本命09ピースワンデュック＠中日新聞杯2025予想

中日新聞杯2025予想

中京11R 芝2000ｍ
馬場想定：良、超超高速馬場想定
風向想定：北1m/s(やや不安定)

馬場・風向き

　馬場は先週通りなら超超高速馬場で良いと思う。風は北からなので一応３角地点が完全向かい風も誤差の範囲の弱さだし、風向きも18:00からは現時点では東北東にとなっているのでまあ参考程度。

展開予想

　展開的にはピースワンデュックが逃げの形になる可能性が高いだろうなと。ただたまに出負けするのでそこだけ。これを見ながらマイネルモーントが先行策。内からはホウオウプロサンゲも出していくが近走崩れているしどう乗ってくるかちょっと難しいところ。この辺にゲート次第だがジューンテイク、この頭数で重賞で前を取れるかのファミリータイム、メリオーレム辺りが先行～好位。外のショウナンアデイブも先行～好位、グーデンドラーク辺りも前を狙ってくる。ヴィンセンシオや中団ぐらい、シンハナーダは中団～割と後方ぐらいになるかなと見ている。

　ペースは上がらない。60.5-57.8ぐらいかな。1:58.3前後で想定。２段階加速的になるか、それとも3F勝負に特化するか、向こう正面で何かが捲るか。この辺で分岐しそう。

予想

◎09ピースワンデュック
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△08シェイクユアハート
△17リフレーミング
×01ホウオウプロサンゲ04ファミリータイム
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ピースワンデュック

　本命は割とノータイムで決まってピースワンデュック。枠の並びを見て。まあ人気もあまりないという前提ではあるが、それでも５番人気以下、単勝10倍以上はつくと思うし。

　まず適性的にフィットしている馬だと思う。坂加速が良い馬で、東京2400ｍの１勝クラス勝ちが61.7-57.9と超超スローで12.4 – 11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.2 – 11.5とL2最速だが２段階加速的な競馬。これで逃げて早めに仕掛けつつも上げ切らずに直線ですっと出し抜いて勝負を決めてきた。L1ちょっと甘くなったがそれでも２着に１馬身3/4差と流して余裕もあった。後半1000で58を切ってくるのを逃げて引き出せる、段階的に動けている、坂加速。この辺が詰まっているのが良いね。

　そのうえで基礎スピードも持っている馬なのが面白いところ。２走前の秋風Sは中山マイルで46.8-46.1と平均からの11.6 – 11.5 – 11.7 – 11.3 – 11.6とL2最速。これで大外枠から行き切って少し息を入れたという程度からのL3-2で11.7-11.3のギアチェンジの一足。まあここは地味だったんだけど、中山マイルのフルゲートで大外から行き切ってやれているように前半も強み。

　阿賀野川特別では出負け気味で包まれて好位から折り合いに苦労しつつも直線伸びてきたし、最悪出負けしても対応はする。ただ本命を打つからにはしっかり出てもらって、そして花を取り切ってほしい。五分にさえ出れば二の足はここでは一番なので内の先行馬たちに対してじわっと切りながら支配できれば。前走みたいに単騎を追いかける形は避けてほしい。本当に良い脚は一瞬なので本仕掛けをいかに遅らせられるかに尽きる。まあ前走はあのペースで捲られたら流石にかわいそうだったからね。

○？

▲？

△シェイクユアハート

　悩んで連下。小倉記念２着は強く、小倉2000ｍで58.7-61.2とかなりのハイ、11.7 – 12.1 – 12.8 – 12.4 – 12.2とL5最速。向こう正面からタフな競馬となっているがこれをグラティアスが単騎。中団から進めて３～４角で外から正攻法でしぶとく進めていくが、馬群を捌いてきたイングランドアイズに差されての２着。ディープモンスターやダンディズムをここで楽に撃破しているのは評価していい。高いレベルでは新潟記念みたいに直線でのトップスピード戦は不向きではあると思う。60.5-57.5と超スローで12.5 – 12.3 – 12.0 – 10.9 – 11.0 – 11.3とL3最速で10.9とかなり速い。ここで中団内から馬場の悪いところではあったにせよ伸びてくる気配がなく最後まで良いところが無かった。まあそれでも同じく内を通して伸びあぐねた６着ブレイディヴェーグとの比較では明確に見劣ったのは痛い。まあ今回はレベル的には２段階ほど楽になると思うが、やはり超超高速中京での機動力、坂加速やトップスピードの質といったところがネックかな。連下まで。

△リフレーミング

　復活のリフレーミングをちょっと警戒しておくか。リファール系謎の晩年の成長力があったりするし。中京2000が良いのは間違いない。中京開催での昨年小倉記念勝ちが良い競馬。57.6-58.9とややハイで11.7 – 11.8 – 11.6 – 11.7 – 11.8 – 12.0と淡々と。これで後方から３～４角で中目を通して直線で外。これで坂の上りの時点でも結構伸びて３番手まで来たし、そこからL1で前のコスタボニータを捕えている。ディープモンスターが３着でこれに代替１馬身差なのでパフォーマンス的にはここでも通用する。コンクリ馬場で良さが出たのもあるし、個人的にはリフレーミングはベストはスローで後傾でのロングスプリントとあんまりキングヘイロー産駒ぽくないところはあるんよね。個人的には種牡馬で繋いでほしい馬だと思っているのでもう一つ勝ってほしいなとも。ミルコとのコンビも面白いと思う。

×ホウオウプロサンゲ

　超大穴でホウオウプロサンゲを拾っておく。典型的な超後傾馬なのでここ５走ずっと前半がタイトだったし全く人気がなくなるだろうなと。７走前のサンタクロースS勝ちが京都2000ｍで60.6-58.3とかなりのスローで12.3 – 11.9 – 11.5 – 11.2 – 11.4のラップ推移を逃げて楽に支配して、L2の加速でスッと離して１馬身半差とリードを加速で広げているのが良い。最序盤が忙しいと良くないタイプだと思うので、中京2000は上がりにくいしこの馬にとってはバランスとしては戦いやすいと思う。ヒモ穴で一発を期待。

×ファミリータイム

　後はファミリータイムを軽めに押さえておく。当落線上だった馬だけど枠が良い。持ち味はトップスピードの質の高さ＋坂加速もOKというところ。２走前の美濃特別では中京2200ｍで62.1-58.5と超超スローだがこれで単騎。離れた２番手で進めながら12.6 – 12.5 – 11.5 – 10.8 – 11.1のラップ推移で３～４角で一気に差を詰めてそのまま直線坂の登りでグンと抜けてきた。１馬身半差と完勝だったが持ち味はL2の動き。なので中京自体は良いと思う。問題はペースで、流石にこれまでが遅すぎる中でのもの。前走も63.5-58.7なので流石に最序盤が遅すぎるし前を取れていると言ってもその前提ではある。個人的には流石にここで楽に前は取れないと思っているので、その中でこの枠なら上手くスペースを拾いながら３，４列目ぐらいまでなら。中団ぐらいにはなるかなと思っているんだけど、好位を取れてスローの坂加速の展開なら面白い。本質的に2000は短い馬だと思うので最序盤をどうクリアするか。

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「里見正人の競馬ブログ」より