本命15アスクナイスショー＠福島11R バーデンバーデンカップ 予想

バーデンバーデンカップ(3C)予想

福島11R 芝2000ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：北北西4m/s想定

馬場・風向き

　開幕週で読みづらいが、昨年は結構軽かったんよなあ。パンパンの良馬場だし一応高速馬場ぐらいで想定しておく。風は北北西からなので４角地点が完全向かい風。

展開予想

　展開的には内からキュクヌスがハナを主張、外からアスクナイスショーも絡んできてこの２頭のハナ争いとなる可能性が高い。これを行かせつつ内目のワイドアラジンは先行策で２列目狙い、これに最内のアンゴラブラック、ニューステソーロが譲らず、この３頭の２列目内争いもある。バロネッサはその２列目内争いから少し離れた位置でスペースを取りつつ中団からじわっと好位まで持っていけるかな。

　ペースはそこそこは上がると思うが、馬場次第。読めんけど高速とするなら、59.5-59.2ぐらいで1:58.7ぐらいは出そうかな。

予想

◎15アスクナイスショー
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01アンゴラブラック
△02バロネッサ
×03ニューステソーロ07モズマーヴェリック
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎アスクナイスショー

　本命はアスクナイスショーにした。この馬テンが結構速いし福島である程度前半速度に乗せて息を入れてって競馬の方が良さそうなんだけどね。

　２走前の初日の出賞では中山2000ｍで59.9-60.2と平均からの12.1 – 12.1 – 12.2 – 11.8 – 12.0とL2最速で基礎スピード＋一足勝負。これで逃げの手を打って割と縦長に持ち込んでL2の加速でスッと離しての１馬身差勝利。L1でちょっと詰められた形だけど基礎スピードに依存して前後半のバランスで上手く押し切った形だと言える。右手前で出て半ばで左手前に換えてのスタートだし、右回りだと１角までの距離が長い方が良いかなってのも。

　１勝クラス勝ちが福島2000ｍでここが結構面白い。59.4-59.8と平均からの13.0 – 12.2 – 11.7 – 11.8 – 11.9 – 12.2とL4最速。これで逃げの手を打っていたが中弛みを作って息を入れつつの後半L4最速でポテンシャル戦。ここで逃げて早めに仕掛けて粘って完勝だからね。テンの3Fが34.3と福島らしく速いし、そこで脚を使って息を入れてこの競馬ができているので適性的にもギアの上げ下げが高いと言える。

　福島はどうしても１角が下っているので前半のペースが上がりやすいし、そこに入っていくだけの基礎スピードの質が必要。同時に２角の登りでペースダウンして息を入れられる。子の適性面を示せているのは強みかな。早めに捲られ切るとしんどいと思うけど、上手くそこを立ち回って前半をある程度引き上げつつ、息を入れて３角以降の4Fレベルでのポテンシャル戦なら対応してくると思う。ここは外から思い切って主張するしかない状況だと思うのでね。ここから勝負したい。

○？

▲？

△アンゴラブラック

　後は枠も良い内枠各馬を狙っていく感じになる。アンゴラブラックは前走の野島崎特別勝ちをある程度は評価。中山2000ｍで60.6-58.6とかなりのスロー、12.3 – 12.1 – 11.7 – 11.3 – 11.2とL1最速。これで２列目の内から直線進路を取ってしぶとく伸びて粘り切った。加速過程で動くところに良さがあったし、ペースもこう見えて遅いのでその辺はカギ。ただ３走前のノエル賞が悪くなくて、中山2200ｍでも58.6-61.0とかなりのハイから12.4 – 12.9 – 12.2 – 11.6 – 11.9と割と息が入っての再加速というところで好位の外から動こうとしてL1で甘くなった。流れた中である程度乗ってのギアの上げ下げには対応できた。まあここは混戦だがそれでもワンパンチ？というのは確か。内枠でも連下までにしたのはその辺。

△バロネッサ

　連下にバロネッサを。ちょっと悩んだけどね。ただ前走のむらさき賞でも結局ニューステソーロには完敗の内容なので、2000ｍへの延長で良さが出る可能性はあるにせよどこまで？かな。前走のむらさき賞は45.1-47.8と超ハイで11.7 – 11.7 – 12.1 – 11.9 – 12.1と淡々と。ダービー当日で雨も残っていて読みにくいが、割と基礎スピード戦の中で中団から正攻法でジリっとなだれ込む形。正直ちょっと忙しかったとは思う。もともと2000ｍで良さが出ている馬ではあるし、前走は極端なハイペースで忙しかったのは。未勝利勝ちが東京1800ｍで47.9-46.6とややスロー程度、12.0 – 12.2 – 11.7 – 11.2 – 11.5とL2最速で先行して抜け出して２着アドマイヤマツリに１馬身3/4差と完勝だった。もうちょっとやれて良い馬ではあるので、悩ましいが連下で押さえる。

×ニューステソーロ

　後はニューステソーロも枠が良いので前残り警戒勢。前走のむらさき賞では45.1-47.8と超ハイで11.7 – 11.7 – 12.1 – 11.9 – 12.1と基礎スピード特化を先行して流れに乗って結構しぶとく踏ん張った。現状ではこういう競馬が良いのかな？というのと山中湖特別勝ちの内容からも距離自体は2000ｍで良いのかなと。前がある程度引っ張りそうな流れで内枠を利して前目内目で怖い一頭かな。

×モズマーヴェリック

　最後は結構悩んでモズマーヴェリックにした。内の先行勢が結構多いしそのうえで当てにしやすい。中団内内から３角からの競馬で内のスペースを拾えそうなモズマーヴェリックを拾っておきたい。正直高速馬場だとちょっと忙しいかも？という気持ちはあるが、前走の熊野特別もタフな競馬で突き抜けたしパフォーマンス的には警戒。中京2200ｍで稍重、58.4-63.3と極端なハイ、12.0 – 12.7 – 13.1 – 12.9 – 12.6と消耗戦に近い。これで中団で進めながらL2で伸びてここで先頭に立ってきていると。そのまま突き抜けたし割とシンプルな競馬の適性が高いだろうと。時計面での課題は残っているし、開幕週だとこれ以上狙うのは？ってのが本音だが、軽めには押さえておきたい。

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「里見正人の競馬ブログ」より