本命08ウィルソンテソーロ＠チャンピオンズカップ2024予想

チャンピオンズカップ2024予想

中京11R ダ1800ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：西北西2m/s想定（不安定）

馬場・風向き

　馬場は土曜を見ても特段、かな。冬場はどうしても少し時計が掛かりがちな感じだし、標準ダート～若干かかるかな、ぐらいで良いと思う。風は西北西からなので４角地点が完全向かい風になるが、前後で風向きが不安定だし弱めなのでそこまで気にしなくてもいいだろう。

展開予想

　まあとにかく展開が難儀。レモンポップはある程度出していくと思うが別に逃げなくても良いとは思う。それでも内枠過ぎるので包まれるのは嫌と見てある程度は主張。内のクラウンプライドもハナを狙いたいのでこの２頭が主張して内の主導権争い。これに誰が叩くのか？というところで外のミトノオーぐらいかな、という感じ。レモンポップからすればできれば番手だと思っているので、大外のミトノオーが主張してスピードに乗って切ってくれればそれを行かせて外ってのも狙いやすいし多分クラウンプライドを行かせてがプランA、それがプランBかなと。ドゥラエレーデやペプチドナイルはレモンポップを意識した競馬になるかなと思うが、ペプチドナイルはゲート次第ではハナを狙ってくる可能性もある。ある程度は先行争いは激しくなると思う。

　ペースは48.5-50.0ぐらいかな。かなりのハイを想定しつつ向こう正面で各馬がどう動くかだろう。３～４角でちょっと息が入ってのL3-2再加速の形にはなると思う。

予想

◎08ウィルソンテソーロ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09テーオードレフォン
△12サンライズジパング
×01クラウンプライド03ハギノアレグリアス
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウィルソンテソーロ

　悩んだなあ、という感じ。正直枠の並びを見たときになかなか難しいなってのが本音で、総合的に見てウィルソンテソーロを浮上させるべきという判断。

　まず昨年のチャンピオンズC組の中ではレモンポップの次点になるが、ちょっと噛み合ってなかった面もあると。中京の1800ｍ戦で48.8-49.7とややハイからの12.1 – 12.4 – 12.6 – 12.1 – 12.6とL3-2再加速。L5の向こう正面で上がって３～４角で緩んでというところで後方馬群の中から直線で進路を取れずに外への誘導が遅れた。それでもL1で後方からしぶとく伸びてきて最後は２着争いで違う脚でしっかり競り落としての２着。ここが捌き次第ではというのと前半の入り次第では、という両方でちょっとしんどかったかなと。

　前走の佐賀記念は64.5-63.5とややスローでという中で好位の内から３～４角で押し上げる形でそのまま突き抜けてメイショウハリオを突き放しての４馬身差の完勝。2000ｍでゆったり目で良さが出ているという面はあるので難しいが、コリアカップから２走目でパフォーマンスを戻してきたのは良い材料。

　悩んだんだけど、まずゲート自体はそこまで良くないので内の逃げ先行勢が揃っているってのはかなり恵まれたなってのは一つ。それと、コリアカップは完敗だったけどあれが目標とは思えん。昨年のチャンピオンズCは捌ければ違ったと思うし坂の登りで踏み遅れてもすぐに伸びてきた。川田だしある程度位置を取ってくるだろうという期待、マークを作るのも上手いのでこの条件ならこれを本命とすべきか。

○？

▲？

△テーオードレフォン

　連下にテーオードレフォンを。この辺からもかなり悩んだんだけど、やっぱペースはあんまり上がり過ぎない方が良いとは思う。前走の福島民友カップは福島1700ｍ戦で48.5-49.7とややハイで12.9 – 12.6 – 12.4 – 12.5 – 12.2と緩んでのL1最速で好位の内から温存したとはいえ直線で鋭く突き抜けたし３馬身半差と圧倒的だった。正直後半の素材面で底を見せていない以上、やっぱり前半無理が利かんタイプやろなと。実際中京で強い競馬をした時はスローの逃げ。50.7-48.6とかなりのスローからの12.7 – 12.6 – 12.5 – 11.5 – 12.0とL2最速でギアチェンジ色が強い中で逃げて楽に支配、そのままL2以降でスッと離して突き抜けているし坂加速も良かった。ここの３着がハピでこれに0.6差とかなり広げていてこのパフォーマンスはここに入れば結構高いレベルになる。まあここまでドスローになるかは難しいところだけど、中京1800ｍで総合力勝負ならまだ見限れないし、前走がパフォーマンス的にも結構良い中で今回は全く人気していないからね。枠は中目だけど逃げ先行勢が内に揃っているのでその後ろを狙って行ければ面白い。

△サンライズジパング

　悩んで連下にした。前走のみやこSでは重馬場の京都1800ｍ戦で48.0-49.4とややハイからの12.3 – 11.9 – 12.2 – 12.4 – 12.9とL4最速で中団外から押して押しての追走で押し上げつつもコーナーではちょっとしんどそう、から直線手ごたえ以上にしぶとく伸びてのバテ差し勝利。個人的にはここまで出し切るイメージでようやくというのはあるので、中京で小器用な脚を要求されて対応できるかどうか？ってのは一つポイント。ただ豊なのでその辺は動かしつつ出し切ってくるイメージで乗ってくれるかなというのはあるのと、JDCはちょっと最序盤が速い中でポジを取りに行って大井特有のギアの上げ下げに巻き込まれたのも良くなかったかなと。外枠からスムーズなら警戒必要か。

×クラウンプライド

　まあかなり悩んだんだけどね、結局×で軽めに押さえるところまでにした。ここ２走の内容が良いし、特にコリアカップは50.3-49.2で日本式補正で49.3-49.2、後半は12.3-11.8-12.1-12.3-13.0と消耗する流れの中で逃げ切って完勝。この形で基礎スピードを最近は活かすことができているのが強み。個人的にはレモンポップよりも外枠が欲しかったのと、そのうえでもうちょっと外が欲しかった。最内枠からポンと出てしっかり主張し切れるかどうかと競って来られて包まれてのリスクを考えると、ちょっと難しくなった枠の並びだなというのが本音やね。ここまで内に逃げ先行勢が揃っての最内はちょっとやりにくい。

×ハギノアレグリアス

　こちらも悩んでハギノアレグリアス。前走のシリウスSが勝ちパターンだと思うしそうなると前半がちょっと課題ではあると。中京1900ｍ戦で48.5-49.7とややハイで、12.5 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.6とL2最速でという流れ好位の内目から上手く立ち回って前のオメガギネスを目標にしながらL1でしっかり捕える。要所の動きは地味だったけどL1で伸びてここで捕えた。1800ｍだと前半要素で上の馬がもっと増えるし最序盤が鍵だが、枠の並び的に好位～中団内は結構スペースが広がると思うのでそこを拾えれば。昨年よりはスムーズに良い位置を取れる可能性が高いので×で拾う、という選択。

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「北条直人の競馬ブログ」より