本命14アケルナルスター＠中山11R ディセンバーステークス 予想

ディセンバーステークス(L)予想

中山11R 芝内1800ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：南西4m/s想定

馬場・風向き

　馬場は土曜が結構難しいところで、ひいらぎ賞はかなりインパクトがあったがターコイズSは想定に近い状況。まあ全体的に難しいけどやや高速ぐらいとして判断しておく。標準まで視野に。風は南西からなので３角地点が完全向かい風。

展開予想

　展開的には結構悩ましいが、津村がどう出るかちょっとなあ。土曜も大暴れ（超悪い意味で）していたしなあ。まあ本人に何かしら意識改革があるのかもしれんから酷くは言わんが、控えめに言ってもレースメイクはまだまだド下手糞なのよね…コンクシェルだとある程度のバランスを作ってほしいけど、それができるかは微妙。これがどう出るか読めんのと、大外のショウナンマグマが近走出足が微妙な中で、中山1800は得意なので坂スタートと吉田豊でどこまで競ってくるか？という点でも結構難しい。グランスラムアスクは坂スタートの条件だとハナまでは難しいと思うし、この２頭が主張してグランがついて行きつつ、内からエコロヴァルツ、中目からコントラポスト辺りも先行するかな、ぐらいで隊列は落ち着きそうかなと。

　ペースはそこまでは、かなと思うが津村が読めん。48.0-47.0ぐらいで想定しておくが、単騎で飛ばすパターンも想定しておく。

予想

◎14アケルナルスター
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01プラチナトレジャー
△02エコロヴァルツ
×04ビーアストニッシド13スパイラルノヴァ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎アケルナルスター

　客観的に見るとちょっと欲を持ってしまっているかもしれんが、アケルナルスター本命で勝負したい。ちなみに、最近ちょっと調子が安定しているけど、騎手をシビアに見て本命を打っているってのもある。今回はそこのルールからちょっと外れちゃうのがどうかやね…ただノリが乗ってこの人気ならノータイムで本命よ、それぐらい今回良い条件の馬なのは間違いないとみている。

　まず巴賞が良い。個人的に１周コースの1800ｍでのポテンシャル戦がベストだと思っている。函館1800ｍで47.7-46.9とややスローからの12.2 – 11.8 – 11.7 – 11.6 – 11.8と4F勝負でL2最速。これで大外枠から向こう正面で捲って中団外だけど捲り切れずにペースが上がって３～４角でも好位の外外とロスが多い。それでもそこからしぶとく踏ん張って２着争いハナ差の３着。ここがデビットバローズが２着と結構強敵だし、これにロスがある形、捲り切れずにという中でやれたのは結構評価できる。

　もともと五稜郭Sで捲って勝ち切った馬。函館1800ｍ戦で48.2-47.0とややスローからの12.4 – 11.9 – 11.8 – 11.7 – 11.8 – 11.7と5Fのポテンシャル特化戦で。これも後方から向こう正面で捲って３～４角外目を通しつつもしぶとく食らいついて直線でしっかり前を捕えて後ろを振り切ってのクビ差。

　ポテンシャルが基本にある馬なので中山1800ｍという舞台は合うのと、基本的にそこまで前半でペースが上がらない方が良い馬という認識なので坂の登りで意識的に上がりにくい中山1800が合うタイプの長距離型、という感じ。あとは杉原が変に仕掛けを待ちすぎないことだけやね。向こう正面である程度動いて３～４角外でもポテンシャルで伸びてくるわけなので、仕掛けを待つことだけはやってはいけない。まあ心配しかないけど、騎手は明確にリスクなのでまあそれでダメならそれは仕方ねえなと。馬は８番人気なら思い切って勝負して良いレベルの適性面・パフォーマンスを見せているけどねえ。

○？

▲？

△プラチナトレジャー

　連下にプラチナトレジャー。まあ枠が良いと思うし、田辺だし無理せず好位内で温存しての差し込み警戒というところ。福島民報杯が面白い。福島2000にしては60.0-58.9とややスロー程度で上がらずに11.9 – 11.3 – 11.7 – 11.8 – 12.2とL4最速で出し切りやすい展開。これで好位の内内で上手く立ち回って我慢しながら直線まで食らいついて結構接戦まで雪崩れこんでのクビ＋クビ３着。まあスパイラルカーブの福島なので出し切りやすいってのはあるんだけど、好位からのロンスパで警戒しておきたいところではあるかな。

△エコロヴァルツ

　後はエコロヴァルツも連下にした。正直ここは突破してほしい気持ちも強いし、マーカンドも今年は結構ポジの意識が強いので、そこまで嫌わなくても良いとは思うが…ちょっと悩ましいところ。ただセントライト記念を見ても総合力は高いなと。中山2200ｍで60.5-58.9とかなりのスロー、12.3 – 12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.5と3F勝負で逃げの手を打ったが途中でヤマニンアドホックを行かせて上手く立ち回ってL2までは食らいついた。L1でちょっと甘くなって、ヤマニンアドホックは捕えたけど上位２頭からは離されたと。ただコスモキュランダが中日新聞杯で案外だったのもあるし、ヤマニンアドホックは津村が津村ったので…ってのはあるにせよ、ちょっとこの路線をどこまで？ってのはある。連下まで。

×ビーアストニッシド

　後はヒモ枠は２頭とも大穴で勝負。ビーアストニッシドはもともとスプリングSを勝っているようにこういう条件自体は合うと思うんだけどね。最近全く使ってないけど。中山1800ｍで稍重、48.8-47.6とややスローで逃げて支配し、12.0 – 12.3 – 12.0 – 11.3 – 12.0のラップ推移でL2最速一足でスッと出し抜いて、アライバルの追撃は振り切った。まあレベル的にどうかはあるが、ここの注意勢がディオ・ドーブネ・アルナシームだったりするわけでね。現状何とも言えんけど、1400~1600路線では忙しい３走前の時計が掛かったマイラーズCが流れてそう悪くなかった。この距離で内枠で流れに乗って粘っての３着ぐらいは。転厩初戦でそこはカギだが、条件自体は一度戻してほしかったってのもあるので軽めに。

×スパイラルノヴァ

　もう一頭大穴で中山1800ｍ巧者のスパイラルノヴァを。個人的には典型的中山1800が合うタイプの馬という認識。多分前半ゆったりから向こう正面を使って段階的にって競馬が合っているタイプだと思う。レインボーS勝ちは結構威張れる内容。48.0-46.5とスローからの12.0 – 11.8 – 11.6 – 11.6 – 11.5と4F戦でL1最速。これで２列目でついて行って直線で外に出してL1の坂の登りでグッと出てデコラシオンを撃破している。立ち回りの上手さが光るし、ポテンシャルで分散してもL1の坂の登りでラップを落とさずにまとめてくるだけのものを見せていると。馬場が多少重くても良い馬だし、この条件で全く人気が無いなら押さえておいていいだろう。

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「北条直人の競馬ブログ」より