競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

ダイヤモンドステークス2018 予想:本命04ラブラドライト

time 2018/02/16

ダイヤモンドステークス2018 予想:本命04ラブラドライト

ダイヤモンドステークス(GIII)予想

東京芝3400m
馬場想定:良、やや高速馬場想定

展開予想

逃げ馬が読みづらいところだがグランアルマダがハナが理想といっているので恐らくこれが外から内に切り込んでいくとみていいだろうと。それを見ながらラブラドライトが様子を見つつ、ハナも選択肢として入れながら外のグランアルマダを行かせての2列目のポケット~番手外あたりを意識。ハッピーモーメントは恐らくラブラドライトの直後を狙ってくる、外からトレジャーマップやリッチーリッチー辺りもある程度先行策を取ってきてペースは落ち着くとみたい。スローから段階的に加速しながらの競馬になっていくかなと。ロンスパ気味のイメージではあるが直線で11秒台前半~半ばぐらいは踏むと思う。

予想

◎04ラブラドライト
〇06ソールインパクト
△03プレストウィック
△14フェイムゲーム
×02ハッピーモーメント09トウシンモンステラ
3連複◎〇軸△×流し
3連単F◎〇-◎〇△-◎〇△×

◎ラブラドライト

この馬を狙いたい。昨年のダイヤモンドSは極端な上がり勝負になってそこで適性面で上手くいったというのはもちろんある。超スローからの12.7 – 12.5 – 12.3 – 11.6 – 11.3 – 11.5とL2最速戦で番手からスッと出し抜いて一瞬良い脚を見せたがアルバートにTS持続で見劣った。フェイムゲームにとってはつらい展開だったといえるが、それでも今回も結構良い状況。今年も内枠を引けたし、外の逃げ馬を行かせても良し、自分でハナを切っても良し。前走の万葉Sは中弛みからの13.2 – 12.3 – 11.5 – 11.6 – 11.9 – 12.3とL4最速で3角地点が最も早い早仕掛けの競馬になったし2列目の外から動く形になってしまったのが痛かった。休み明け初戦だし、叩いて追い切りは良化。札幌日経オープンでも12.7 – 11.9 – 11.3 – 11.6 – 11.6 – 12.3とL4最速で11.3と速いラップを踏んで直線前半までは良い脚を使って先頭だったし、ある程度速いラップをとわれた方が良いのも府中適性面では良い。フェイムゲームのルメールがどこかで動いてくる可能性はあるが、器用に立ち回れるのは武器でポテンシャル面に不安のある馬が多いこのメンバー構成ならここから入りたい。

〇ソールインパクト

相手もこの馬にした。まずアル共を考えた時に、やっぱりポテンシャル戦の方が良いだろうと。60.4-59.2を単騎逃げ馬が刻む中で好位の中目から立ち回りつつ12.1 – 11.8 – 11.8 – 11.9 – 11.6 – 12.1と5F戦でL2最速、2段階加速の中で流石にスワーヴリチャードにグンと出し抜かれたが、他ではこの馬だけがL2で伸びてきた。ドスローの決め手勝負では一瞬しか脚を使えないがロンスパの流れの中でしっかりと一脚を使えていることからもこれならステイヤー的な競馬は合いそうな感じ。前走の日経新春杯は62.0-59.4と超スローで3F勝負を後ろから動いてという形になってしまっては難しい。いい位置を取ることが大事だし、3~4角でロンスパ気味で分散しながら直線での一足を要求されるパターンなら3400m戦でも面白いはず。

△プレストウィック

ステイヤーズSだけやれれば力は確かだが、札幌日経オープンでも見せているように12.7 – 11.9 – 11.3 – 11.6 – 11.6 – 12.3とL4最速のポテンシャル戦で中目から外に誘導していたとはいえ3角地点ではそこまで外ではなかったし、ラブラドライト相手にL1では詰めてきたが、同斤量で見劣った。今回はラブラドライト比較で2kg重いハンデとなるし府中なのである程度速いラップを要求される。内内で動ける馬たちを目標にできるのは良いので怖さはあるけど差し切るところまでは難しいかなと。

△フェイムゲーム

ルメールがどう乗ってくるかは楽しみだけど、この大外枠はあまり良い材料ではない。前走のステイヤーズSは前半から遅かったし頭数も少なかった中である程度いい位置を取れたが最序盤はどうしても前目につけられない馬。3角までが近い3400でとなると最序盤は後方からはまず間違いないと思う。スタンド前で動くポイントがあればいいが、そうでなければ向こう正面までは後方から3~4角で外々となりかねない。先週の府中をみても基本的には内内の馬が有利だと思うし、二枚上だとは思っているが外々からの競馬で貫ききれるかは微妙になってきた。もちろん力は認めるので勝たれても仕方がないが、恐らく抜けた人気になると思うので馬券的には2,3着裏を狙いたいしルメールのギャンブル次第では裏目に出て飛ぶリスクも考えて。

