本命15ピコチャンブラック＠ホープフルステークス2024予想

time 2024/12/28

folder 2024重賞まとめ予想

ホープフルステークス2024予想

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：北西4m/s想定（不安定）

馬場・風向き

　馬場は先週を見ても、だしもう高速馬場で良いだろうなと。風は15時以降は北西からなんだけど、12~15:00は西南西からなんだよね…。ちょっと当てにしづらい。ちなみに北西方面からだと先週有馬に近い状況で、2000ｍだとスタート地点が向かい風、向こう正面(BS)が追い風に近い状況なので仕掛けにある程度影響しそうなところもあると。まあ風は決めつけないでおくけど、直前まで待てる人は意識した方が良いかもしれんね。

展開予想

　まあ逃げ馬はちょっと読みにくいところはある。まともなら出足が速いアスクシュタインが主張するかなとも思うが、豊のヤマニンブークリエもハナを狙いたいだろうってのと、本質武史は武史競馬に持ち込めたらそうする可能性が高いので、豊が主張すればそれを行かせて２列目内はある。外から川田のピコチャンブラックも出足が良いので先行策を取ってくる可能性が高く、これより前にジュンアサヒソラと和生が主張するかどうかが個人的には一つこのレースのポイントにはなるかなと。クロワデュノールは前走の感じからそこまでゲートで出なかったので、まあここだと決めつけずに豊をじわっと追いかけて様子を見ながら好位の内目でってところかな。マスカレードボールは中団の外ぐらいになると思う。

　スタート後が向かい風の可能性が高いので、そうなるとそこまでは上がってこないかな。61.0-58.2ぐらいで1:59.2前後を想定。ある程度後半速いラップを踏む形になるんじゃないかなと呼んでいる。

予想

◎15ピコチャンブラック
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△12マジックサンズ
△18マスカレードボール
×04クラウディアイ07ヤマニンブークリエ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ピコチャンブラック

　う～ん、まあ悩んだけど本命打ち切れる穴目の馬ってところまでは見当たらなかったので総合的に判断してピコチャンブラックを本命にした。まあアイビーSの負け方も個人的には問題ないと思うし、中山2000なら面白いだろうなってのもあったからね。ただやっぱ人気するよなあ。

　個人的にはベストバウトはアイビーSの方で、これはマスカレードボールが強かったと思っているのと、その土俵に乗る競馬になったなと。東京1800ｍ戦でペースは47.7-46.4とハロン12は切ってのややスローとそれなりには流れた。11.7 – 12.1 – 11.8 – 11.3 – 11.2と一応２段階加速的な競馬になっているがコレは単騎のもの。いいスタートから控えて番手でというのは良いんだけど、３角までで単騎にさせすぎたことでどうしても３～４角でこれを捕えに仕掛けていく形になってしまったからね。良い位置を取って楽に運べたけど、スローに落としたのでマスカレードボールに直後でマークされちゃったと。要所での動きでは抵抗出来ていたけどL1物量で違いをという内容。後半の素材はあちらが上だが、個人的にはもうちょっと逃げ馬を追いかけても面白かったと。まあ基礎スピード面で未知数だったしひとまず結構詰めてきたのでそこは良い。

　新馬勝ちは福島2000ｍ戦で63.7-59.9と超々スロー、12.7 – 12.2 – 11.9 – 11.8 – 11.3とL1最速。これで逃げて楽に支配して仕掛けを待って４角辺りからじわっと引き上げて直線加速で千切ってきた。スローでの動きも問題ないし、基本的には距離は融通が利くタイプかなと。

　突き詰めると多分総合力を活かしたい馬で、アイビーSは結果的には良い位置を取ったようでマスカレードボールも小頭数で楽ができたってのもあると。今回は割と位置取りとしては戦いやすい枠の並びで、アスクシュタインを追いかけながら番手外でひとまずという狙いが立つ。これで豊と武史がやり合うならそこまで追いかけなくていいし、武史が控えて２列目内ならそのままその外につけて行けば良い。ただ和生のジュンアサヒソラがどこまで絡んでくるか？という点はあるのでそこが噛み合い切るかどうかやね。61-58ぐらいのバランスで番手外を取ってしまえればやね。川田だしこういう完成度の高い馬ならまず大きくは間違えないと思うので、色々含めてこれを本命にした。

