本命11カンチェンジュンガ＠京阪杯2024予想

京阪杯2024の予想

京都12R 芝内1200ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：北4m/s想定

馬場・風向き

　馬場は思ったより軽いなという感じかな。馬場自体は高速馬場想定で入りたい。ただ外差しが顕著だと思うのでその辺やね。風は北からなので４角地点が完全向かい風。

展開予想

　展開的には外差し馬場を意識してどこまで前が入っていくか。外の方が主体的になりそうで、ゲートを出ればテイエムスパーダが主張しつつ内に切っていく、外のチェイスザドリームも逃げの手を狙いたいだろうしこの２頭がハナ争いをしつつ内にある程度切っていく。内からはウインカーネリアンがハナを狙うがこのレベルの1200で行き切れるかが鍵なのと、馬場が悪い中で内枠でちょっと難しい入りが求められると思う。この辺を行かせつつ外からマメコが先行、内からはビッグシーザー辺りも好位の内から外を狙いつつというところになりそう。ドロップオブライト辺りも先行しつつ好位を狙ってという感じで落ち着くかなと。

　ペースはある程度は上がると思うが、思ったよりも時計自体は出ているのでその辺がどう出るか。このメンツだと、33.6-34.2ぐらいでややハイで1:07.8前後で想定。

予想

◎11カンチェンジュンガ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ヴェントヴォーチェ
△03ビッグシーザー
×06アグリ14モズメイメイ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎カンチェンジュンガ

　ここはカンチェンジュンガで勝負したい。もともと後傾の馬だとは思っていたので前走みたいな派手な出遅れさえなければ中団～後方外で良いと思う。

　まず自分的には春雷S５着が結構意外だった。この時点ではタフ馬場でバテ差しが合っていると思っていたんだが、高速中山1200ｍで33.4-33.7と平均程度、12.0 – 10.6 – 10.8 – 11.0 – 11.3 – 11.4とコーナーで速いラップを維持する流れでも中団外外から食らいつきつつ、流石に出口でちょっと置かれていたがL1でしぶとく差し込んで差を詰めての５着。サトノレーヴやヨシノイースターは結構強敵だしこれに対してラストで詰めていたのは面白いなと。コーナーで外外速いラップを踏む形でロスがあっても伸びてきたので後半の素材面で良さ。

　オパールSは開幕週の京都1200らしい競馬になった。33.3-34.1とややハイで上手く前が支配して、11.9 – 10.6 – 10.8 – 11.2 – 11.2 – 11.7のラップ推移で淡々と。コーナーで速いラップを維持する中で後方内目から進めながら直線で馬郡を捌きつつの形でジリジリと最後まで伸びてきたと。ただどうしても前がなかなか落ちない馬場だし、窮屈な形になったのも惰性で突っ込みたいこの馬としてはちょっと難しかったと思う。

　前走はゲートで内ラチに向かってからの立て直しと致命傷だったはずだけど突っ込んできたし、スローで質を高めてきている。本質的には1400ｍぐらいの方が良いと思うが、この馬場で前が落ちてくる、外から勢いに乗せて惰性で突っ込みたい馬が台頭しそうな条件。出来ればペースはそこまで上がり過ぎない方が良いし、この枠で上手く外の先行勢を行かせながら、最低限ゲートを出て中団を取ってくれれば理想、後方からでもエイシンスポッターを意識しながら運べれば崩れにくいと思う。悪くとも、普通の出負け程度では出てほしい。前走みたいになったらどんなレースでもムリゲーや。

○？

▲？

△ヴェントヴォーチェ

　後は叩いて追い切りでも良化気配を示しているヴェントヴォーチェを軽めに押さえておく。もともと後傾がベストの馬だという認識なので京都1200はフィットすると思う。オーシャンS勝ちも中山1200ｍだが33.4-34.0とややハイ程度、11.7 – 10.4 – 11.3 – 11.4 – 11.1 – 11.5と緩んでの再加速で中団から外を通して緩みで押し上げたのが噛み合ったがL2で２列目からすっと抜けてきた。ここの２着がエイシンスポッターになるわけでね。基本的には総合力型なので前半あまり上がり過ぎない方が良いが、馬場自体はキーンランドCでもしぶとく加速できているので重くても問題ない。まあ内の馬場が荒れているので枠的にちょっと注文はつくが、状態良化で警戒。

△ビッグシーザー

　これが外枠なら対抗候補で良かったなと思っているんだけど、この枠だとやっぱりちょっと下げるべきかな。やっぱり土曜を見てもL1での外差しの逆転が顕著で、上手く支配しても前目内目の馬がなかなか粘り切れない。ビッグシーザーも今はある程度基礎スピードの質を高めているので前は取れると思うが、そこやね。前走のオパールSも京都1200ｍで33.3-34.1とややハイからの11.9 – 10.6 – 10.8 – 11.2 – 11.2 – 11.7のラップ推移で２列目外から正攻法で捻じ伏せてきた。開幕週で２つ外から力でなのでそこは評価できるけど、大接戦だった。今の馬場で内枠で馬場の良いところを通せないと踏ん張り切れるかやね。連下まで。

×アグリ

　後は追い切りが良かったのでアグリをちょっと警戒。多分この感じだと後ろから行くかな？と思っているし、斎藤新のその辺のセンスに期待して押さえる。ただアグリは正直1200はちょっと忙しいとは思うので、外差し馬場と展開待ちで控えた方が良い。シルクロードSもルガルが強敵なので仕方ないが完敗の２着。33.4-34.3とややハイで12.1 – 10.4 – 10.9 – 11.2 – 11.3 – 11.8と淡々と。これで中団中目で包まれて直線外に出してというところでスッと伸びて２列目。ただL1でそこまで伸び切れずにルガルから３馬身差、内のエターナルタイムに半馬身差つけるまでなので、1200より1400がベストかなというのは。まあその点では京都1200は純粋な基礎スピード戦にはなりにくいし、馬場も外差しなので上手く誘導できればやね。

×モズメイメイ

　後はモズメイメイを軽めに。条件は良いと思うんだけど、正直追い切り面はちょっと不満。坂路で結構落としたし、音無厩舎の馬ってラスト落とす時はあんまり狙いにくいって印象もあるので。ただ今はどういう競馬でもできるし、２走前のセントウルSでも中京1200で総合力を見せた。33.6-34.1と平均で12.0 – 10.4 – 11.2 – 11.4 – 11.1 – 11.6とL3-2再加速で２列目の内からある程度対応してしぶとく踏ん張っての３着。上位２頭はこの展開では微妙ではあったと思うがそれでも強敵トウシンマカオとママコチャになるわけでね。後傾で鋭いトゥラヴェスーラは撃破できた。この枠で外から行く馬たちを追いかけながら２，３列目の外でコースロスと馬場の良いところ、乗算のイメージで見れば一番いいところを通せるかな、ってのもある。警戒しておく。

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「北条直人の競馬ブログ」より