本命08カヴァレリッツォ＠朝日杯フューチュリティステークス2025予想

朝日杯フューチュリティステークス2025予想

阪神11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良～重、高速馬場想定
風向想定：北北西7m/s想定

馬場・風向き

　明日は午前中を中心に雨予報。重馬場までは行かないかなとは思っているが、一応稍重ぐらいで中心に想定。風は北北西からなので３角地点が完全追い風、結構強めの六甲おろし。

展開予想

　展開的には雨で読みにくいところは多いが外目のカクウチがじわっとハナを主張していく可能性が高いかな。外のダイヤモンドノットもまずカクウチが主張するのを行かせての番手外狙いになりそう。内からは逃げ先行できそうな馬は不在だが、グッドピース辺りは思い切ってある程度前という可能性はある。タガノアラリア辺りも前目内目を狙ってこの辺が先行策。この辺を見ながらゲートが甘めのカヴァレリッツォがリカバーしつつでルメールのダイヤモンドノット辺りをマークするかなと。リアライズシリウスやアドマイヤクワッズもゲートが甘いが外枠でどこまでポジを取って行けるかもカギ。

　ペースはそこまでは上がらない可能性の方が高いと思う。47.0-45.5ぐらいで想定。1:32.5前後で。

予想

◎08カヴァレリッツォ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△12アドマイヤクワッズ
△13リアライズシリウス
×06タガノアラリア07コルテオソレイユ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎カヴァレリッツォ

　本命はカヴァレリッツォにした。まあ正直今回はかなり悩んだ一戦で、抜きんでた存在は不在だと思う。というか結果的には勝馬が強かったってことはあると思うが、不安材料が各々結構あるなと。

　その中でカヴァレリッツォの前半の伸びしろに賭けたい。デイリー杯２歳Sは難しい形でよく頑張った２着。京都マイルで46.5-46.6と平均で12.0 – 12.1 – 12.1 – 11.2 – 11.2と2F戦だが中弛みが顕著だし、前半3Fは34.5なので早かった。ここで出負け気味、内から外に張られる形にもなったので嫌って内に切ってリカバー、そして前半速い段階で脚を使って位置を取った。ただそこから顕著に中弛みしたのでそこで３角以降ブレーキしつつだったのも難しい競馬に。それでもこの2Fのギアチェンジ戦に一気に反応してきたからね。リズムの悪い競馬をさせて手前もちょっと苦労していたし、最後も外に依れたりとその辺がスムーズならってのはあった。

　新馬戦はそこまでだがそれでも坂加速が目立った。中京マイルで47.9-46.3とかなりのスローからの12.1 – 11.7 – 12.0 – 11.5 – 11.1とL1最速。出負け気味から中団の中目を通しつつ直線内目に切りながらするっと伸びて５馬身差の圧勝。坂加速の良さは見せたがゲートが甘いと。

　個人的にはデイリー杯で最序盤速い中でリカバーして脚を使いながら、中弛みからの再加速でギアの上げ下げが出来ていたので基礎スピード面は良いものを見せたと思う。ゲートは課題だが枠の並び的に内の先行勢は手薄なので上手くリカバーしつつ好位～中団の内のスペースを拾ってスムーズに進められれば、というところに期待したい。

○？

▲？

△アドマイヤクワッズ

　連下にアドマイヤクワッズを。まあ悩んだところだけど枠の並びを見て今回そこまで良い位置を取れるか？は微妙だなという判断。デイリー杯２歳Sは46.5-46.6と平均で12.0 – 12.1 – 12.1 – 11.2 – 11.2と2F戦。前半3Fが34.5と速く中弛みからのギアの上げ下げ。これで後方外目から３～４角で内に誘導して上手くカヴァレリッツォの直後を取れたのは大きかったかなと。最序盤無理をしなかったのと３～４角での目標の作り方が上手く、これをアタマ差で捕え切ったのをどこまで評価できるか？は一つあるかな。新馬戦は東京マイルでスぺルーチェをしっかり捕えたが、47.9-46.2とかなりのスローで12.0 – 12.2 – 11.5 – 11.3 – 11.2とL1最速。これで伸び始めジリジリながらもL1でしっかり伸びて差し切った。個人的にはマイルよりもうちょっと長い方が最終的には良いかな、という評価。前半基礎スピードの質はある程度クリアしたと言っても今回はそれなりに頭数も揃うし枠的にも内に突っ込むのがそう簡単ではないからね。連下まで。

△リアライズシリウス

　こちらも連下までにした。まあ前走の新潟２歳Sはインパクトもあるしレースレベルも結構高い。ただ特殊なレースではあって、新潟マイルで47.8-45.6とかなりのスローからの12.1 – 11.9 – 11.2 – 11.0 – 11.5と3F勝負で番手外から楽に突き抜けての４馬身差完勝。ただし番手外と言っても出負けしてのリカバーで外から余裕をもってやれたのが大きい。入りは35.7なので遅めだったしね。その時点で動けてしまったことと、３～４角でペースも上がってないのに３番手以下を引き離して勝負ができたこと。実際上がり33.4だが３着フェスティバルヒルは32.5だからね。後ろが仕掛けを間違えた面もあると思っている。マイルである程度前半から流れてとなって時計面を引き上げるという時にどこまで位置を取ってやれるかやね。

×タガノアラリア

　後はヒモ穴でタガノアラリアを軽めに拾いたい。秋明菊賞が結構良く、京都1400ｍで35.0-34.0とややスローからの11.7 – 11.6 – 11.4 – 11.1 – 11.5と3F勝負で２列目の内からスッと捌いて抜けてきた。２着に３馬身差と余裕を持っての勝利だし、緩い流れと言っても遅すぎず、息を入れての再加速と総合的に良さが出ているのもある。距離を延ばして位置を取って総合力が活きてきた感じなので、ここで積極策で２列目内辺りを確保できれば出し、枠の並びもその辺は噛み合いそう。結構侮れない存在。

×コルテオソレイユ

　コルテオソレイユも軽めに押さえておく。前走で良さが出たなと。ベゴニア賞は東京マイルで47.1-46.0とややスローからの11.6 – 11.9 – 11.4 – 11.2 – 11.5と3F勝負。これで後方馬群の中目を捌きながらしぶとく伸びて、抜け出したドリームコアにアタマ差まで迫ってきた。後半特化の競馬で結構鋭く伸びてきたしこれは意外だったかなと。馬場が悪化し切らない中でペースが落ち着いて末脚勝負で捌き切れればの警戒。

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「里見正人の競馬ブログ」より