競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

阪急杯2018 レース回顧・結果:ダイアナヘイローと武豊、師の引退レースを飾る劇的な逃げ切り!

time 2018/02/25

2018阪急杯(GIII)のレース回顧・結果

阪神芝内1400m良
1:20.1 34.2-34.6 M
12.3-10.7-11.2-11.3-11.4-11.2-12.0

レース全体の回顧・分析

う~ん…アポロノシンザンが出負けしてヘタレてしまったことで最終的にダイアナヘイロー武豊がハナを楽に取り切る形に。ここは恵まれたと思うがそこからは淡々と刻んで淀みを小さくしながらもかつL2で再加速するというラップ推移ではあると。4角出口で一瞬加速する形になっているし、コーナーでも上げ切っていないからレッドファルクスなんかは着差を考えると微妙にこの11.4-11.2が影響したかもなあ。前半の基礎スピード・後半の一足をしっかりと持っている前のダイアナVS後半のトップスピードの質、持続力で勝負するモズ・レッドとの対決だったという感じ。

1着ダイアナヘイロー(武豊)

13番枠から好発を切ってそこから逃げるというわけではなく内の様子を見ながら控えての2列目。ただしアポロが行っていない、ニシノラッシュがそこまでペースを引き上げないのでそれを嫌ってBプランでハナを取る選択に。そのまま道中は下手に緩めずに3角へ。3~4角で若干息を入れるような感じ、4角出口で促してここでスッとリードを取って1馬身半ほどで直線。序盤でそこからしぶとく踏ん張るが少し詰められる。L1で甘くなりそうでならず、最後は外差しの強敵2頭を首の皮一枚でしのいでの勝利となった。

武豊はもっているというか、調教師の引退レースにきっちり勝利で、しかも重賞でってのは凄いね(メガオパールカフェは残念だったが…)。キングヘイローの仔ってのを忘れては如何というか、V字回復しよる…。なんていうか、ゲレ様のスプリンターズSみたいな感じの残し方だったかな。あそこまで際どくは無かったけど。直線入りよりも坂の上りで踏ん張っている感じで、正直L2の手ごたえなら多分レッドなら差してくると思っていたんだけど。ただレースとしてやはり勝因としていえるのは楽に主導権を取れたこと、そして最序盤は無理なく入って中盤以降は上げ過ぎずに淡々と刻んで、直線入りでしっかりと加速する余力を持てていたことだとは思う。こうやって仕掛けをワンテンポ待てる形にレースを支配できたときに強さが出るのかなと。ただ流石にここ2走からここで買うってのは難しかった。適性というより能力的に微妙なところもあるかなと思っていたが、これは単なるフロックというわけではないはず。ソルヴェイグとタイプが近い馬だとは思っていて、全体のペースのバランスが絶妙でないと噛み合わないが、嵌った時は大物相手に戦えるという感じ。今回なら前後半で平均と良いぐらいに流れて、そのうえで3~4角で若干でも息を入れて直線なら一脚を使えている。これは北九州記念でもそうだし個人的には自身フラット、息を入れて一足が理想のパターンだとは思う。この競馬ならレッドファルクスを相手に戦えたんだからGIでも通用していいレベル。中山1200よりは中京1200の方が良いと思うので、後は前後半のバランスを上手く取っては入れれば本番でも。ただ転厩初戦にもなるので…そこが大きな不安ではあるよね。

2着モズアスコット(ルメール)

17番枠から五分には出たが二の足がイマイチで下がって後方で、今回は無理をしない。道中も前がある程度は引っ張るがそれでも流れとしては上がり切らず落ち着いた中で後方外からじわっと押し上げて3角。3~4角で中団外からカラクレナイを見ながら4角で外から追走、特に動かず中団やや後方で直線。序盤で外からスッと伸びてきて中団に取り付いていく。L1で前が下がってきたところで外差しを決めたいがレッドファルクスの伸びがよく逆にL1では並ばれかける。それでもこれを退け2着まで差し込んだ。

終始ロスのある展開、3~4角でそこまで上がり切っては無かったけどそれでも終始11秒前半なので阪神といえども結構なロスがあったはず。その中で後半特化の競馬でしっかりとトップスピードの質、持続力の高さを見せてきた。対レッドファルクスで見ると微妙にこちらの方がロスはあったにせよL2の最速地点での伸びが良かったし、逆にL1では明確に差し込まれていて後20mあれば確実に変わっていたなという感じで決定的に詰められている。まあレッドファルクスのTS持続は文字通りGI級なので、それより前でしっかりと鋭さで優位に立てたのだからいい武器を持っていると思う。ただこの一戦を見ても思うけど前半はもう少しゆったり入らせた方が良いと思うし、1400は正直ちょっと短い気はするね。それでもこれだけやれてしまうという感じで能力は間違いない。

