本命11サクラトゥジュール＠安田記念2025予想

time 2025/06/08

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安田記念2025予想

東京11R 芝1600ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：南東3m/s想定

馬場・風向き

　まず馬場だが、土曜を見る限り標準ぐらいかやや軽いか…ぐらいで見ていた。少なくとも顕著に高速馬場は無いとみている。稲城特別だけスタッツ的に抜けているが、レッドバンデが強すぎた。２着で見れば１勝クラスとしては水準ぐらいだと思う。正直、土曜を見た段階では標準寄りだと思う。ただ、日曜はGIだしダービーほどではないにせよ馬場造園課もお頑張りになられると思うので、まあやや高速ぐらいを中心にして前後に想定しておくという感じ。見立てとしては土曜は標準だけど、日曜は一段階上がってくるかな、と。だからまあやや高速～標準の感じで。風は南東からなので４角地点が完全追い風。

展開予想

　逃げ馬が不在だが、土曜を見ても前がなかなか止まらないので意識としてはある程度上がるかなと思っている。その中で確たる逃げ馬不在だがウインマーベルがじわっと様子を見つつハナも考えながら。その外のグラティアスも逃げたがる和生に替わるし何もしなければ何も生まれない馬だと思うので積極策はあるかなと。トロヴァトーレがちょっと読めなくて、この枠で土曜を見ても前目内目が結構良かったし、武史が思い切って前にこだわるかも。エコロヴァルツもゲート次第で前はあるが、この距離だと内のマッドクールの方が前目内目だろうし、２列目外～好位ぐらいでというところ。ジャンタルマンタルも好位の中目から外を狙ってくる感じで先行争い勢はこの辺まで。枠が良いシックスペンスとルメールがどこまで位置を取ってくるか、好位～中団内ぐらいまでかな。サクラトゥジュールは恐らくジャンタルマンタルをある程度意識しつつ中団の内目～中目を狙える枠の並び。外のソウルラッシュは小細工せずに中団の外ぐらいかな。ジュンブロッサムは豊だし後方でソウルラッシュマークで差すイメージかな。ブレイディヴェーグも枠が悪くてかといって前半どうこうできる馬でもないからなあ。後方からかなあと。

　ペースはある程度は上がるかなとは思うし、土曜も前目内目がトータルでは結構良かったからね。日曜開催で変わってくるかもしれんが、意識としてはある程度。46.0-46.0ぐらいで平均を想定。1:32.0前後、ペースや中盤の仕掛けの強さ次第で31秒台突入もあるかな、というレベルで見ておく。

予想

◎11サクラトゥジュール
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△10ジャンタルマンタル
△14ウォーターリヒト
×01シックスペンス02ダディーズビビッド
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎サクラトゥジュール

　枠の並びと土曜の馬場を見て決断した、という感じやね。展望の段階では単穴だったけど、ここまで揃ったらサクラトゥジュールで勝負するのが俺やろ、という感じ。絶不調だけど、置きに行っても仕方がない。

　もともとサクラトゥジュールはベストバウトだけならGIで通用して良い馬だと思っていた。それがメイS勝ち。東京1800ｍで46.8-46.3と平均、11.6 – 11.9 – 11.3 – 11.4 – 11.7のラップ推移でL3最速。ロングスプリントの競馬で好位の内内で温存しつつ直線前半の坂で捌きつつしっかりと伸びて、勝ちパターンだったマテンロウスカイをクビ差であっさり捕えてきた。ここの３着がエピファニー、４着がドーブネで、特にこの展開でのドーブネを相手にここまで楽に…と思ったのが印象的かなと。この時点で府中で1800~2000なら噛み合えばトップレベルでも戦えるという評価だったし、だからずっと追いかけている。そして、この時に乗っていたのがダミアン・レーンなのよね。

　そして直近で言えば京都金杯。ここを勝てているのは自分は今回本命を打つうえで大きかったかな。中京マイルで良馬場だが１月で時計が少し掛かっていた状況。46.2-47.3とややハイ、11.5 – 11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.9と緩んでのL3-2再加速で坂加速。これで中団で温存しつつ直線坂の登りで内の狭いところから何度か切り返しながらも差を詰めて３列目、L1で捌き切って抜け出してという競馬で破った相手がウォーターリヒトになる。今の府中はそこまで軽くないと思っているが、その中で馬場適性の幅の広さ、ペースにも対応した。この辺が大きい。

