本命03ジャスティンビスタ＠ホープフルステークス2025予想

ホープフルステークス2025予想

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：南2m/s想定（風向き不安定）

馬場・風向き

　馬場は金曜正午の段階で稍重。明日は晴れるし時期的には完全に乾き切るかは難しいところだが、それでも良馬場表記にはなるだろう。先週が雨開催で重馬場まで悪化しても時計・ラップはそこまで落ちてない、クッション値は金曜正午で9.4。まあ重くはならんかなと見ているが。一応やや高速～高速も視野に入れておくべきか、最近の馬場の感じだと年末と言っても有馬週だし馬場造園課が本気出しそう。風は南から2m/s想定だが、12:00までは北北西という感じなのでちょっと当てにしづらい。不安定なので決めつけずに。

展開予想

　展開的にはジーネキングがかなり外に入ったのでこれがどうなるかやね。内からロブチェン辺りも前を狙うかもしれんが新馬とは相手も馬場も頭数も違うしそう楽に前に行くか、逃げたいか？というのもコメントからは微妙。中目のバドリナートも先行策だが逃げるところまでは何ともで、外のアンドゥーリルも先行策だろうし、この辺がとりあえず前目。この辺りを行かせて内からジャスティンビスタが好位の内を狙う。アスクエジンバラも先行しつつも岩田なので内内を狙って好位～中団ぐらいかなという感じ。フォルテアンジェロで中団、ショウナンガルフは後ろ寄りかな。

　ペースはそこまで上がらないと思う。60.8-58.7ぐらいで想定。1:59.5前後。

予想

◎03ジャスティンビスタ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△14ジーネキング
△15アスクエジンバラ
×02アーレムアレス12アンドゥーリル
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ジャスティンビスタ

　本命はジャスティンビスタ。まあ枠の並びや馬場がまだちゃんと読みづらい状況の中でと考えると総合的にジャスティンビスタで勝負すべきかなと。

　まず前走の京都２歳S価値を評価でこれはパフォーマンスを上げてきたとみている。60.0-60.4と平均ペースで12.5 – 12.3 – 11.9 – 11.9 – 11.8と緩んでのL1最速で11.8という程度。この流れの中で先行策を取りたかったが外枠で難しく下げて中団だし、向こう正面で動けず我慢して４角でも仕掛けをミスってブレーキ気味から外と難しい形。これで直線結構伸び始め良くL1で楽に前を捕えて１馬身差は結構驚いた。距離を延ばしたことで後半難しい形になりつつも直線でぐんと来たのが良い。

　新馬戦も地味だが機動力は見せた。京都1800ｍで47.5-47.2と平均、13.0 – 12.5 – 12.0 – 11.4 – 11.3と中弛み顕著でL1最速。番手から直線しぶとく伸びてはいるが、外のタイムレスフレアーの方がL2では来る。ただL1でこれを振り払って加速ラップで１馬身差。底を見せなかったなと。

　正直今回は割と混戦だと思うし、終わってみれが抜けた馬がいる可能性もある。ただ不安材料を各馬抱えている中で、その不安が相対的には少ない。ゲートも二の足もしっかり、この枠なら前目を取れる、ギアの上げ下げに対応して距離を延ばした前走で仕掛けミスっても伸び始め良くL1で違い。中山内回りでのL2の再加速でも対応できると思うし、ロンスパになっても好位内目から上手く立ち回れそう、ペースも余程上がれば別だがクリアできている方。パフォーマンス的に面白い馬もいるのはいるが、適性面で幅広いし前走で上げてきたのでね。本命にはこれかなと。

○？

▲？

△ジーネキング

　う～ん…単穴で狙っても面白いかなと思っていたジーネキングだが枠が外過ぎる。この馬右手前スタートがちなので、あんまり前半無理していきたくないなってのはある。札幌２歳Sは札幌1800ｍで50.5-48.0とかなりのスローだったし内枠だったので無理なく入れて途中で左手前にしっかり換えられたのもあるだろうと。12.3 – 12.1 – 11.9 – 11.6 – 12.0 – 12.5と後半ロンスパからの２段階加速でL3で早めの仕掛けながら差を広げていたしこういう脚を使えるのは中山2000では面白い。ただ外枠からだと新馬戦みたいにポジを取っていくのに脚を使うのと、そこで右手前から１～２角も右手前コーナリングでとなるのでそこがちょっと嫌。追い切りも良かったんだけど、枠がなあ…

△アスクエジンバラ

　岩田の外枠から中団内にねじ込む競馬に期待してのアスクエジンバラかな。ワンパンチ足りないのは陣営も分かっていると思うし、岩田がずっと乗ってきていてこの条件でそこが活きるかなと。京都２歳Sは京都2000ｍで内回り、60.0-60.4と平均で12.5 – 12.3 – 11.9 – 11.9 – 11.8とL1最速だが好位の内目で上手く温存も勝負所で外への誘導が難しくなって中団まで下がる。そこから直線狭いところを通して伸びているけど外からジャスティンビスタにあっさり。まあ相手は強いがこちらも完璧には嵌め込めてない。中団内内で向こう正面からの競馬になった時に岩田のイン突きが嵌る可能性はあるし、岩田は外枠からでも気が付けばインに忍び込んでくるのでね。連下で穴狙い。

×アーレムアレス

　後は悩んでヒモで押さえるという感じの２頭。アーレムアレスはここ２走ゲートが良くないのでそこが嫌だが、まあ前走もそうだがしぶとく差し込む足は持っている。前走黄菊賞は京都2000ｍで61.5-59.8とかなりのスローで12.8 – 12.2 – 11.8 – 11.3 – 11.7とL2最速。後方から中団外で押し上げつつ、L2の最速ではジリジリだがL1でしぶとくノチェセラーダに食らいついてのクビ差の２着。ワンパンチ足りんがキッコベッロに１馬身ちょっとの差はつけているので圏内のラインでは考えたい。ノチェセラーダよりゲートはマシなので。

×アンドゥーリル

　アンドゥーリルも軽めにかな。１番人気想定ではあるが抜けてないとは思う。外から勝ちに行って？やね。アイビーSは東京1800ｍで48.1-46.5とかなりのスロー、12.2 – 12.0 – 11.8 – 11.5 – 11.2のラップ推移で楽に離れた２番手だったし３～４角も最短距離。直線しぶとく捕えたけどスローで位置取りの差があったし、後続を突き放したわけでもないからね。そこまで後半の素材で違いを感じる馬ではないし、未勝利圧勝もマイルで46.6-46.6と流れてのものだから。個人的には中山内2000への延長はちょっと鍵になるかなと考えている。

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「里見正人の競馬ブログ」より