3着レッドファルクス(川田)

6番枠から五分には出てそこ尾から促しつつ中団の中目で入っていく。ただレース全体がそこまで流れない中で割と馬群が凝縮、川田らしく馬群の中で我慢して3角に入っていく。3~4角でも中団から下げながら後方となってしまって最後方列に近い位置で直線。序盤でモズアスコットの後ろから進路を確保も伸び始めは遅くジリジリ。しかしL1では決定的に伸びてきて前のダイアナヘイロー含めて呑み込む勢いも及ばず3着だった。

やっぱり川田では…ただ今日のミルコだとどちらにしてもかもしれんが…。まずレッドファルクスで一番やってはいけないのが下手にポジションを取って下げながら直線って形。ギアチェンジも質もある程度高いレベルで持っているとはいえ最大の武器は入線後もグングン伸びていたようにTS持続にある。これを活かすには基本的には最序盤のポジションよりもロスがあっても3~4角で上げて行くイメージが欲しい。それができなかったというどころかポジ取って下げながらの逆の流れになってしまった。福永や川田、戸崎もそうだがポジションを変に取れると逆に仕掛けや動き出しのスペースを意識せずに流れにキレイに乗って我慢してしまうので後ろが動いてからスペースが確保できずに対処できずに終わってしまう。最序盤のポジション取りではモズに近い位置にいたのに3角手前では明確にモズの方が前、というような競馬になってしまっては難しかった。もちろん枠の並び的にこうなるリスクはあった(特に川田だと)けど、下げ切るのを早くすることで早めの動き出しの意識を持ちたい馬なんだよなあ。今回の場合モズアスコットという目標が外にいるわけなので下げ切ってからモズの後ろを窺って風よけしつつというのも狙えたと思うし、もうちょっとこの馬の良さを引き出すイメージが欲しかった。L1での伸びを見てもやっぱり末脚の絶対量はこの路線では圧倒しているだけにね。結果的にモズとレッドは枠が逆の方がお互いにとって良かったかもしれんね。ただ高速馬場で平均でも自身はかなり後傾、これで爆発的に脚を引き出すように本質は高速馬場巧者で合っていると思うし、距離も幅広くやれる。宮記念でも重要になってくるのは馬場だと思う。確実に高速馬場が望ましいね。この路線では近年でも屈指の強い馬。ロードカナロアに比べて前半の基礎スピード面で見劣るけど、後半爆発させればロード以上のTS持続、いう感じかな。府中なら1800までならやれると思うし2000でも…という感じもあるんだけどね。かなり強いし今後も高速馬場ならずっと追っかける、力の要る馬場でもトップスピード戦なら強い。

4着ニシノラッシュ(幸)

1番枠からまずまずのスタート、そこからじわっと出して行ってハナを取り切る形は悪くなかったがスローを嫌ったダイアナ豊が外から切り込んできたので2列目ポケットでのBプランに。道中も前にスペースを取りつつ3~4角でも我慢しながらスペースをキープして直線。序盤でそこから内を狙うがダイアナがどうしても壁になって外に出してくる。そこからL1でもう一伸びが欲しかったがそこからは甘く、最後は外の2頭にスッと差し切られての4着も善戦。

正直実力的には足りないかなというところで上手く2列目ポケットでコーナーでロスなく立ち回れたのは開幕週からも大きかったと思う。欲を言えば直線で一気に進路をとって余力があるうちにダイアナまで並びかけられていたら?というのはあったけど結構噛み合っていたからね。う~ん…でもこの面子相手にここまでやれる馬だとは正直思ってなかった。今後少し評価を上げた方が良いかもしれんね。

5着ペイシャフェリシタ(松田)

4番枠から五分のスタート、そこからじわっと促しながら楽に好位、そこからはコントロールして下げつつ進めてしまって中団に近い位置で3角。3~4角でも中団の内内で我慢、4角辺りから促しながら直線。序盤で上手く外に誘導して好位列に近いところまで。L1でいい脚を使って伸びてくるが外の2頭には伸び負けしてなだれ込んでの5着まで。

