本命03ウォータークラーク＠京都２歳ステークス2024予想

京都２歳ステークス2024の予想

京都11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：北北西5m/s想定

馬場・風向き

　馬場は先週を見る限り標準よりはちょっと軽いかな、という感じではあったので一応やや高速ぐらいとみておく。風は北北西からなので３～４角中間地点が完全向かい風。

展開予想

　展開的にはサラコスティのクリスチャンが主張するのかどうかはあるが陣営のコメント的には自分のペースでと言っていたので多分ある程度逃げの意識はある。武豊のウォータークラークも前を狙ってくると思うが、クリスチャンの出方を窺いつつだろう。序盤に松山もこの条件でエリキングが外ならなるべく前を取っておきたい、というところでこの３頭が先行争い。エリキングは出遅れると見ておくべきだろうし、ペースもそれなりに上がると思うので中団よりは後ろと見ておく。

　ペースは61.0-58.5ぐらいで1:59.5前後を想定。サラコスティが３角下りぐらいからは引き上げていくイメージ。

予想

◎03ウォータークラーク
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
×05クラウディアイ08エリキング
３連複：◎軸○▲×BOX
３連複：◎○軸▲×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲→◎○▲×

◎ウォータークラーク

　本命はウォータークラークにした。まあちょっとここは難しいレースだと思うんだけど、追い切りが良かったのと新馬のスタッツは結構優秀だと。距離延長でもいいと思うので。

　その新馬戦が強い競馬で、京都芝1800ｍで外回り、稍重で時計も結構かかっていたが時計もラップも優秀、という感じ。48.6-46.8とかなりのスローで12.9 – 12.4 – 11.4 – 11.5 – 11.5とL3最速で11.4からL1まで維持する形。これでゲートまずまず、番手外で楽に進め、中弛みに折り合って早仕掛けで一つ外から食らいついて直線しぶとく抜け出して、ラヴァーズティフの追撃を許さずに3/4差と押し切った。

　ここは映像的には地味だけど、センスの塊という内容で、ギアの上げ下げができたうえで後半早仕掛けで正攻法の形でも最後まで寄せ付けなかった。距離も延びて対応すると思うし、スタッツ的にも当日の馬場は標準には間違いなくかかっていた状況で、その中で走破時計もなかなか優秀だが後半3Fをこのレベルでまとめてきたのは印象的。

　量的にも良いものを持っていて、競馬センスがあり前を取ってペースダウンで折り合える。ある程度仕掛けが強くなっても対応できると思うので、今の標準に近い馬場でサラコスティをマークしながら後ろの仕掛けを待てる形で運べれば楽しみかなと。母父キングヘイローというのも若干期待している。ディープ系×母父キングヘイローなのでサンデーを経由せずのヘイロー・リファールのインブリードが同時に成立するというところで結構ディープ系（ブラックタイドも同様）との相性が良いのもBMSキングヘイローの躍進の一つの要因だと思うんだよね。ここは色んな意味で期待したいし、豊との相性がいい先行タイプ（折り合い面が割と楽そう、機動力だけでない）だと思う。

○？

▲？

×クラウディアイ

　ここは連下を置かずに×２頭を３着ぐらいで拾うイメージ。クラウディアイはちょっと読めない所はあるが後半のギアチェンジは本物かな。前走の新馬戦は中京2000ｍで２列目内からすっと抜けてきた。ドスローだが12.3 – 12.2 – 12.1 – 11.1 – 11.1のラップ推移で要所の動きの良さは見せたかなと。直線左手前で走っていたので右回りはカギ。

×エリキング

　今回は枠の並びが良くないかなと。逃げ先行勢がある程度スムーズに決まりそうなので、それでゲートが甘いこの馬が外から押し上げてとなってもそれよりは後ろなので３～４角で外から動く形になると思う。直線は外の馬場が良いとはいえ３～４角で外から動いたときに前も加速してという形でロスが生じてねじ伏せるほど？というのが現状の評価。前走の野路菊Sでも粘り切ったが最後は詰められたし、前半の課題が２戦目で全く解消しなかったのも自分は嫌な材料。軽めには押さえておく。

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「北条直人の競馬ブログ」より