競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

天皇賞春 2018 出走予定馬:レインボーライン&岩田確定

time 2018/04/27

天皇賞春 2018 出走予定馬:レインボーライン&岩田確定

2018天皇賞春の出走予定馬展望

第157回 天皇賞(春)(GI) 京都芝外3200m

日程:2018年4月29日()

予想用・出走予定馬一覧

レインボーライン(岩田確定)

前走の阪神大賞典で実に3歳時のアーリントンカップ以来の勝利の美酒を味わったレインボーラインが天皇賞春に出走予定だ。GIの舞台でも好走する実力を持っていたが、不器用さがどうしてもネックになっていた。前走で堂々と力でねじ伏せる競馬をしてきた、今回は淀の3200となるが再度力でねじ伏せられるか。

阪神大賞典に関しては結構うまくかみ合って爆発した印象。京都の3200はこの馬にとっては簡単ではないかな、と思っている。やっぱりゲートを改善させたいね。阪神大賞典は大味な競馬で勝てても天皇賞春だとそうはいかないからなあ。

阪神大賞典(GII)1着

阪神芝内3000m良 11頭6枠7番
3:03.6 60.1-63.0(FA12.60)-60.5 M
12.8-11.4-11.7-11.8-12.4-12.3-12.6-13.3-12.8-12.3-12.0-11.8-11.9-12.0-12.5

前走の阪神大賞典勝ちから振り返る。この時は見ての通りでペースも平均で流れていて、中盤のゆるみも多少はあったがそれでもハロン平均で12.6と長距離としては流れている。そのうえでL4最速のポテンシャル戦だが、後半のポテンシャルだけでなく3000mで前半の基礎スピードも問われたとみたほうがいいだろう。

7番枠からここでは珍しく五分にスタートを切ってそこから下げすぎずに後方に近いところではあるがアルバートよりは前。スタンド前でもサトノクロニクルの後ろぐらいで様子を見ながら進めて向こう正面。ここでも大きく緩まない中で外から楽な手ごたえで中団外に取り付いて3角。3~4角でもサトノクロニクルの外からスーッと押し上げていって好位列から2列目で直線。序盤で一気に伸びて1馬身半ほど先頭に立つ。L1でも後続を寄せ付けずの完勝だった。

これを評価するときにどこがすごかったって3~4角で一気に外から上がっていけたこと。他の馬は恐らく全体のペースが速くて3~4角でも緩んでいない、むしろ11秒台を刻んでいる比較的速い地点で押し上げるだけの余力がなかった。それがレインボーラインの場合は3000mをこのペースで走っても要所で一頭だけ違う脚を使ってきた。おそらく自分の脚を引き出すだけの許容範囲が広いタイプで、端的に言えば前半の基礎スピードを活かせたとみている。実際上がり自体は35.8と遅いように、絶対的に鋭く脚を使ったのではなく他との比較で相対的に鋭く見えたと考えたほうがいいだろう。この馬は厳しい流れの方が合っているとは結構前から思っている。

有馬記念(GI)8着

中山芝内2500m良 16頭4枠8番
2:23.4(+0.7) 61.6-59.5 S^2
6.8-11.6-11.9-12.2-12.3-13.3-13.2-12.8-12.2-12.1-11.7-11.2-12.3

実際有馬記念はいまいちだった。この時の有馬はキタサンがしj杯してスローからの2段階加速。ポテンシャルとトップスピードの両面を問われた一戦だが、後方から目立つ足を使うことはできず。

8番枠から出負けして押していくが結局後方からの競馬となってしまう。スタンド前でも後方馬群の内内で我慢せざるを得ない展開のまま向こう正面へ。ここでキタサンが少しだけペースアップするがまだ遅い、という流れで後方内内。3~4角でも後方内から中目を通して、シュヴァルグランの後ろぐらいから直線で外に出すが置かれている。L1までじりじりとは伸びてくるがあくまでジリジリ。他との比較でも優位性は特になくなだれ込むだけの完敗だった。

もともとこの馬に関しては途中までポテンシャルが高いと思っていたんだが、この時点では後半勝負は向いてないんだなというのはすでに理解していた。昨年の宝塚記念に違和感を覚えてそこから確定した感じ。この有馬記念の場合2秒もスローになったし、各馬が脚を使うだけの余力を持っている中での末脚勝負となる。そこではこの馬は末脚を発揮できていない。要は絶対的な後半の決め手勝負には向いていない、という証明だと思っている。そして何よりゲートが安定していないのがね。

宝塚記念(GI)6着

阪神芝内2200m稍 11頭6枠7番
2:12.3(+0.9) 60.6-59.1 S^1
12.5-11.1-11.6-13.1-12.3-11.7-11.6-11.8-11.7-11.8-12.2

この馬の評価を変えるターニングポイントになった一戦がこの宝塚記念。この時はもう少し流れるかなという期待もあったが、実際は1.5でかなりのスローに肉薄する遅さ。入りの3Fが速いのだがこの馬の位置ならそこは関係なかった。むしろ後半6Fのロンスパポテンシャル特化戦としてみたほうがいいだろうと。

7番枠からやや出負け、二の足が遅く後方内内での競馬となる。道中のゆるみも外からサトノクラウンがキタサンにけしかけてペースアップ、一気のロンスパの流れで後方で立ち回る。3~4角では外からの勝負、キタサンブラックの後ろを通しながら直線だが序盤で早々に置かれてしまいサトノクラウンに突き放される。ラストまで食らいつくも上位とは大きな差、なだれ込んでの5着がやっとだった。

本当にポテンシャルが高ければここで来ないといけない。もちろんサトノクラウンは強敵だとしても、ミッキークイーンやシャケトラレベルに完全に見劣ってしまっていることを考えてもこれは評価できない。有馬記念だけなら動き出しの問題もあるだろうが、この宝塚記念や過去を紐解いてもジャパンカップ、日経賞、出遅れが響いたにせよ天皇賞春と良いところはない。

2018天皇賞春への展望

ペースと位置取りが全てかなと思っている。そもそも前目に行ける馬ではまずないので展開に関しては完全に運任せ。中盤の1200mがそこまで緩まない、という形が望ましい。そのうえで京都の3200、高速馬場の天皇賞春の舞台では基本的に外から動いていく競馬はタブーとなる。ゴールドシップみたいに3角に入るまでに押し上げるとか、そういう競馬なら良いがそれでもシップほどのポテンシャルがなければ早仕掛けでは甘くなってしまう。レインボーラインでそれをやるとかなりリスクがあるかなと。もちろん直線地点で押し上げるとか工夫がないと難しい。中盤がハロン12に近いぐらいで淡々と進んでくれれば後ろからでもチャンスはあるが、仮に中弛みで何もできないとなると後半勝負でねじ伏せ切るほどの武器があるとは思わない。その点でもアルバートとは適性面が逆だと思っている。アルバートが仮に来るようなスローロンスパの流れになればこの馬は難しいだろう。前走の阪神大賞典でも全体でかなり流れた結果のもので、遅い上がりの中での勝負。天皇賞秋3着時もそうだが不良馬場で64.2-64.1と全体のバランスが問われた中でのもの。天気予報を見る限りパンパンの良馬場になりそうで、そうなると少しでも緩んで各馬が余力を持った状態になればこの馬の末脚そのものはさほど魅力的ではない。現時点では消す可能性の方が高くなったかな。狙っても3着ヒモまでにするつもり。

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何悪。分析note2023



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