本命05ジューンオレンジ＠中山牝馬ステークス2025予想

中山牝馬ステークス2025予想

中山11R 芝内1800ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：東2m/s想定

馬場・風向き

　明日は雨が降るかもしれんが、メインまでは持ちそうな予報かな。ベースが超高速だし、多少ぱらついた程度では影響はないだろうと見て超高速馬場でそのまま想定。風は東からなので３角地点が完全追い風。

展開予想

　厄介なことにセキトバイーストが大外枠を引いてしまった。コンクシェルやクリスマスパレード辺りが主張するなら枠の差でこの辺が行けちゃいそうではある。中目のペイシャフラワーがどうなるか、ゲートが最近良くないので当てにはしないが絡んでくる可能性はある。内からビヨンドザヴァレーも逃げの手はあるが、様子を見つつ２列目内が狙えるので無理はしない。フィールシンパシー辺りも前目で好位を狙い、内目の先行争いに外からセキトバイーストが絡む形になりそうかなと。この辺を行かせながらミアネーロ辺りも枠的に位置を取れそうで中団ぐらい。逆にシンティレーションやシランケドはゲート次第ではあるがちょっと難しい枠の並びになったなという感じ。

　ペースはある程度は上がるがそれでも上がり切らんかな。47-46.7ぐらいで想定、1:45.7前後で。

予想

◎05ジューンオレンジ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01ミアネーロ
△04フィールシンパシー
×12シンティレーション14セキトバイースト
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ジューンオレンジ

　悩んで本命をジューンオレンジにした。単穴馬とちょっと悩んだんだけどね。ただこの枠の並びで今の馬場だと前がそれなりに引き上げざるを得ない形にはなるし、向こう正面からもそれなりに仕掛けの意識は働きそうかなと。

　２走前のディセンバーSを最大限に評価した形。中山1800ｍで47.5-46.4とややスロー、11.3 – 11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.6とL5最速で向こう正面からのペースアップ。これで中団の内内で温存しつつ３～４角で上手く前のノースザワールドが押し上げてくれたところを通しながら直線に入ってきたのは噛み合い切ったとはいえ、そこからのL1の伸びが良く唯一エコロヴァルツに対して差を詰めてきた。このエコロヴァルツが中山記念でも２着と強い競馬ができている。これはここに入っても威張って良いパフォーマンスだし、後傾でのロングスプリント的な末脚で明確に上げてきた。

　前走のターコイズSでは中山マイルで45.9-46.4と平均で流れたし、11.6 – 11.8 – 11.9 – 11.3 – 11.9と緩んでの再加速の流れで中団で脚を使って追走。そこから直線での伸びを欠く形となった。前半3Fで見てもディセンバーSと比較して２秒近く速く基礎スピードの質を求められてちょっと甘さが出た感じだという見立て。

　これまでの内容を振り返っても近走スローバランスでパフォーマンスを上げてきたと判断すべきだし、しかもロングスプリント的に。なので超高速馬場でこれなら騎手も前目内目を狙う意識が強くなるだろうと。縦長で中団内目を拾いつつ自身では後傾のバランスから向こう正面でスペースを拾いながら差を詰めていければバランス的にも噛み合いそう。後はディセンバーSほど完璧でなくてもいいので捌き切って直線に入ってくることができればやね。前目内目で当てにしやすい馬も多いのでここから勝負。

○？

▲？

△ミアネーロ

　連下にミアネーロを。まあこれもちょっと微妙なところだが枠が良いのと、これも何か知らんけど良く嵌ることが多いのもある。紫苑S２着も中山2000ｍでコンクリ馬場、58.8-57.8とこれでややスロー、11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.0のラップ推移でL1最速だが中団内内で我慢して直線外に出してジリジリ、L1で３列目からこのラップで差し込んでクビ差の２着なので10秒台に入れていると。個人的にはクリスマスパレードよりこちらの方がインパクトはあったんだけどね。ただ1800ｍでこの馬場だと多分ちょっと忙しくて前半そこまで位置を取れない可能性が高いと。ジューンオレンジ辺りとの比較でこれに前に入られるとなかなかこれを差すところまでは難しいし、恐らく１，２番人気の馬だからね。この馬場での位置取りを気にして連下までにした。

△フィールシンパシー

　逆にこちらはこの枠での位置取りの良さに期待と、マイルでも総合力型で案外基礎スピードでゴリゴリって馬でもないのでこの条件で楽に前目なら警戒かなと。福島牝馬Sでは47.8-46.6とややスローで12.5 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 11.6と4F戦だったがこれで外枠から２列目外で正攻法で結構踏ん張ったからね。捌くのに苦労したコスタボニータに差されているし、全体レベルはさほどだがスローでの後半勝負、正攻法でこれは立派。この感じなら今の馬場の中山1800ｍで基礎スピード面では苦労しないし前目内目に忍び込んでの粘り込み警戒は期待して良いだろう。ターコイズSは捌くのに下手を打っていたし、横山琉人もチャンスが戻ってきたんだから意地でも良い騎乗してほしいね。ここは結構チャンスはあると思う。

×シンティレーション

　後はシンティレーションを軽めに。枠が悪いなあ…。ただ基本的にエンジンがかかってからが良い馬なので多少ロスがあっても外から出し切ってL1で突っ込んでくるイメージの方が良いかなとは思う。３走前の府中牝馬Sでも東京1800ｍで46.9-46.0とややスロー、11.8 – 11.9 – 11.7 – 11.4 – 11.0とL1最速。これでブレイディヴェーグをマークしつつだが直線L2ぐらいまではジリジリ離されていて、L1で差を詰めての１馬身1/4差。レースラップ的にL1で11.0なのでここで差を詰めてきたなら10秒台に入れているんだが、そこまでの反応が地味だった。前走の小倉牝馬Sはシンプルな流れで中団内内で噛み合ったけど、多分本質的には高速馬場でロングスプリント的に脚を使う競馬の方が良いと思う。エリ女でもギアチェンジで甘かったので、この条件で外からは楽ではないけど素材で何とか３着ぐらいは、という期待。後傾のバランスで出し切って時計的には対応できているってのは大きいかな。

×セキトバイースト

　後はこれも悩んでセキトバイーストを押さえる。今の馬場だと本音は大外枠は相当嫌いたい。展望の時に枠だけ…と言っていたけど、言霊って怖いもんで出すとこうなる（有馬記念の枠順抽選会も同様ですな…ピンクは嫌だと言うとピンクが当たる）。まあ番手で運べるので出して行ってどこまで先行できるかはある。一応前走の壇之浦Sでは小倉1800ｍで48.2-46.9とややスローからの11.8 – 12.0 – 11.8 – 11.5 – 11.6と3F勝負でしっかり番手から抜け出しL1で粘るマイネルティグレに２馬身近く差をつけてきた。この競馬ができるなら対応は出来る。ただ坂スタートがローズSを見るとそんなにだったので、この枠はまして嫌だなという感じやね。下手すると番手外まで持っていけないリスクも出てくる。それ以外の条件が良かっただけにかなり悩ましいんだけど軽めに押さえるという形に。

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「北条直人の競馬ブログ」より