競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

オークス 2018 レース回顧・結果:アーモンドアイ、母2着の無念を晴らす堂々とした抜け出しで2冠達成!

time 2018/05/20

2018オークスの回顧・結果

2:23.8 59.6-59.6 M
12.6-11.1-12.0-11.9-12.0-12.2-12.4-12.3-12.4-12.2-11.1-11.6

2018オークスの感想

まず先週から続けている逐次更新システムを今回も導入します。…もうね、たとえ本命が3着でも形式的に当たったなら今のドツボにはまった俺にとってはとにかくうれしいの一言しか出てこないw(なおプライベートガチ馬券は3複は両軸で的中も勝負した馬単は当然外れておりますwトリガミ…)スタート後から2角過ぎでアーモンドがあの位置でコントロール、前が単騎逃げという時点で3角までに多分アーモンドが勝ってしまう…とは思ってみていた。ラッキーが3着になってしまった件についてはラッキーの項で触れたい。ちょっと個人的には見て見ぬふりをしていた所が現実的に出てしまったのかもしれない。まああとで触れるけど。ただ大まかな力関係の把握はできていたと思うので、そういう点ではよかった。アーモンドのルメールは後ろからだと不安があるけど失敗を恐れず前半にポジションをとってくるからね。この辺が勝敗を大きく分けたし外目で途中から折り合えていたあの段階でラッキーライラックに勝機は薄かった。もうちょっと後ろになると読んでたんだけどね…俺の本命が入ってない馬は動きが違って見えるわw動きが軽い軽い。ラッキーとリリーの位置取りは読み通りだったけど、要所の差が出た感じはある。リリーは多分ここで逆転をガチで狙っての追い切りだったと思うし、それも良かったかな。

展開の分析

まず全体のペースバランスでみれば平均なんだが、あくまでこれは単騎逃げのサヤカチャンのもの。実質的に離れた番手でみたときに、1000通過は目視推定で61秒前後。L5に入った段階でも差が詰まってなかったので、恐らく前とは1.5秒ぐらいの差はあったとみて、後半も1.5は前とは離れたいたところからこの時計。実質的にバランスでみれば61-58ぐらいのバランスになっていると思う。本当は超スローでおそらく4角からのTS持続特化戦だと思う。L2で11.1の地点でアーモンドが3列目、大体目視で2馬身半ほどの差を詰めてここで先頭なのでアーモンドは間違いなく10秒台の脚をここで使えている。ラストはこの馬のラップで11.6、L2を10秒台後半として暫定で10.8ぐらいとしても上がりと逆算すればL3も10秒台に入っている。アーモンドの上がり3Fが33.2、恐らくは3~4角で12秒前後、そこから4角出口から直線半ばまで11秒を切るラップを要求されてのL1が11.6と実は結構減速、ということになる。ルメールもインタビューで出し切ったといっていたと思うけど、その通りでかなり質の高いトップスピードを持続する能力を問われているとみていいだろうと。

1着13アーモンドアイ(ルメール)

五分には出た、という感じ。そこから折り合いを意識してコントロールしながら、1角までは首を少し上げて走っていて少しコントロールに苦労していたが2角過ぎで前にカンタービレを置いて、さすがに少し前向きもコントロールが利いて外目で進めていく。3角でもカンタービレを前においてまだ仕掛けを待つが、単騎逃げ状態が続いている中で前もさすがに徐々に捕まえに行かないとという意識、4角以降は3列目のカンタービレもある程度手を動かしていくのでその後ろから促して直線で外に持ち出す。もうこの段階で伸びてきていて一気にリリーノーブルに並びかける。そのままラストはこの馬比較では減速も他との差は広げ、圧倒しての完勝だった。

