競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

フラワーカップ 2018 出走予定馬:ノームコア&北村宏想定

time 2018/03/14

フラワーカップ 2018 出走予定馬:ノームコア&北村宏想定

フラワーカップ2018の出走予定馬展望

第32回 フラワーカップ(GIII)

日程:2018年3月17日()
コース:中山芝内1800m

予想用・出走予定馬一覧

ノームコア(北村宏想定)

新馬戦、アスター賞と2戦2勝、無敗を保っているノームコアがフラワーカップに出走予定だ。新馬戦は厳しい流れで圧勝、アスター賞では緩い流れでしっかりと抜け出し勝利、異なるパターンで2勝してきただけに楽しみは勿論多い。相手が揃う今回それを引き出せるかがポイント、無傷をキープして桜花賞に殴り込みたい。

ここ2走は確かにどちらも違うパターンで強い競馬ではあるんだが、どちらもレースレベル的に見ると何とも言えない。ここに入ると強敵がいるのでそこがカギ。1週前の追い切りラップが優秀なので直前追い切りも踏まえて色々判断したいかな。

新馬戦1着

福島芝1800m良 15頭3枠4番
1:49.1 48.0-49.2 H^1
12.8-11.4-11.4-12.4-11.9-12.2-12.6-12.2-12.2

新馬戦は2歳7月の時点での1800m戦としては異例といっていいほど速い流れで仕掛けも早かった。ペースは1.2でハイペース、ラップ推移的にはL5最速なので5Fのポテンシャル戦となる。かなり厳しい流れだった中で突き抜けたが、レースレベル的には平凡だったと。

4番枠からまずまずのスタート、促しながらじわっとハナを取りにいくところ、内からヘッドストリームが主張したのでこれを行かせて番手。向こう正面では3番手以下を大きく離して2頭の戦い、番手外で3角に入る。3~4角でヘッドストリームがしんどくなりこれを馬なりで交わして4角先頭だが今度は外からウーマンレジェンドが来るのでじわっと仕掛けて半馬身差リードで直線。序盤で追いだされてしっかりと後続を突き放し2馬身半差。L1でも差を広げて3馬身半差の完勝だった。

ここでは完勝だったのは間違いないが、結局今の段階で上位の4頭のうち芝で勝ち上がれた馬が3着ムーランナヴァンの一頭だけで、レースレベルは平凡だった。ペースもかなり厳しかったしそこでしぶとく脚を使えたのは良かったが、あまり高く評価するのは危険で、このクラスで通用するとまでは言えないと思う。

アスター賞(5下)1着

中山芝外1600m良 8頭7枠7番
1:35.1 49.1-46.0 S^3
13.0-11.7-12.2-12.2-12.3-11.6-11.1-11.0

前走のアスター賞では逆に超スローからの3F勝負、L1の坂の上りが最速という競馬になった。もちろんかなりの高速馬場状態にあったので時計自体はこれでも平凡、ただしL1を11.0でまとめているのはインパクトとしては大きかった。

7番枠からまずまずのスタートを切ってスッと番手につけていく。そこから折り合いをつけながら番手外で様子を見て特に動きは無く団子状態で3角。3~4角でもまだ仕掛けを待つような感じで先頭のクレバーバードに並びかけ、4角で仕掛けて先頭列外で直線。序盤で鞭が入ってここで前に出る。L1で1馬身半差あった差が外からソイルトゥザソウルらにジリッと詰められるも3/4馬身差で勝ち切った。

確かにL1の11.0はインパクト大なんだがこの時の中山は相当軽かったし、レースレベルという観点で見ると2着のソイルトゥザソウルがその後スローの決め手勝負となったジュニアCでは3着とそこそこ好走もさほど切れたという感じでもないと。3着ルッジェーロはハイペースのサウジ戦8着の後はダートなので適性は読めないが、この一戦も字面ほど高く評価するのは危険かもなあ、という内容。

2018フラワーカップへの展望

ここ2走は相手関係が割と楽だった中で今回は強敵が揃う。今の馬場の中山だと恐らくそこそこは時計がかかるので、前走のアスター賞見せたスローで番手からの切れ味勝負、というのはあまり当てにしづらいところも。いい点はここ2走ともにいいスタートを切ってスッと前に行けたこと、そして前走ではスローの流れでしっかりと折り合えた、新馬戦では番手外でハイペースで入っても脚を残して再度加速ができた。この辺りを踏まえてもギアの上げ下げといったところは上手いと思うし距離の融通性も高い。この馬の力を出せる信頼度、という点では結構あると思うが絶対的に力が足るのかどうかはこの2走からだとちょっと足りないかも?と感じる。馬券的に押さえるという点では十分選択肢に入ってくるけど、強く狙うとなると現時点では違うかなと。ただ、敢えて言えば前述しているが1週前の南Wが52.1-37.2-12.4と内目を通しているとはいえ非常に優秀でこの馬の比較で見ても明らかに上げている。直前を見て判断したいが、追い切りが良ければ浮上させる可能性もある。総合的に判断したい。
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