競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

皐月賞 2018 出走予定馬:タイムフライヤー&内田博幸想定

time 2018/04/11

皐月賞 2018 出走予定馬:タイムフライヤー&内田博幸想定

2018皐月賞の出走予定馬

第78回 皐月賞(GI) 中山芝内2000m

日程:2018年4月15日()

予想用・出走予定馬一覧

朝日杯馬ダノンプレミアムの回避によって、唯一のGI馬となったホープフルステークスの覇者タイムフライヤーが皐月賞に出走予定だ。2歳王者の肩書を引っ提げ圧倒的な1番人気で臨んだトライアルの若葉ステークスではまさかの5着完敗。2歳王者としての立場から陥落する結果となった。今回は復権をかける一戦、戴冠の舞台となった中山2000で名誉挽回を誓う。

ホープフルSそのものはかなり嵌ったと思うが、それでもさすがに若葉Sであそこまで伸びない、というのは意外だった。前目内目が有利な馬場状態というのを差し引いてもさすがに格好はつけてほしかった。積極的にポジションをとる、動いていく内田に替わって泥臭く競馬ができるかどうか。

ホープフルステークス(GI)1着

中山芝内2000m良 17頭8枠15番
2:01.4 59.6-61.8 H^2
12.5-10.8-12.5-11.8-12.0-12.3-12.6-12.8-11.9-12.2

まずはやはり2走前のホープフルSから振り返りたい。ペースは2.2でかなりのハイ、3~4角で前がペースダウンする形で12.8とL3は遅くそこからのL2最速11.9と遅いなりに結構加速していると。淀みのあった展開でここで取り付けた後方外からの馬が展開的にかみ合ったとは思っている。

7番枠から五分のスタートだがさすがにこのレベルだと前には行けずに後方に下げながらの競馬になる。ただ幸い流れ自体は激しい状況で序盤は縦長、焦らず最後方に近い位置で入っていく。向こう正面でも縦長の中で実質最後方ぐらいで追走して3角。3角で前がペースを落としてくる中で後方外から押し上げながら、4角でぐちぃでジャンダルムを目標に好位列で直線。序盤で追い出されてしぶとく伸びて先頭に立つ。L1で食らいつくジャンダルムをしっかりと封じきっての勝利だった。

3着のステイフーリッシュもそうだが3~4角で外から勢いをつけて押し上げていったのが中弛みの展開と合ったというのは大きいと思っている。前半がかなり速い流れだったのは間違いないし、前の馬はその流れで3~4角でどうしても仕掛けを待つ意識が働いてしまった。この流れで取り付いてという競馬になったのでそこははまった。ただもちろんだがこのペースで後ろからとはいえ最後までしぶとく伸びてきたように流れた中でポテンシャルを引き出せたのはある。

若葉ステークス(OP)5着

阪神芝内2000m良 12頭8枠12番
2:00.5(+0.5) 60.4-59.6 S^1
12.6-11.3-12.1-12.4-12.0-12.3-12.0-11.6-11.7-12.0

ただ前走の若葉ステークスでは外々から正攻法で進めたが5着までと人気を裏切る結果となった。ペースはややスロー、中盤も特に大きく淀みなく進んで4角のL3最速ポテンシャル戦となっている。前半の基礎スピードもそれなりに問われての後半勝負というところ。

12番枠から五分のスタートも大外枠なので無理はせずに後方から入っていく。道中も後方馬群の後ろで進めてテイエムリボーの後ろから3角に入っていく。3~4角でも後方外から押し上げながら正攻法で直線に入ってくる。序盤でそこから追い出されるのだが伸びが地味で前との差が詰まってこない。L1では流石にそれなりに伸びてきたがそれでも決定的に伸びるところまではいかず、5着まで。

