがL4の段階ではまだ12.4で3F戦、仕掛けが遅かったという感じの競馬。

10番枠から出負けして少し窮屈にもなり後方からの競馬となる。道中も後方馬群の中目で進めていくが、3~4角でも後方で追走、前が加速していく流れに置かれて直線。序盤の最速地点で前のライトファンタジアらが出し抜く中で伸びきれない。L1はそれなりに来ていたが時すでに遅しの5着だった。

最序盤の段階で位置取りが悪かったこともあるが、結局前がレースの主導権を握っていて緩い流れから3~4角でじわっと加速していく、そこからL2で本仕掛けとなってしまったと。3~4角で後方馬群で包まれていた状況で加速していってもなかなかエンジン全開になるほどのスペースはなかったし、直線で開けたときには前は加速しきっていた。こういうエンジンのかかりの良さ、ギアチェンジが問われたときにはこの馬はもろいなというのを感じた一戦。

箱根特別(10下)1着

東京芝2400m稍 16頭2枠4番
2:27.0 61.5-59.5 S^2
12.8-11.8-13.1-12.9-12.7-12.3-11.9-11.8-11.7-11.5-12.0-12.5

2走前の箱根特別が着差以上に強い競馬。東京2400だが雨の影響で力の要る馬場状態。ペースこそかなりのスローだがL6から11秒台に入っていて後半のポテンシャル特化といっても良い流れ。L3最速ではあるがコーナー地点でも11秒台に入っているのでここでのロスは結構響いているはず。

4番枠からここではまずまずのスタートを切っていて、そこから押して好位集団の中目ぐらいには付けていくことに成功する。道中もまずはスローの流れで楽に好位で進めていく。向こう正面でステイブラビッシモが捲ったことでロンスパの流れ。3~4角ではその流れに外目からじわっと乗っていく感じで追走、4角では4頭分ぐらい外から直線に入ってくる。序盤での手ごたえは決して良くないがそれでもジリジリ、L2で前が減速すると途端に伸びてきてここで一気に2列目から抜け出し先頭列と1馬身差ぐらい。これをL1できっちりととらえきっての勝利。

強かったなというのはやはり後半のポテンシャル。完全な6FのロンスパでL3最速なのでコーナー地点での立ち回りが重要だったと思うし、実際そこでロスなく立ち回った先頭の2頭がそのまま残っている。3~4角で外々から差すというのはかなり難しい展開だったと思う。その流れで有無を言わせずねじ伏せているのは立派。1000万下でかつレベルに恵まれた面はあるにせよ、やはりポテンシャルは非凡だろう。

2018目黒記念への展望

やはりゲートがポイントかな。後ろからズドンは難しいしポテンシャル特化の馬だと高速馬場の府中の2500だと案外難しい。エンジンのかかりが遅いタイプで、高速府中2500だと流れたりロンスパになったとしても前がなかなか落ちない。昨年のアル共なんかもある程度流れていた中で好位勢がそこからさらにもう一段加速してくるし、こうなると後ろから出し切るというのも簡単ではない。なのでポジションは大事だろう。一応前走の湾岸Sでレースのペースバランス的に60.0-59.6と平均の流れの中でやれたのは一つ良い材料。ゲートさえよければある程度中団ぐらいでついていっても脚を削がれない、という可能性は十分示した。あとは相手関係で、正直ポテンシャル型としては通用しても良いレベルにあるとは思うが、ここ2走と比べると地味ながらも結構強敵が多い。特に厄介なのが基礎スピードとポテンシャルの両面を持っている馬で、ゼーヴィントやソールインパクト相手にある程度の位置で入っていけないとおそらくそう簡単に前が落ちてくれない。ロードヴァンドールなんかもタイプ的には結構厄介だし、個人的には日経賞組は全部手ごわいと思う。それに59kgとはいえポテンシャル・TS持続ではトップレベルのフェイムゲームがいて、と考えると評価はしても馬券的な妙味とのバランスでみると結構微妙なライン。ポジションが重要だと思うし外枠を引くと出し切るチャンスは出てきても前半のポジション取りが難しくなる。いろいろとかみ合えばいいけど、現状まだまだ脆いところがあるので馬券的には様子を見たい、というのが現時点での本音かな。距離はもうちょっとあっても良いぐらいで心配はしていないが。

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