○？

▲？

△マジックサンズ

　悩んで連下。追い切りは個人的には一番良かったと思っている。ただ今の軽い馬場だと？というのはちょっと感じてしまうかなあ。札幌２歳Sはパフォーマンス的にはここに入っても１，２かなと。札幌1800ｍで重馬場、48.8-49.3と平均からの12.2 – 12.1 – 12.6 – 12.2 – 12.4とL3-2の加速はあるが基本的にはパワー型基礎スピード＋ポテンシャル戦で中団の外から進めながら４角で一気に動いて先頭列で直線。内から伸びてくるアルマヴェローチェに対して外からたたき合ってハナ差で何とか競り落とした形。当日は外差しの方が？ってのはあったので悩ましいところだが、これを撃破は褒められていい。新馬は逆にスタッツ的にはそこまででも無いかなと思っている。函館1800ｍ戦で稍重、52.1-48.6と超スロー、13.3 – 13.0 – 12.2 – 11.8 – 11.6とL1最速で中団外から正攻法で４角先頭列から直線そのままじわっと離して２馬身差。馬場も重かったのでとは思うし、２着馬も勝ち上がっているのでそれなりのレベルではあると思うが、そこまで突き放せたって程でもない。現状では札幌２歳Sを評価すべきだと思うし、タフな馬場でペースも上がって淀みも小さくて、という中でパワー型基礎スピード＋ポテンシャルでと考えると、軽い中山2000で後半の機動力勝負が合うかは微妙。連下までかな。

△マスカレードボール

　ん～…２つほど下げる要素ができたので本命も考えていた馬だが連下に下げた。まず１つは枠が悪い。もう１つは追い切りがイマイチ。前走のアイビーS勝ちは評価しているが、ちょっと運も良かった。東京1800ｍ戦で47.7-46.4とややスローからの11.7 – 12.1 – 11.8 – 11.3 – 11.2とL1最速。ただ前が単騎気味ではあったしこれを捕まえに前のピコチャンブラックが３～４角で動いているので多分ロングスプリントの競馬。実質的にはピコチャンブラックが引っ張っていてもう少しスローだったと思うし、小頭数で枠の並び的にも楽にピコチャンブラックの後ろを取れたのが結果的に楽な競馬になった要因だと思う。なので内目の枠から目標を作れればなあ、というところでこの枠。ゲートは上手い方ではないのでこの枠を引いて多頭数だと１～２角のコーナーワークでピコチャンブラックとの差がアイビーSより広がる可能性が高いだろうと。そうなると３～４角で前受けしているピコチャンブラックに対して外からどこまで動けるかの問題も出てくると。あと追い切りがあまり。この２点で連下まで下げた。人気は想定より無いんだけどね…

×クラウディアイ

　後はクラウディアイを軽く抑える。京都２歳Sはちょっと運が無かった感じはある。京都2000ｍで61.9-59.0と超スローで12.4 – 12.1 – 11.6 – 11.5 – 11.4と仕掛けはちょっと遅めだが、最序盤ゲートも二の足も悪くない中で狭くなって下げる形になった。結果的には３角手前で先にジョバンニに動かれたし本仕掛けも遅れてしまったからね。個人的には新馬の抜け出しの方が印象的で、中京2000ｍで63.8-58.8とドスローではあるが12.3 – 12.2 – 12.1 – 11.1 – 11.1と2Fのギアチェンジ戦で２列目内から直線坂加速で最内に切ってすっと抜け出してきた。この機動力の高さは魅力なので、スローで前目内目に収めてしまえばやね。これも位置取りに拘った方が良い馬。

×ヤマニンブークリエ

　後は豊とヤマニンブークリエの逃げ粘りを警戒しての×。まあワンパンチは足りないのでこれをどう埋めるか？ってのはあるし、基礎スピード面をまだ見せているわけではないので強く狙うには？ってのはある。前走の黄菊賞は正直相手が悪かったと思う。61.7-58.3と超スローで12.5 – 11.7 – 11.2 – 11.3 – 11.6とL3最速でロングスプリント特化。これで逃げの手を打ったけど早めに仕掛けられたのでどうしてもラストは差が出てしまっての３馬身差２着。ただ３着コスモイシュタルには２馬身差と最低限は。まあコスモ比較だと上位は手ごわいけど、それでも逃げの手を打ってロングスプリントでは無く本仕掛けを待てればもう少し、かな。