2019/02/02
第25回 平安ステークス(GIII)出走予定馬展望
日程:2018年5月19日(土)
コース:京都ダ1900m
予想用・出走予定馬一覧
ミツバ(松山)
すでに実力はトップレベルのものを見せているミツバが平安ステークスに出走予定だ。前走のアンタレスステークスでは強気の競馬であわやの場面、グレイトパールに最後は差されたが力を示す競馬となった。距離を再び1900mに延ばし、そのうえで前走同様強気の競馬で逆転を狙う。
この馬はあまり京都で結果が出ていないというのが少し引っかかるが成績は本格化前のもの。本格化してからは初めてになる。高いレベルだと阪神ではコーナーで動けず置かれることが多かったのが、前走は向こう正面の段階で押し上げて勢いに乗ってコーナーに入ったのも良かった感じ。3角が緩やかでかつ下り坂になる京都の方がよさそうな感じはするが。
アンタレスS(GIII)2着
阪神ダ1800m重 16頭8枠15番
1:50.0(+0.2) 47.9-49.6 H^2
12.7-10.7-12.3-12.2-12.3-12.0-12.3-12.3-13.0
まずは前走アンタレスSを振り返ろう。重馬場で高速ダートと化していたが、時計的にはグレイトパールも含めてそこまで速くない。ペースも1.7とかなりのハイペースとなっていて、かつL4地点が最速。3角地点が一番速くそこからは徐々にに減速、L1は13.0と消耗している。
15番枠から五分のスタートを切ってはいたが前が速く二の足で見劣って後方に下がる。それでもスタンド前の段階で推して押してリカバーして中団外で入る。1~2角を過ぎて向こう正面に入って前が短期気味に引っ張る中で外から押してポジションを上げて2番手で3角に入る。そのままのスピードを維持して3角では楽な手ごたえでペースを上げていく、4角以降は減速基調、1馬身差で直線。序盤でしぶとく粘ってキープ。L1で外からジリッとグレートパールに交わされるもしぶとく踏ん張り2着を確保した。
グレイトパールを相手にここまで粘れたのはやはりある程度評価しないといけないが、このレースに限って言えばやはりスタートから向こう正面にかけて終始追いどおしながらもポジションを上げていったことが最大の好走要因だろうと思う。しんどかったし基礎スピード・ポテンシャルといったスタミナ面で良さがあったからこそできた芸当だとは思うが、3角までに上げきって勝つスピードに乗っている状況を作ったことでコーナーで内目で通せて置かれなかった。クリノスターオーのメカニズムに近い感じはすると。向こう正面のストレート地点で思い切って動いているのが良かったと思う。阪神コースは数字上は得意なんだが、トップレベルだとシリウスSや昨年のアンタレスSでもコーナーで中団外から動こうとして逆に下がってしまっているように、阪神の急コーナーが苦手な印象があった。そこを克服したというよりは、松山の方が上手くフォローした乗り方をしたという感じ。
チャンピオンズC(GI)6着
中京ダ1800m良 15頭2枠3番
1:50.5(+0.4) 48.9-48.5 M
12.8-10.9-12.5-12.7-12.7-12.3-12.0-11.8-12.4
チャンピオンズカップでは結果的にこのレベルとしては平均とペースが遅めだったのもあるし、L2最速11.8と後ろからだとゴールドドリームのようにトップスピードの質・持続力の両面を問われた。
3番枠から五分のスタート、促されるのだが行脚がつかずに後方の内目でまずは進めていく。1角までに外への誘導、向こう正面ではうまく外に出してカフジテイクの後ろから3角に入っていく。3~4角でもペースがそこまであがってこない 中でカフジの外から早めに仕掛けて直線も最後方列に近いところ。序盤からじりじりとした伸びだが、L1では良い脚を使って最後はなだれ込んできたが掲示板確保できずの6着だった。
ここでは結局後ろからの競馬になってしまって、そこから押し上げることもできないまま3~4角で後方外々。早めに仕掛けてはいるが直線最速地点での伸びはどうしても地味だし、L1でようやくという感じでそれなりに伸びていたもののアウォーディー辺りとの比較でも微妙だった。速い地点での切れ味、トップスピードの質を持っている馬ではないのでこうなってしまうと難しい。
JBCクラシック(JpnI)3着
大井ダ2000m重 13頭4枠5番
2:04.7(+0.2) 62.1-62.4 M
12.8-11.7-12.2-12.9-12.5-12.1-12.5-13.1-12.2-12.5
大井2000m戦のJBCクラシック3着を振り返っておきたい。この時は平均ペースではあったが向こう正面L5地点で12.1と上がっていて大井の急コーナーで12.5-13.1とペースダウンしての直線再加速という競馬。
5番枠からスタートはまずまず、そこから押して押して追走して好位からじわっと前に上げていって2列目。向こう正面でも2列目の外から3角手前で押して3角で番手に並びかけ、4角出口で先頭に立つ。序盤で加速する流れになるのだがここでジリジリとケイティブレイブに並ばれる。ラストもケイティに食らいつくが外からサウンドトゥルーも絡み、接戦の末3着となった。
ここでは向こう正面の段階で速いラップを踏んでいて、スピードに乗った状態で急コーナーの3角に入った。阪神と違うのは大井だとかなり急なので前もペースを少し落とさざるを得ない感じになるので、自分だけでなく前も落とすので置かれることが無い、という感じでいいのかなと。ただ直線で再加速する流れの中でケイティブレイブに並ばれているように加速性能があまり高くないというのはあると思う。この辺あまり器用さを要求されないほうがいいのはあるかな。
2018平安ステークスへの展望
まずはやはり京都がどうかなのだが、個人的には3角が緩やかでかつ下り坂がある京都なら阪神ほど置かれるという可能性は低いかなと。実際割と緩いコーナーとなる名古屋大賞典では好位から動いて上がり最速36.3が出せている、マーキュリーCでも強い競馬ができているように割と緩やかなコーナーならば動けている印象。また基本的には持ち味はポテンシャルにあると思っているので、京都1900m戦で3~4角でしっかりと早めにスパートをかけてという競馬ができれば距離適性も含めて力を出せる可能性は高いんじゃないかなと。名古屋ではサンライズソアに敗れたがさすがに少しスローすぎたかなという感じはするし、ある程度流れて消耗したほうがいいのは前走のアンタレスSなんかでも見せていると思う。1800は気持ち短いはずなので、その点でも1900である程度外目の枠から押してポジションを3角までに上げていければというところだろう。相手は強敵だし、グレイトパールも1900に延びるのはプラスだと思うので何とも。それでもこの馬の適性で考えれば距離延長はプラス、京都のくだりで出し切るイメージは良いと思う。京都1900の場合は割と中弛みになりやすいところはあると思うので、そこで取り付くぐらいの気持ちで良いかもしれない。前半は好位ぐらいで進めて3角までに緩みがあればそこで外から勢いをつけていく。逆になければ3角でロスなく立ち回ってスペースを詰めていくぐらいでいいんじゃないかなと。上位2頭は強敵だが、出し切れれば互角近くにやれる一頭かな。
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