×ハッピーモーメント

追い切りが良かったし一足は使ってくる馬なので内内で立ち回れれば或いは。ラブラドライトの直後を取れると思うし、昨年の目黒記念3着時が12.4 – 12.2 – 11.3 – 12.0 – 11.8とL3最速の中で2列目からしぶとく伸びて3着まで踏ん張れた。この時は前半ゆったり入れていたし、あまり急かされない方が良いなら距離延長がプラスに出ても。器用なタイプ、追い切りは良かったと思う、内枠で前に目標と条件は良い…近走が不満なので3着までにしておきたい。

×トウシンモンステラ

昨年のダイヤモンドS4着でもあるが、個人的には昨年のアル共6着が不気味。60.4-59.2、単騎気味だったので実質はスローからのポテンシャル戦だったと思うが5番枠から中団内目を追走して直線で中団から外目に誘導しつつセダブリランテスの直後も少し置かれていた。ただL1ではしぶとく伸びてきたのでこの感じならステイヤー色はやっぱり強い。前走の万葉Sは不満だが間隔が空いていたのもあるし、今回はある程度前目のポジションを取っていきたいとのこと。上手く噛み合えば。
PR【重賞4レース予想】3連単を狙いやすいのはフェブラリーS


的中に特化した予想。
2月10日(土)単勝95.8%、三連単37.5%という高水準を過去4年にもわたり保ち続ける予想データ。
このデータを使って、G1フェブラリーS、小倉大賞典、ダイヤモンドS、京都牝馬Sをひも解いて予想します。
このデータは無料会員になればだれでも今週から見れますので、チェックしてみてください。
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それでは、各レースをこのデータ予想の過去結果から分析していきます。
フェブラリーS

今週末一番の的中率に期待できるレースです。
というのは、過去3年、指数1位と2位の予想馬が馬券に絡んでいます。
指数1位と2位で馬券を組み立てるだけで、複勝、ワイドが的中。まずこれだけで安定的に勝てますね。
最も取りたいのは3連単。
2017年から過去3年で見ると、4位予想馬、6位予想馬、7位予想馬が馬券に絡んでいます。
この3頭の共通点を見つければ3連単を十分狙えるレースです。
週末までにじっくり研究したいと思いますが現時点でわかっていることは【2014年1着馬以外、すべて指数値30以下で馬券決着】
今週末はフェブラリーSが一番勝ちやすいレースだと思います。
みなさんも週末までにこの指数について少し調べてみてください。

また、フェブラリーSの予想については、サイト運営者北条氏のブログにて日曜日昼に無料公開されますの。楽しみにしてみてください。
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小倉大賞典
ダイヤモンドS
京都牝馬S

この3レースの予想が難しい。
この中だったら、ダイヤモンドSが予想しやすいかなぁ。と思いますが、それでも直近2017年成績がいまいちです。
指数1位~3位までの馬が馬券に絡むことは間違いないのですが、馬券内3頭を絞り込むにはもっと分析が必要になります。
しかし、一つだけ予想のヒントとしてあるデータを見つけました。
それは【穴馬発見法】です。この指数データとオッズを組合せて発見します。

例年穴馬の好走が見られますが、オッズの変動でその隠れた馬を見抜ける可能性があります。
指数というのは【全頭の全レースの情報から強い馬の順位を付ける】
しかし僕はここに欠点があると思っています。
その欠点とは【距離適性バッチリの穴馬見落とし】です。

総合評価、つまり全レースで見ると弱いけど、1,800mだけは強い。そんな穴馬たまにいますよね。
オッズだけ見てもこれは正直わからないです。穴馬探しで全頭チェックするのも大変な作業です。
そこで、いい例が小倉大賞典の昨年1着馬マルターズアポジー。
指数14位予想と評価が低いのに、4人気とオッズでは高評価。矛盾が起きました。

どういうことだ?と疑問がうまれマルターズアポジーだけの前レース情報を調べてみました。
すると、2016年2500mの有馬記念で15位と大敗。その前走福島記念G3や、秋風Sなどでは7人気以下にも関わらず1着。
つまり、距離適性は1600m~1800mの馬。G1競争で勝てるほどの実力はないが、G3や特別戦では1着になれるほどの馬とみます。
結果【マルターズアポジー:1800mのG3小倉大賞典は一番力をだせるレース→1着】
ちょっとしたオッズの変化は簡単に気づけません。
しかしこの指数と連携することにより【全体的に見て弱い馬でも、そのレースだけ、ピンポイントで強い馬】を導きだすことができます。

※1点だけ注意
この予想方法で惑わされるのが、大口投票でのオッズ変化です。
大口が入る理由は、調教がすごいよかったなど色々な理由がありますよね。しかしそれは強い馬とは言いきれません。
弱い馬の調教がよくても、いざレースとなると強い馬に勝つのは難しい。
この指数サイトの馬柱の馬名をクリックすると競走馬データが見れますので、適正距離を調べるときに使ってみて下さい。

今週末は重賞4鞍。とても楽しみな週末です。
ぜひこの指数を参考にしてみてください。
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何悪。分析note2023



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