本命01タイセイリコルド＠京成杯2025予想

京成杯2025予想

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：南西1m/s想定(不安定)

馬場・風向き

　馬場は土曜を見るとちょっと軽くなった感じ。やや高速ぐらいで。風は南西からだが弱いしかなり不安定なので気にしないでおく。

展開予想

　この時期の３歳なのでまだ読みにくい一戦ではある。キング姐さんのセンツブラッドがある程度先行策、内からミニトランザットが距離が鍵だが田辺だし主張はあり得る。内のタイセイリコルド石橋脩は逃げずに２列目内に収めてくる意識だろう。外のキングノジョーは前走の感じならもうちょっと行けるとは思うが、ハナを切りたい感じはないかな。余程遅ければアレだが多分先行策。外のパーティハーンもそこまでテンは速くないのでこのレベルだと前は取れても逃げ争いまでは？という感じ。

　ペースはそこまで上がらない可能性の方が高いとは思う。61.0-58.7ぐらいで想定、1:59.7前後かなと。

予想

◎01タイセイリコルド
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09キングノジョー
△11マテンロウムーブ
×06センツブラッド08ゲルチュタール
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎タイセイリコルド

　今回の京成杯はかなり悩んだかなあ…本来本命を打ちたかったマテンロウムーブだけど、追い切りや陣営のコメントから右回りの課題は確かに感じるしな…と。石橋脩のリスクはあるけど馬の機動力・天性の競馬センスを信じて本命にした。

　前走が自分的には評価を上げたい一戦だったかなと。京都の1800ｍ戦で馬場も標準ぐらい。これで48.0-47.7と平均からの13.2 – 12.8 – 12.5 – 11.1 – 11.3と中弛みが極端。これで先行して前半の速い流れに乗って、中盤の遅い流れで我慢して、ギアの上げ下げから直線で一気のギアチェンジに反応して外からすっと抜けてきたという勝ち方。基本的にギアの上げ下げが上手い馬は距離への融通が利きやすいのと、割と近年の傾向から京成杯はそういう淀みが起こりやすい印象。その点では馬はセンスがあるし良いと思う。

　ただ個人的にはスローで質を高めてくるって程では無いかなと。２走前の東京2000ｍ戦では61.0-59.2とかなりのスローで12.2 – 12.1 – 11.6 – 11.6 – 11.7と3F勝負。これで番手から進めて離れた逃げ馬を追いかける形で実質ロングスプリントで脚を使ったが、L1で甘くなってエデルクローネに捕え切られていると。なので本仕掛けが強い形は好ましくない、スローで余力があって後半の素材でというよりは、上手く全体である程度消耗する中での一足の鋭さを引き出したいイメージ。

　こういうタイプの馬はある程度どういう騎手でも対応してくれるので、競馬観がいまだに甘々な石橋脩でも２列目内に収まってしまえば、よほど極端な展開にならなければ、というところかな。要所の反応は良い馬なので２列目内でジッとしていてくれれば。変に下げて後ろからとかそういうのだけは勘弁してほしい。ミニトランザットの出方次第で３列目ぐらいまで下がる、前がスローでとなるとちょっと嫌なんだけど、まあでも人気も薄めだし噛み合うポイント自体は広い方なので。

○？

▲？

△キングノジョー

　悩んで連下。こういうタイプを狙うのはあんまり好きじゃないけど、センスは感じたと。東京2000ｍで63.0-59.4と超超スローなのでこれでコントロールに苦労するぐらいの方が良い。３角まで下げ切るのに苦労したけど、３列目から直線捌いて器用に抜けてきた。12.7 – 12.5 – 11.8 – 11.1 – 11.3のラップを考えても器用さは間違いないし、前半も流石にもうちょっと流れた方が戦いやすそうだなってのはあった。まあ１番人気でリスクはあるし、中山2000ｍだともう少し前半が欲しいところだが、まあ全体レベルはさほどだし押さえておくべきかな。

△マテンロウムーブ

　下げて連下にした。前走の感じから出し切れればと思ったが、右回りは追い切りの感じからもちょっと気になる所は確かにあるかなと。陣営も言っているのでちょっと気にしたい。ただパフォーマンスは通用して良い。前走の未勝利勝ちは中京2000ｍでそこそこには時計が掛かっていたし、その中で62.2-59.3と超スローからの12.1 – 12.2 – 11.9 – 11.2 – 11.9と後半L2最速で３～４角外から動いてL1までしぶとく伸びて捕え切った。後半1000でこの馬としては58秒台半ばぐらいでは上がっているし、馬場を踏まえても素材は良い。新馬も捌くのに苦労してL1最速で前が抜けていたので諦めた面もあるし素材は良い。後は右回りだけ。

×センツブラッド

　後はちょっと悩ましいところで、このレベルなら展開の利とキング姐さんの積極策粘り込み警戒。前走はさほどだがまあ基礎スピード面を求められた方がとは。京都2000ｍで59.8-60.5と平均で12.6 – 12.3 – 12.0 – 11.6 – 12.0とちょっと息を入れての一足勝負。これで先行策からL2でスッとだが、L1でリアライズオーラムに急追されているように、そんなに長く良い脚をってことではなく流れた中での良さだと思う。なので出来れば姐さんには逃げてもらってペースを作ってもらった方が良いタイプだと思うね。スローでの決め手勝負でいい馬ではないのでその辺やね。時計的には馬場が超高速だった前走をそこまで評価できないので嵌っての粘り込みまで。

×ゲルチュタール

　後はゲルチュタールも軽めの押さえまでかな。三浦がしっかりと仕掛け切れるかが焦点の馬だと思う。前走の葉牡丹賞自体は評価したいがこんなシンプルな競馬にはならないのが京成杯。59.4-59.4の平均で２歳レコード決着。11.9 – 12.2 – 12.0 – 11.7 – 11.6のラップ推移で３～４角ちょっと緩んでのL1最速ではあるが、全体で分散してのもの。これで３～４角中団外から仕掛けてもちょっと反応が甘かったし、直線に入って手ごたえ以上に加速ラップに対応した口。どちらかというとコーナーでしっかりと先手を打ってやりたい馬だと思うし、ペースが緩めばなおさらってのはある。パフォーマンス的には良い馬だけど、新馬も３～４っか腕の動きが甘かったのでそこやね。押さえまでにしたのはその辺。

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「北条直人の競馬ブログ」より