本命08ウィルソンテソーロ＠チャンピオンズカップ2025予想

time 2025/12/07

folder 2025重賞まとめ予想

チャンピオンズカップ2025予想

中京11R ダ1800ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：北北西2m/s想定

馬場・風向き

　馬場は標準ダートで、風は微妙だが北北西から、３～４角中間地点が完全向かい風で冬場の中京らしい風向きと言える。

展開予想

　展開的には内のウィリアムバローズが自分の競馬に徹すると言っているので恐らくハナを普通に主張する。これを見ながら番手のダブルハートボンドも追いかけつつになると思うし、外から競ってくるナルカミに対して内から速度を上げて抵抗する競馬。ナルカミは中京の坂スタートでこの枠の並び、順当にハナを切れるかどうかがポイント。ウィルソンテソーロ川田も内の２頭を目標にしつつ最終的には好位の内目に収めに行く可能性が高い。ハギノアレグリアス辺りはそことの争いでポジを取り切れるかだが、まあそれより後ろで中団ぐらいが妥当か。外のペプチドナイル辺りはナルカミを追いかけつつ先行策、ハナを主張して飛ばしていく可能性もあるがこの枠の並びなのでちょっと読めない所。ルクソールカフェはここはちょっと入りづらいところはあるが好位外ぐらいだろう。

　ペースはある程度上がると思う。48.2-49.7ぐらいでかなりのハイ前後で想定。1:50.2前後で想定。

予想

◎08ウィルソンテソーロ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ダブルハートボンド
△12ナルカミ
×06ハギノアレグリアス07ラムジェット
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウィルソンテソーロ

　結構悩んだ、色々含めてやはり展望通りにウィルソンテソーロで勝負すべきという結論で。

　まずそもそもだけど中京適性が高いのは間違いない。昨年のチャンピオンズカップでは中京1800ｍの良馬場で48.2-49.3とややハイ、12.6 – 12.4 – 12.2 – 12.0 – 12.7とL2最速で坂加速も求められたが中団の中目から直線で外に出してL2で好位列まで来たし、そのままL1で伸び脚で違いを作ってきてレモンポップにハナ差の２着。勝ちパターンのレモンポップに対して唯一追い詰めた一頭と言える。中京のドゥラエレーデは結構強敵で、一昨年２着した時よりも更に内容的に上げてきた。まあ一昨年はちょっと後ろ過ぎたのもあるが。

　今年は南部杯が強い。盛岡の1600ｍ戦で良馬場だが高速ダート。46.4-47.9とややハイで基礎スピードの質も求められているんだが好位の内目でしっかりと流れに乗ってと前半を最近は改善できているし、そのうえでシッカリと坂の登りで突き抜けている。坂の登りでの加速が合っていると思うし、その点で中京が一番噛み合いやすい。

　前走のJBCクラシックは同じ左回りの1800ｍだけど、砂が深くて時計が掛かる中でのスパイラルカーブで速度を維持しやすいコースの代表格船橋。これで48.2-51.4と超ハイ、後半消耗する流れに外から乗ってしまっては…という感じ。個人的には中京1800ｍで今のウィルソンテソーロならある程度位置は取れると思うが、好位の内目ぐらいに無理なくつけてほしい。そのうえで３～４角ではスペースを意識しつつじわっと詰めて坂の登りでスッと抜け出してくれれば。陣営が前走後に疲れが出たと言っていたのでその辺だけ。

○？

▲？

△ダブルハートボンド

　連下にダブルハートボンドを。正直重い印も視野に入れていたんだけど、直前の坂路の追い切りがイマイチだったので悩んで下げた。前走のみやこSは不良での高速ダートで47.0-48.2とややハイからの12.3 – 12.0 – 12.0 – 12.0 – 12.2と12を維持する感じ。これで番手外から流れに乗って３角で早め先頭、コーナー一つ外を通しつつも快速を活かして押し切った。５走前の恵那特別では中京1800で坂加速は対応。50.4-49.6とややスローで12.6 – 12.5 – 12.5 – 11.8 – 12.8とL2最速でスッと伸びてL1で突き抜けた。ただL1は結構落としているし、溜めても限定的かなとは思う。今回は逃げ先行勢も多い中で上手くウィリアムバローズを見ながらペースを引き上げてというのは狙えそうなんだが…直前の坂路で12.3-12.7と減速、坂路は動く馬なのでこれは減点材料として連下。