まあ出来の良さを活かしてどこまで、という立場だったからこれなら上等といえる。末脚勝負でも2走前が強かったし前走のカーバンクルSは悪くなかったがあれで差せなかったならここでは相手が手強い。あと、個人的にはマイルぐらいを試してもいいんじゃないかなと思う。前半あまり要求されない方が良いかもしれない。今回もそこまででもないが前半の基礎スピードをとわれてはいるので、あまり前半急かされない方が良いような感じはする。まあここはハイレベルだったと思うから、この5着は今後に繋がってくるかな。

6着シュウジ(福永)

2番枠からまずまずのスタート、そこから無理はせずにじわっと促す程度で2列目ポケット、そこから最終的にはダイアナが前に入ってきたので3列目に下がる形になる。道中の運び方も折り合って、そこそこの流れで好位と理想的に入って3~4角も3列目の内で直線。序盤で見事に進路が無くてブレーキ気味。L1でダイアナの直後の進路を追ってそれなりには伸びるが及ばず6着。

う~ん…福永らしいというか前半は完璧だったと思うけど進路どりのイメージが作れず詰まってしまった。まあ流れを見るとなかなか外に誘導するのは難しかったと思うし、前の誰かが下がってくれればよかったんだがみんな頑張っていたからスペースを取れなかったというのもあるし、ちょっと運が無かったかな。この展開なら、というような感じでまともに直線追えなかったのは今後この馬の評価をどうするか?という点でも悩みの種になりそう…。ただこれぐらいのペースであれぐらいの位置で入るのがバランス的には合っていると思う。要所の反応は良い馬だからね。

8着ディバインコード(岩田)

12番枠からまずまずのスタート、そこからは促していたがいつもの行き脚が無く微妙で好位まで。道中もコントロールする意識が働いて中団の外目ぐらいで3角に入ってくる。3~4角でも中団外から動く形で直線。序盤で好位まで取り付いて一瞬は脚を使うのだがここまで。L1ではジリジリと伸びあぐねて外差しに屈し、前も拾えずの8着完敗だった。

まず前に行けなかったのが痛かった。ペース自体そこまで速くなかったわけで、前半でもう少し前を取れないと末脚の絶対量が足りないので後半勝負では分が悪いのは仕方ない。この馬らしく要所でシッカリと一脚を使ってL2の地点では悪くなかったが、あれで押し上げきれずに好位でまごついていたらL1は甘くなるので呑み込まれる、という感じかな。追い切りがイマイチだったので評価を下げてはいたんだが、それ以前にやっぱりあの位置でとなると難しかったと思う。

15着カラクレナイ(池添)

15番枠からやや出負けして中団の外目ぐらいで入っていく。道中もそんなに無理なく中団の外で進めていって悪くない流れだが少し掛かり気味に3角。3~4角でも中団の外目、ディバインコードの後ろで壁を作りながら直線で外。ただそこからの伸びが無い。最後まで失速の惨敗だった。

まあ過剰人気だったのは間違いないと思うんだけど、正直負けすぎだなという感じ。掛かり気味だったがペース自体はそこまで速くないので許容範囲内だったと思うし少なくともここまで崩れるほどの原因とは思わない。う~ん…まだ正直言って秋以降この馬のパフォーマンスといえるものは見せられていないし、やっぱり早熟傾向とみておいた方が良いかもしれんね。

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「1番人気の勝率こそ悪いものの、3着内率は80%と極めて優秀です。
1番人気を複勝で買っておけば8割は的中します。
勝率を見るなら前走1・3着に注目です。
そして今年のセントウルステークスで該当するのが、、

 

06番 ラインミーティア(前走1着)
13番 ダンスディレクター(前走1着)」

 

※北条のブログ「北条のセントウルステークス予想」より抜粋※

重賞予想解説者:北条直人

 

↓↓

 

【結果】
——————————–
1着:ファインニードル(1番人気)
2着:ラインミーティア(6番人気)
3着:ダンスディレクター(4番人気)
3連単配当:36,810円
——————————–
この男いとも簡単に三連単を当ててくるので
数日分サンプルを取って的中率を調べてみましたところ、、↓↓
うまコラボ:12月28日(木)的中率結果
=========================================
単勝:87% 複勝:100% 馬連:66.7%
ワイド:91.3% 三連複:54.2%
三連単54.2%

=========================================うまコラボ:12月24日(日)的中率結果
=========================================
単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 三連複:41.7%
三連単41.7%

=========================================

うまコラボ:12月23日(土)的中率結果
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単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 三連複:25.0%
三連単25.0%

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一般的に三連単は平均10%と言われているので、
平均の約3~4倍、、

 3回に1回は三連単が当たっていました!

 

 この精度は、ぐーの音も出ない、、。

 

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【3連単が3回に1回当たるうまコラボ】

 

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何悪。分析note2023



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