競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

高松宮記念 2018 出走予定馬:シャイニングレイ&北村友想定

time 2018/03/21

高松宮記念 2018 出走予定馬:シャイニングレイ&北村友想定

高松宮記念の出走予定馬展望

第48回 高松宮記念(GI)

日程2018年3月25日()

コース中京芝1200m

予想用・出走予定馬一覧

シャイニングレイ(北村友想定)

ホープフルステークスの勝ち馬ながら屈腱炎…昨年はそこからの復活、距離短縮でCBC賞を制したシャイニングレイが高松宮記念に出走予定だ。足元の爆弾とは別にもう一つ、気性面に大きな爆弾を抱えていて前走の阪神カップはコントロールできずの惨敗だった。今回はその折り合い面をどう克服するか。CBC賞で見せた問答無用の大外一気を決め込めるか。

1400で高速馬場で外枠で、悪い条件ではあったにせよ33.6とかなり流れていた中でぶっ放す形になったのは流石に不安が多い。休み明けの状態であそこまでコントロールできないと。ただ1200に替わるのはそういった面ではプラスで、後は適度に内目の枠を引いて前に壁を置いて何とかこらえたい。前走時は追い切りも良くなかったし恐らく状態面も問題があったと思う。そこから立て直せているかも今回注目したい点。

安土城S(OP)1着

京都芝外1400m良 16頭1枠1番
1:19.8 33.6-35.2 H^2
12.1-10.7-10.8-11.0-11.7-11.6-11.9

3走前の安土城Sから振り返る。屈腱炎から2戦を使って3戦目、距離を短縮して激しい気性面がプラスに出た、という感じか。ペースも見てのとおりで1.6とかなりのハイ、ラップ推移的にも後半は減速が基調。前半の基礎スピード面を高いレベルで問われている。

1番枠から五分のスタート、そこから軽く促す程度で進めていたが徐々に押し上げて好位の内内で3角。3~4角でも3列目で我慢をしながら内目を追走、4角でも外には出さずに直線で外。序盤で追い出されるとしぶとく伸びて先頭列に並びかけてくる。L1で粘り込みトウショウピストを競り落としての1馬身1/4差勝利。

ここでは内枠で徐々に出して行く感じでじわっと押し上げたがコントロールできていたのは前に馬がいたというのも大きいかなと。厳しい流れに楽についていって最後までしぶとく粘りとおしているように1400で高い基礎スピードを示した形になる。4F目まで11.0とスプリント戦ばりのペースになったのも大きかったかな。

CBC賞(GIII)1着

中京芝1200m良 18頭4枠7番
1:08.0 33.2-34.8 H^2
12.0-10.5-10.7-11.1-11.1-12.6

2走前のCBC賞勝ちはそこからは違うパターンの勝利となった。ペース自体は1.6でかなりのハイ、馬場も良ではあったが雨も降っていて少し時計が掛かっていた。その中でこの馬は後方で進めての一刀両断だった。コーナー地点では速いラップを踏んでいたのでここで外を回すのはロスが非常に大きかったと思っているが。

7番枠から出負けしてしまいリカバーしようとするがなかなか難しく後方からの競馬となる。道中も完全に流れているが押し上げつつ3角では外目で少し掛かり気味になるところも。3~4角でもやや外目を回しながら直線で大外、後方に持ち出す。序盤からグングン伸びてきて離れた2列目に並びかけてくる。L1でそれをあっという間に切り裂き前で粘っていたセカンドテーブルをわずかにとらえた。

まあCBC賞を勝った時のレッドファルクスほどのインパクトではないんだが、それでも衝撃ではあった。もともと基礎スピードで勝負すべきタイプだと思っていたのでゲートでミスった段階で難しいだろうなと思っていたし、それが3~4角でもロスがそれなりにあった中であそこまで突っ込んでくるか…という感覚。もちろんL1でかなり落ちたのも大きかったがこの馬の場合はL2の11.1と速いラップ地点でも明確に伸びてきたから単純なバテ差しというわけではない。まあレースレベル的には微妙ではあるが、それでも2枚上のパフォーマンスを見せてきたし、スノードラゴン比較で考えればレッドファルクスと遜色ない破壊力を見せたのかなと。この時点でのパフォーマンスだけで考えればGIでも通用して良い馬だと思う。

阪神カップ(GII)18着

阪神芝内1400m良 18頭8枠18番
1:21.2(+1.7) 33.6-34.7 H^2
12.1-10.7-10.8-11.2-11.5-11.7-11.5

休養を挟んで阪神カップに臨んだが結果は殿負けと散々だった。ただ、直前の追い切りを見てもあまり良さを感じなかったし状態面の問題もあったかもしれない。それでも映像的に敗因はそれ以外の要素が強いだろう。ペースは1.1でかなりのハイ、ラップ推移的にも後半L1で加速しているが最上位の馬が強かったというだけの話でほぼ一貫ペースだろう。高い基礎スピードを問われたが本来それ自体は歓迎できたはず。

18番枠からまずまずのスタート、そこから促しつつ入っていくんだが、前に壁が作れない大外枠、徐々にブレーキに変わっていくがそれでも徐々に前に行く。最終的にはかなりブレーキをしているにも関わらず2列目の位置まで上げてしまう。3~4角で既に手が動いていて直線では進路がなかったこともあるが抵抗できず失速した。

ん~まあ折り合い面の課題がどうしてもあって、序盤促して行く必要は無かったかもしれないなと。掛かって前に行ってしまったし、もちろんハイペースでもやれる馬なんだが壁を作れないリスクがありながらも前目に拘らなくてもCBC賞では弾けたわけだからね。ただ、状態面での不安もあったのは確かで、ここから立て直してこれたのかどうかも一つカギになるだろう。

2018高松宮記念への展望

前提としてCBC賞だけやれれば、力の要る馬場でハイペース寄りになっても強いという点でレッドファルクスを破るチャンスが出てくる馬といえる。高速馬場でのTS持続なら恐らくレッドの方が上だと思うが、力の要る馬場でそこまで速いラップを踏めない形になればこちらの方が消耗戦で突っ込んできた、消耗戦に強いスノードラゴンをパフォーマンスで明らかに上回ってきたことを考えれば十分勝負になると思う。馬場適性、ペース適性では厄介。ただし、前走の阪神Cで示しているように折り合い面での不安が多い馬で、ハイペースなのに出して行って掛かって甘くなるリスクが一つある。それとレッドファルクスはポジショニングはそこまで上手いわけではないがゲートは安定している。この馬はゲートがあまり安定していない。加えて屈腱炎の不安がありどうしても前走の追い切りの不満から立て直してきているかどうかがリスクとしてはあると。実力的に、適性的に見ても今回は1,2を争う穴馬だと思っていて、追い切りが良ければ馬場次第で勝負に出ても…という感じかな。一発は十分あると思う。

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