2019/02/02
日程:2018年2月4日(日)
第58回 きさらぎ賞(GIII)
京都芝外1800m
予想用・出走予定馬一覧
新馬戦ではL1最速ラップを踏んで強烈に抜け出し完勝したグローリーヴェイズがミルコ・デムーロと再度のコンビできさらぎ賞に出走予定だ。前走のこうやまき賞では出遅れながら最後まで伸びを見せずも届かずと涙を呑んだ。クラシック戦線を考えればここでの賞金加算は確実に果たしたいところだが、ミルコに戻って全力全開となるか。
2走とも極端なドスロー、という点では同じだが位置取りが違った。それでも瞬間的なトップスピードの質、持続力は高いレベルにあると思う。
●新馬戦 1着 14頭4枠6番
中山芝1800m良 1:52.8 53.7-47.0 S^7
12.9 – 14.0 – 13.3 – 13.5 – 12.1 – 12.1 – 12.2 – 11.5 – 11.2
新馬戦は中山の1800m戦、坂スタートだし更に1角でもう一段上がっていくのでどうしてもペースが上がりにくいが、やはり極端に遅い。6.7でL1最速戦。坂の上りで加速が問われるような流れになった。ただ、前半が極端に遅いといっても実は2段階加速で中盤以降は12秒前半を刻んでいるし、高速馬場ではあったが後半5Fで59.1はこの時点ではまずまず。そこからL1を11.2で加速してということを考えれば結構なインパクトかな。
6番枠からまずまずのスタート、そこから促しながら軽く先行していくがあまりにも遅くハナを切ってしまうという感じでかなりブレーキ、それでも最終的に逃げの手を打つ形になる。2角過ぎでも抑えることを意識していてブレーキしながら、向こう正面でホウオウウィングが絡んできてここでペースアップ。3角でも持ったまま楽な手ごたえで、4角で仕掛けてスッと出し抜いて直線。序盤でそこから追いだされて坂の上りでしぶとく加速、後続を全く寄せ付けずの完勝だった。
多分だがミルコの意識の中では逃げたくは無かったんだろう。ただそこそこいいスタートを切ったし内の馬が控えてしまったので押し出されるようにハナになってしまってそこで一気にブレーキをしたという感じ。ただ向こう正面以降はそこそこは流れていて5Fのロンスパ気味からのL1最速で段階的に加速してきた。この競馬は今の段階ではステイヤー色が強いかな、という感じ。逃げる形になったにせよ前半は極端に遅い。ここまで遅いと基礎スピード面での課題はどうしても出てくるかなと。
●こうやまき賞(5下) 2着 7頭3枠3番
中京芝1600m良 1:37.8(+0.0) 51.7-46.1 S^6
13.5 – 12.4 – 13.1 – 12.7 – 12.4 – 11.7 – 10.8 – 11.2
前走のこうやまき賞も極端に遅かったのでその辺りは当てにしづらいが、パフォーマンスそのものは高かったと思う。ペースは言うまでもないが、L2最速が坂の上り、L3-2で11.7-10.8と1秒近いかなりのギアチェンジを要求されてしまったと。L1も11.2と落ちていないので質的に高いレベルのギアチェンジ・トップスピードが無いと差し切れない。
3番枠から出負けして最後方からの競馬、促しながら結局は後方馬群の後ろで進めていく。道中も折り合い面は少しハミを噛んでいる感じだが上手く壁を作って折り合わせてという感じで3角。3~4角で中団の外から、4角で肩鞭が入り外に誘導しつつカフジバンガードの直後で直線。序盤で出し抜かれてしまうがL1で差を詰めてきて最後は決定的な脚を見せるも及ばず、それでも3着以下は千切り捨てた。
カフジバンガードとの比較で見た時にやはり坂の上りの最速地点でのキレは足りないが、勢いに乗ってからそれを維持してというL1の地点での伸びは明らかに上だった。エンジンの掛かりがトップレベルでは若干遅いが、それでもトップスピードの持続力はかなり高いレベルにあると思うし、とにかく素材の魅力は間違いない。折り合い面で多少の不安はあるが、ドスローでのものなので流石にもう少し流れれば気性面での不安はそこまで問題ないか。もちろん流れれば折り合い面とは別に基礎スピード面での課題が出てくるが。
●2018きさらぎ賞に向けての展望
血統的にはディープ×ミスプロ、リファールのインブリードを軽く持っているというところ。ディープ産駒はミスプロ系との配合の方が距離への融通は利くイメージだし、この馬の場合は母系はステイヤー色が強い(メジロライアン・モガミ)。母はスウェプト産駒らしくスプリンターでその辺りがどう出るかだが、母父スウェプトの傾向自体は割とスプリント色が強いというほどでもないのでそこまで気にしなくていいかな。クラシックでどうこうはともかく、きさらぎ賞の場合は傾向的にはどうしても3角でゆるむ傾向なので基礎スピード面で苦労する馬でも取り付くチャンスは十分にある。その点では良いと思うが、要所の反応はそこまでよくないので京都1800で前目がペースを作り縦長から一脚を使ってくると届かない、というのはこれもきさらぎ賞の傾向として考える必要はあると思う。基本的には前目の馬が粘り込んで番狂わせ、というのが多いレース。前半で主導権を取るのは新馬で逃げたとはいえあそこまで極端に遅ければ流石に当てにならない。基礎スピード面は全く目途が立っていないので他の馬に比べて不安はあるが、きさらぎ賞の傾向通りなら…。素質はかなりのものがあるし、動かしていって最後まで良い脚を使える素材型にミルコ・デムーロの積極性。相性はいいと思うので、後はこの舞台でどれほど弾けるか、ダノンマジェスティばかりに目が行くがこちらも楽しみな一頭。
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単勝:87% 複勝:100% 馬連:66.7%
ワイド:91.3% 三連複:54.2%
三連単54.2%
=========================================うまコラボ:12月24日(日)的中率結果
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単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 三連複:41.7%
三連単41.7%
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うまコラボ:12月23日(土)的中率結果
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単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 三連複:25.0%
三連単25.0%
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一般的に三連単は平均10%と言われているので、
平均の約3~4倍、、
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