後方でスローから要所で加速、という流れでどうか?という不安はあったと思うが、それを全てフォローする騎乗、展開だった。まずスタートが悪くない中でコントロールしながらしっかりと好位列の外を確保。ラッキーライラックとは縦の位置ではほとんど差のないところを確保した。そして流れの上では単騎逃げ馬を捕まえに前にいた3列目のカンタービレあたりがある程度4角手前で仕掛けていたのでその後ろから徐々に加速していく感じで促しながら4角に入っていったので、加速のタイミングがおそらく早かった。普通の馬ならこれだと甘くなることが多いと思うが、素材の高さを誇るこの馬としてはこのタイミングでおそらく出し切ることができたという感じ。後方で内内で直線半ばが最速というような流れでさあ動け、となるとどうだったかわからん。ただルメールが馬を信じてポジションをとって、かつ前を捕えに行く流れに乗って一気に突き抜けた、という感想かな。良い位置をとって展開面もあるが早仕掛けをされちゃうとは恐れ入った。展開面で前述しているが、この馬の走破ラップでみると細かいところはさておいてL3-2では2Fで10秒代後半を刻んできたと思う。そのうえでL1が11.6ということを考えると実はこの馬比較では結構減速しているということがわかる。L3-2での伸びが非凡だったことからもここで鋭かったんだな、というのは確かで坂の上りでこれだけ切れたことからも府中適性も高いだろうね。それと、馬場はかなりの高速と想定していたが、そこまで軽くなかった。おそらく通常の高速馬場ぐらい。その中でスローでこれだけの競馬をしてきたというのはかなりのインパクトだね。3冠に向けて死角がほとんどないし、個人的にはもう今年は牝馬三冠を狙ってほしいね。参りました。

2着01リリーノーブル(川田)

好発を切ってまずは各馬の出方を見ながら。徐々に下げて外のサヤカチャンらを行かせつつ3番手で進めていく。道中もランドネを前に入れて間にスペースを保って折り合わせながら3角。3~4角でも離れた逃げ馬を行かせて仕掛けを待ちつつ4角出口で仕掛けながら3列目内目で直線。序盤ですっと反応してここで一気に先頭に近いところ。しかしL2でキレ負け、L1でも踏ん張るが2着まで、それでもラッキーライラックは撃破した。

陣営のここに賭ける気持ち、川田の勝負する意識。この2つは素晴らしかったと思う。ただそれを打ち砕くだけの競馬をアーモンドアイがやってきた、というところかな。追切もかなり攻めていて、輸送があって距離延長でとなると普通は怖がるほどのハードな追切をクリアしたこともあってか、直線で追い出されてからL1までの踏ん張りもいつもにないほど良かったと思う。ラッキーをL1で寄せ付けなかったのは立派だろう。テクニカルにみればやはりラッキーの前をとることが2強を崩す絶対条件だったと思うし、それをまずしっかりと敢行できたスタートの良さもあるし、またあそこからしっかりと折り合えた。このあたりがこの馬の強みになるなと。素材的には見劣ってもレースが上手でこの展開で無理なく理想的なポジションを取れたと。川田はかなりうまく乗ったと思うんだけどね…外から動いてこられてしまったのがね。アーモンドがもう少し後ろならおそらくもうワンテンポ仕掛けを待てたと思う。そういったところを自力で手繰り寄せられたアーモンドと、他力本願になってしまったこちらの差…といえるかもしれない。ルメールとアーモンドアイをほめないといけないね。

3着02ラッキーライラック(石橋脩)

まずまずのスタートを切っていたが、ポジション取りという点でやはりリリーがいいスタートを切って前を意識したので控えてリリーの直後をとる。道中も少し掛かり気味には映るも前にスペースを保てていたので問題なかったと思う。3~4角で4列目のうち目から直線ですっと外に出す。ただ外から勢いをつけてきたアーモンドアイの前に伸び負けし、内目に進路をとるも伸びあぐねる。L1では再度外に持ち出して追撃もリリーとの差もほとんど詰まらずの3着完敗だった。

前述でちょっと気になっていた面を見て見ぬふりをした、と書いてるんだけどこれがアルテミスS。雨も降っていたし判断が難しかったが、この時もあんまり反応が良くなかった。好位外から前を向いて入っていたんだがサヤカチャンにL3で少し出し抜かれ加減だったし、L2でこそ来たけどちょっと動き出しが遅いなと。それがJF、チューリップ賞、桜花賞と要所の反応が良かったのでギアチェンジ面で問題ないと思っていたんだけど、もしかしたら左回りでの加速があまり得意ではないのか?というのはあるかも。阪神の場合は4角での下り坂で加速がしやすい状況でもあるが、右回りというのもあった。リスグラシューとは逆のパターンかもしれんね。要所でここまで置かれるイメージはなかったのでこれが意外だったんだが、冷静に全てをシビアにみると左回りが高いレベルでは合ってない可能性はあるかもしれない。まあ、それはそれとして、やっぱり勝敗を分けたのは陣営の勝負の気持ちだろうと思う。ラッキーは確かに強いと思うんだけど、上位3頭の中で一番こちらが想定したど真ん中の競馬をしてきた、つまり最も無難な騎乗をしてきたのがラッキー石橋脩だと思う。悪くはないんだけど、強い馬が勝負を懸けて入ってきた中でリリーの後ろという一番無難なところに収まってしまうというのはあったかな。もちろんそれでも十分勝つチャンスはあったと思うんだけど、アーモンドがあの競馬でこれに阪神で見せたほどの要所の反応を見せてくることができなかったのが響いての3着だと思う。う~ん…。速度的には足りているはずで、10秒代後半ならこの馬は対応できるはず。そこまでの入り方と左回りで加速が甘かったのかなあ。こういうのを見ると競馬は難しいと思うね。

