本命06ウイングレイテスト＠函館スプリントステークス2025予想

函館スプリントステークス2025予想

函館11R 芝1200ｍ
馬場想定：良、ややタフな馬場想定
風向想定：南南東5m/s想定

馬場・風向き

　日曜日に昼からちょっと避けられない用事がある（意地でも宝塚記念までには帰ってきますが）ので土曜も含めて少し早めの予想を心がけます。

　馬場は追い切りでの芝映像を見ると結構掘れていた感じだし時計もちょっと掛かっていた印象ではある。クッション値も7.6とかなり低いので、ややタフ～標準馬場ぐらいで見ておきたい。風は南南東からなので３角地点が完全追い風、HSは向かい風に近い。

展開予想

　展開的にはとにかく逃げ先行勢が揃った一戦。内から武豊のジューンブレアが主張、カルチャーデイもとりあえず出して行って内の２頭がハナを狙う、これにウイングレイテストも絡みつつ様子を見ながらで内目が主体的にレースを作っていく形。外からもジョーメッドヴィンやペアポルックスといったところが絡んでくるが、内も結構やり合うと思うのでちょっと難しいかな、という感じ。インビンシブルパパが２，３列目内ぐらい、ナムラクレアは中団～後方で包まれる感じになりそうかなと見ているが…。

　ペースは上がると思う。33.3-34.8ぐらいで想定。かなりのハイ前後、1:08.1前後で見ておく。

予想

◎06ウイングレイテスト
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02カルチャーデイ
△07ナムラクレア
×04カピリナ16ゾンニッヒ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウイングレイテスト

　本命はウイングレイテストにした。まあもともと宮記念で狙っていた馬なんだけど、結果的に左回りダメだったという感じ。

　評価しているのは昨年函館スプリントS２着の内容。これが函館1200ｍで33.4-35.0とかなりのハイ、11.9 – 10.4 – 11.1 – 11.7 – 11.6 – 11.7のラップ推移でタフな競馬。これで外目の枠から逃げ先行争い雁行状態で３頭分外と３角からかなりロスの多い競馬を強いられている。それでも最後までしぶとく踏ん張って２着、勝ち馬がサトノレーヴと考えてもこれで59kg背負って２着は立派と言っていい。函館は上り坂が３角まで続くタフなコースだが、これで最序盤で難しい形でやれているので適性自体かなり高いと思う。左手前でシッカリと出て３角で右手前と右回りにフィットした入り方。

　問題は前走の宮記念。自分は普通にチャンスだと思っていたが失速した。中京1200ｍで33.8-34.1と平均程度。12.3 – 10.2 – 11.3 – 11.6 – 11.3 – 11.2とL3で緩んでの再加速。ただ問題は恐らく最序盤。ゲートから左手前で出ていて、左回りなので当然３～４角も左手前になる。左手前での負荷がかかり過ぎて直線再加速はあったにせよ全く動けなかったというところはそこかなと。長距離で最序盤遅かったりすればそこまで気にならんが、ワンターンの短距離とかだと最序盤で順手前を使えているかは結構大事だと思っている。

　今回は右回りの函館1200なので気にならんし、昨年が59kgで強い競馬だった。８歳馬だが直近のオーシャンSが悪くないしあれは馬場がちょっと軽くて切れ負けする感じ。衰えている印象ではない。昨年夏に好走で夏場も問題ないし追い切りも良い雰囲気。前走大敗で人気を落とすが左回りで敗因も自分の中ではしっかりある。難しい形でビッグシーザーを撃破できているわけで、個人的にナムラが簡単でない条件で本命を打つならこれというのは枠を見て素直に、かな。

○？

▲？

△カルチャーデイ

　後は前走の米子城S勝ちが良かったカルチャーデイを連下で。阪神1200の重馬場で33.8-34.9とかなりのハイを逃げて作り、12.0 – 10.7 – 11.1 – 11.6 – 11.4 – 11.9とL2の再加速でスッと離してロードフォアエースを２馬身半差は結構驚きの完勝だった。まあ外枠からじわっと行き切れたのが噛み合ったし、12.0の1F目なのでこれでスッとハナを切れるかどうかはこのメンツだと微妙。逃げなくてもやれる馬なので連下では押さえたいかな。

△ナムラクレア

　ここで連下にしておく。まず函館スプリントSって結構難しいレースで、３～４角でちょっと馬群が詰まって３列目以下だと内が詰まりやすい印象。開幕週なので多少前がハイペースで引っ張っても大きくは下がってこないってのもある。今のナムラクレアは出足がちょっと悪くなってきて、以前よりも1400色が強くなっている印象と。宮記念みたいにペースが上がり切らなければそうでもないけど、1200で33秒台半ばぐらいでとなって今回のような前が飛ばしそうなメンバー構成で内に逃げ先行勢が多い、恐らく中団の内内で包まれる可能性が高いだろうという見立て。その中で上手く捌いて突っ込めるかがポイントになると思う。ロードカナロアとかも詰まって取りこぼしたレースで、結構印象的にこういう実力馬をパフォーマンスが抜けているからと内目でも買っちゃうと痛い目に遭うこともあるからね。多分１倍台半ば、前半もあり得るかなという中でリスクもあるかな。ルメールも1200はあんまりいい印象ないし。

×カピリナ

　後は追い切りの良かったカピリナを軽めに押さえておく。まあ正直単調な基礎スピード戦でどうかな？ってのはあるが、一応愛知杯で1400とはいえ32.7-36.0の超超ハイの流れに中団内から立ち回ってジリっと伸びて３着。シルクロードSは京都1200で33.1-35.1とかなりのハイだが11.8 – 10.6 – 10.7 – 11.1 – 11.8 – 12.2とコーナーではあまり落ちていないしそこで中団外々でとちょっとしんどかった。まあ見限るのはちょっと怖いかな。軽めには押さえておく。

×ゾンニッヒ

　後はバテ差し要員でゾンニッヒを軽めに。昨年の函館スプリントS６着がそんなに悪くない。函館1200ｍで33.4-35.0とかなりのハイで11.9 – 10.4 – 11.1 – 11.7 – 11.6 – 11.7のラップ推移。これで大外枠から後方中目を通してスムーズに運べていたが、ラストまでジリっと伸びてなだれ込んできた。２着争いの一線からはちょっと遅れたがそれでも0.1差だしこの感じなら。地味に後傾で良い馬なので1200なら少しペースが落ち着くぐらいの方が面白いかもしれん。まあ想定はハイペースなので昨年ぐらいで噛み合えば３着ぐらいは＋想定が外れて落ち着いた時でもちょっと怖いので押さえておく。

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「里見正人の競馬ブログ」より