　前走の東京新聞杯でも崩れたり、とにかく不安定だがひとえに折り合い面の問題。メイSでレーンの騎乗を見ていてもやはり折り合いだけでなく、気性面をコントロールしてそこからブレーキを外していく過程がほんと上手いなと思って見ていた。こういうタイプとの相性がいいと思うし、枠も結構良いところで動けるジャンタルマンタルを意識しながら運べる。枠の並びや内目が結構良い馬場状態という中で馬群を捌けるセンスがある馬でレーンが乗っていて、ロングスプリントでもギアチェンジでもある程度対応、坂加速が良い、マイルの時計勝負で対応。これだけ揃って13番人気の馬では絶対にないよ。枠順と土曜の馬場、人気を見て、素直にここから本命しかない。奇をてらってないし絶不調でおかしくなっているわけでもない。まあ絶不調は間違いないけど、冷静に整理してこの馬が13番人気はおかしいし勝つチャンスがある馬だと思っていて揃った。東京新聞杯勝ちとかアスクコンナモンダやホウオウビスケッツ物差しで見ても普通に強いからね。後はレーン様に任せます。

○？

▲？

△ジャンタルマンタル

　後はジャンタルマンタルを連下で。NHKマイルカップのパフォーマンスだけなら最上位だけど、この馬としては楽なペースではあったと思う。当高速馬場で46.3-46.1と平均だが12.0 – 12.0 – 11.4 – 11.2 – 11.5と中弛みからの再加速。これで２列目外で楽に折り合って勝負所でアスコリピチェーノを閉めてすっと出し抜いての完勝だった。ロジリオン相手にここまでやれたのは評価したいしパフォーマンス的には一番。ただ香港マイルでは47.02-46.32と日本式補正で大体46.0-46.3。これで流れに乗って24.70-22.32-11.81-11.47-11.16-11.88とL2最速というところで伸びを欠いた。シャティンの標準馬場で前半で意識的に前に入って甘さが出たのがちょっと気になったかなと。ここは馬場も軽くはない可能性が高いし、その中でペースが上がって溜めが利かない可能性はあるとみて連下。

△ウォーターリヒト

　連下にウォーターリヒト。前走の東京新聞杯勝ちはなかなかのインパクト。標準馬場で46.1-46.5と平均、11.5 – 11.6 – 11.3 – 11.6 – 12.0と割とよどみなく。これでやや出負けで後方外から直線で大外に出してしっかりと伸びて、L1で前がしんどくなったところをきっちりとバテ差してきた。淡々とした流れで消耗しての伸びが良かったし、ラストで左手前に戻してからもう一伸びで来ているのも良かったなと。京都金杯では中京マイルで大外枠と難しいところからL1でしっかり差し込んで２着は立派。46.2-47.3とややハイで流れて11.5 – 11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.9のラップ推移でL2再加速ではあるが前半の基礎スピード色が強い競馬。これで後方外から追走には苦労しつつもL1で前が落ちてきたところで突っ込んできた。基本的にエンジンのかかりはちょっと遅い方なので外枠自体はむしろ良いと思う。早い段階でソウルラッシュをマークしつつ運べれば連れて突っ込んでくる形には持ち込みやすいと思うし外差しで。

×シックスペンス

　後は自分らしくないヒモ、自分らしいヒモで、まずらしくない方。追い切りが良かったのと枠が良い。個人的には前半の基礎スピードでマイルでは忙しい可能性が高い馬だと思っている。なので中団～後方内内でジッとから温存して出し切ればってところで噛み合いそうだなと。ただ、土曜の馬場を見る限りシックスペンスとしてはもうちょっと軽い方がいい。高速馬場の方がいいと思っているので、まあそれ以外の条件で浮上させたけど軽くの押さえまでかなと。

×ダディーズビビッド

　後は自分らしいヒモ穴、ダディーズビビッドを狙いたい。まず前走の六甲Sはこれもロングランほどではないが意外な勝ち方。阪神マイルで46.1-46.1と平均、11.5 – 11.6 – 11.6 – 11.0 – 11.9とL2最速で後方外からしぶとく伸びて差し切った。ここで破った４着がセオになるが、このパターンでこれを捕えてきたのは結構な驚きだった。この感じなら1400での基礎スピード戦でもやれていた中で、中団内内で前がある程度引き上げてというところで嵌る可能性はあるなと。軽めに押さえて大穴狙いで。