4着10レッドサクヤ(福永)

まずまずのスタートから無理なく先行争い、そこから控えて3列目の中目で折り合い重視、カンタービレの後ろぐらいで入っていく。向こう正面でラッキーの後ろ、一つ内に入れて前にスペースを保ちながら3角。3~4角で内内を立ち回りながら仕掛けをワンテンポ待ってロスなく立ち回って直線で馬場のいい中目。序盤でラッキーの後ろを狙おうとしていたと思うが反応が地味。ラッキー自体も差ほど伸びず、それでもそのラッキーとの差もつまらないまま最後まで4番手を維持して健闘も完敗。

これも桜花賞組ではあるし、結果的に桜花賞のレベルが高かった、という証明だと思っていいと思う。5着もマウレアだしね。良い位置をとって3~4角で我慢して直線で馬場のいいところをとって伸びるか、というところまではいかなかった。最序盤をうまく運べたのが4着まで来た要因だと思うけど、やっぱり後半のTS持続戦でとなると上位3頭を破るところまでは難しい。この馬はもうちょっと実質的に流れた方が良かったかもしれんね。1周コースの2000でみてみたい馬で、個人的には秋華賞ではちょっと怖い一頭になると思っている。10秒台の脚を要求された中でこれだけやれたならひとまず上等だと思うしマウレアを撃破したわけで成長もしてきている。秋が楽しみな一頭。

5着03マウレア(武豊)

まずまずのスタートを切ったが内2頭の方がいいスタートなので控えてそれを前に入らせて好位で進めていく。道中も徐々に下げて中団馬群の中目で、アーモンドアイをマークする形に変更。3~4角で徐々にペースが上がっていく中でアーモンドを徹底マークして一つ内からサトノとポジション争いしつつ直線。序盤でアーモンドが外を狙う中で一旦は中目からL2で捌いてアーモンドの直後の広いスペースを取る。そこからどこまで?という競馬も最後は甘くなって掲示板確保まで。

う~ん…まああの位置の中での競馬、ということを考えればベストの競馬だったとは思う。途中でアーモンドにマークを切り替える形で多分想定していたBプランになるとは思うんだけど、アーモンドが動く中で3~4角でロスなく立ち回って直線でアーモンドを目標にというところ、サトノも来たけどしっかりと捌いてその競馬は達成できた。ただ、この競馬だと勝ちはほぼ無い、ということを考えるとこれが良かったかどうかは何とも。もちろんずっと使い続けている馬で、桜花賞上位の中でも状態面での伸びしろを期待できない馬ではあったし、正直妥当な結果だったとは思うが…うまくは乗ったけど勝負はしていない、という感じかな。豊自身が勝ち目がないと悟って着を拾う競馬にシフトしたならOKの乗り方だけど。馬自体はゆったり運べばやっぱり後半それなりに脚は使ってくる。それでもリリーやラッキーの後ろからそれ以上の上がりを出せていないように、うまく良い位置を取れないと素材的に足りないだろうね。

6着08サトノワルキューレ(M.デムーロ)

五分のスタートから序盤は無理はせず、それでも中団ぐらいは確保してくる。道中も少し掛かり気味だがそれでも悪くない位置で中団外、アーモンドアイを目標にできる位置で3角。3~4角でもアーモンドの後ろをとって追い出しながらマウレアとの争いになって直線でしっかりとアーモンドの後ろをとる。ただ序盤で一気にアーモンドに突き放されてしまう。それでもじりじりとは伸びていたがl1で失速、伸びを欠いた。