まあ流石に当時の阪神の馬場であそこまで後ろから外々回して差し切るのは現実的に難しい。のだが、それはそれとしてロスがあったといってもトップスピード面を引き出すことができなかったかなというのはある。L3-2の11秒台の地点でそこまで脚を使えなかったし、L1はそこそこ差し込んできたといってもそこそこ。速いラップを踏めず、ロスの差はあってもダブルシャープと上がりが同じというのはやはり悲観的な材料といわざるを得ないかな。また明らかにクラシック戦線では通用していないタニノフランケルでも悪くない競馬で4着。レベル自体も決して高いとは言えない中でのもの。勝ち負けはともかくもうちょっと伸びてくれないと…という感じ。

京都2歳ステークス(GIII)2着

京都芝内2000m良 9頭2枠2番
2:01.6 61.7-59.9 S^2
12.6-11.5-12.6-12.4-12.6-13.0-12.3-11.6-11.3-11.7

京都2歳Sでは勝つ競馬をしたという感じだったが、後ろからマークされてグレイルにラストで捕えられてしまった。ペースはかなりのスローからの3F勝負。力の要る馬場で最速11.3とそこまでトップスピードの質は問われなかった。

2番枠からまずまずのスタートを切って積極的に促して先行策、2列目で進めていく。そのまま1~2角で前2頭を行かせて離れた3番手。そのまま仕掛けを待ちつつ前との差をじわっと詰めて3角。3角でも仕掛けを待って4角出口で外に出してゴーサイン。直線でしぶとく伸びてここではグレイルに対して少し差を広げて2馬身ちょっと。L1でこのまま粘りこみたかったが最後はグレイルに差し切られての2着。

結構いい感じに進められていて、スローの段階でしっかりと3番手を取れたしこれはメンツ的に恵まれたにせよよかった。3~4角でも前にスペースがある状況で最短距離に近い通し方ができたし4角出口で仕掛けてL2最速なので仕掛けとしても理想的。これで差し切られたとなるとグレイルにTS持続で結構見劣ったということになる。ただ、この時の淀の馬場で現実的に流れた中でこれだけの脚を引き出せたのは純粋に評価できるし、実際3着のケイティクレバー、4着のアイトーンは楽に突き放している。なのでこのあたりとの比較でみれば後半勝負なら優位に立てているのかなと。

2018皐月賞への展望

難しいところだが、少なくともホープフルSに関してはかなり嵌っている。3~4角でのゆるみで取り付いたのもあるし、何より前後半で2秒以上のハイの流れで無理をしなかったというのが大きいと。なのであまりあてにはしづらい。ただ、それを除いたときに少なくとも純粋なトップスピードの質は見せられていないのと、力の要る馬場でのTS持続ではグレイルに明確に見劣っている。ただ、5走前の未勝利戦でもアドマイヤアルバ相手に苦戦しているのであまり高いレベルにはないと思う。基礎スピードに関しては何とも言い難いがホープフルSでは後方で我慢したこともあってクリア、重馬場の萩Sでは流れた中で後方から突き抜けている。全体の流れが厳しくなって後半速いラップを踏まない中での強さ、というのは見せているかな。あとはそれが軽い馬場で通用するかどうか。高いパフォーマンスはホープフルS、萩S、京都2歳Sでいずれも程度の差はあれ高速馬場ではなかった。逆に高速馬場だった未勝利勝ち、前走の若葉Sなんかは物足りない。先週の馬場を考えるとかなり軽いし、ペースがある程度速くなった時に前半基礎スピードの質的についていけるかどうか。この辺を踏まえるとやはりちょっと狙いにくいかなというのが正直なところ。ホープフルSは馬場も展開もペースも位置もかみ合っていると思うし高速皐月賞とは正直繋がりにくい。良い位置を取れればいいがそれもこのメンツではなかなか難しいと思うので、現時点では手を出せないかな。やはり前走の若葉Sがそこそこの流れで後半のポテンシャルで戦えなかった以上、展開面で相当嵌らないとというのはある。

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