△ナルカミ

　ん～消すかどうかも含めてちょっと悩んだ。ただまあパフォーマンス的に前走のJDCはやっぱインパクト大。大井の2000ｍで60.2-63.5と超ハイで12.2 – 12.3 – 12.9 – 12.4 – 13.7と割と中盤も速くL3-2再加速で一足を使ってナチュラルライズの三冠阻止の出し抜きを見せてきた。３着以下は千切ったし、まあここは素直に強かったと思う。一点だけ、しかもそこそこリスクだなと感じるのが中京1800ｍ。唯一の敗戦で崩れているが、中京1800ｍで49.2-51.7とかなりのハイで12.4 – 12.9 – 12.3 – 13.2 – 13.3とL3最速。

　まあそれもあるが、坂スタートでゲートからそこまで良くなくて左手前で出てそのまま押してハナを切ったけど１角手前まで左手前を維持。一瞬右に換えてもすぐに左に戻ってそのまま向こう正面まで左手前で走らざるを得ず。これをハイペースでやったので余裕がなくなった感じ。左手前スタートしがちで左回りの盛岡の不来方賞でもスタートしてから左手前。ただ１角までが長い2000ｍなので半ばで右手前に換えたのと、コントロールしてペースそのものがバランス的にさほどでもなかったのでね。今回は内枠に逃げ先行勢がいて外から競っていく必要がある。逃げなくてもやれるが４走前は番手でパフォーマンス的に微妙。左手前主体でハイペースで競って行ってとなると？ってのは明確な不安材料。悩んで連下にしたのは今年は古馬勢が新興勢力台頭もあるが混戦模様なんだよね。悩んだけど連下で。

×ハギノアレグリアス

　後は昨年４着のハギノアレグリアスを拾っておく。中京なら警戒しておいて損はない。昨年のチャンピオンズCも中京1800ｍで48.2-49.3とややハイ程度、12.6 – 12.4 – 12.2 – 12.0 – 12.7と中盤ちょっと緩んでのL2最速と坂加速。中京らしい流れの中で中団内目で進めつつ３～４角３列目の内から直線で進路微妙ながらも坂加速で内からそれなりに伸びてきたし、L1までしぶとく食らいついての４着。今年は有力馬に新興勢力が多いが、いずれも適性や枠の並び、馬場状態含めて不安がある馬が多い。ウィルソンテソーロ本命で勝負するなら、ハギノアレグリアスをヒモでセットで狙うべきという判断。良い枠の並びだしね。

×ラムジェット

　悩んでラムジェットを拾いたい。まあ本音を言えばここは狙うべきタイミングだとは思う。そもそも単調な基礎スピード戦が向いてないと思っている馬で、1800は多分本質的にちょっと忙しい。前走のみやこSが高速ダートで突っ込んできたけど、出負けしたことで逆にバランス的に後傾でゆったり運べて差し込めた解釈。47.0-48.2とややハイで12.3 – 12.0 – 12.0 – 12.0 – 12.2とL4最速タイで淡々と。この感じで後方外外から結構突っ込んできたので結構驚いた。ただ馬場が結果的に超高速だったことで後傾バランスで後半の時計を高めてきたんやな、という感じ。ゆったり運べる方が良いのと、昨年東京大賞典がベストバウトで63.0-61.9とスローからの12.4 – 12.9 – 12.8 – 11.8 – 12.0とL2最速。２列目の内までリカバーしつつ直線での加速でフォーエバーヤングに食らいついたここが一番の良さ。ギアの上げ下げは合う馬なので、中京1800ｍで色気を持たずに中団ぐらいでいいので進めて紛れたときにじわっと仕掛けていければ。三浦はこの辺を察知しての仕掛けはまだ甘いので強くは狙いたくない、軽めの押さえまで。