最後はミルコも少し諦めた面はあったと思うが、完敗でしょう。アーモンドアイとの比較でみて加速していく地点からトップスピードの質、持続力と全てにおいて見劣った。もちろんこの馬の力を出し切る形に外に持っていって、展開的に恵まれたわけではないがアーモンドアイと同じラインを通したことを考えるとここまで伸びあぐねたとなるともう力差というほかない。やっぱり10秒台の脚を問われて良いタイプではなかったかな。前走のフローラSはちょっと恵まれたメンバー構成だったし、上がりは速いけど瞬間的には10秒台に入っていたかどうかは微妙なラインだった。現時点では後半の3要素全てでアーモンドはもちろん、マウレアあたりとの比較でもちょっと見劣ってしまったかな。まあマウレアはうまく豊がロスなく乗った面はあるが、それでもその辺りとの比較が今の時点では妥当なラインだと思う。成長してくればというところかな。

9着06オールフォーラヴ(和田竜)

やや出負け、そこから内のスペースを拾って中団の内内で進めていく。道中もレッドサクヤの後ろぐらいで進めながら3角へ。3~4角でも内内でひっそりと脚を残して直線。序盤で内目から馬場のいい中目に誘導しながらだがいまいち伸びきれない。最後まで良いところなくの完敗だった。

やっぱ流れた中での一瞬の切れなのかなという感じ。実質的には3秒近い超スローの流れだったはずで、そこで脚を残して直線勝負といっても結局10秒台を2Fは最低必要、あの位置からだとアーモンドより上の脚をというのは難しかった。厳しい流れの中での相対的な鋭さを持っている馬なので、この距離だともうちょっとポジションが欲しかったけどあのゲートではという感じ。もうちょっと全体的な力をつけてこないとという感じはするけど、総合力は持っていると思うので、前半もう少し良い位置を安定して取れるようになればレディアルバローザみたいに牝馬重賞路線で安定してくるかもしれないね。スローで決め手勝負で各馬が良い脚を使えちゃうとこの馬の魅力はそがれる。基礎スピードを活かしたいね

 ということで馬券をどこから買おうか迷うレース。そこでひとつ新しい買い方を試してみませんか?最新の能力指数を使った買い方です。

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↑このコラボ指数が本当に高確率で的中を持ってきてくれます。
因みにこのフェブラリーSの結果、憶えていますか?
コラボ指数順に並べてみます
15 インカンテーション
16 ノンコノユメ
18 サンライズノヴァ
19 ゴールドドリーム
21 テイエムジンソク
この5頭で勝負したわけですが、、
結果
15 インカンテーション 3着
16 ノンコノユメ    1着
18 サンライズノヴァ  4着
19 ゴールドドリーム  2着
21 テイエムジンソク  12着
どうですか?
いとも簡単に3連単41,560円GET!
その際のうまコラボ運営者・北条直人の予想がこちらです↓
「6番インカンテーションは前走地方の7着と過去データ的には対象ではなく人気も低いですが、直近3年全てで指数1位が絡んでいることから今回候補として入れました。前走データでも絞りましたが、指数的に見ても上手く上位でまとまっていますし、過去のデータからも指数上位が入りやすいのでこの5頭でイケるはず」
※北条のブログ「北条のフェブラリーS予想」より抜粋※

重賞予想解説者:北条直人
6番人気→1番人気→4番人気の決着ですからね
こんなにサラリと当ててくるとは、、
この男いとも簡単に三連単を当ててくるので
数日分遡ってサンプルを取って的中率を調べてみたところ、、↓↓

うまコラボ:12月28日(木)的中率結果
==================================
単勝:87% 複勝:100% 馬連:66.7%
ワイド:91.3% 三連複:54.2% 三連単54.2%
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うまコラボ:12月24日(日)的中率結果
==================================
単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 三連複:41.7% 三連単41.7%
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うまコラボ:12月23日(土)的中率結果
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単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 三連複:25.0% 三連単25.0%
==================================

一般的に三連単は平均10%と言われているので、
平均の約3~4倍、、

3回に1回は三連単が当たっていました!
この精度は、ぐーの音も出ない、、。
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【3連単が3回に1回当たるうまコラボ】

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 確かにこんなサイトは今までありませんでした。

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何悪。分析note2023



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