本命14ステレンボッシュ＠秋華賞2024予想

time 2024/10/13

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秋華賞2024の予想

京都11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：北東3m/s想定

馬場・風向き

　馬場は超高速で良いと思う。風は北東からなので４角地点が完全向かい風に、HSも向かい風と言って良い。

展開予想

　展開的には恐らくセキトバイーストが大外からハナを主張する形になる。それと、外に先行馬が多く揃っていて、ラヴァンダやクリスマスパレード辺りはこれを追いかけながら内に切って行って先行策を取ってくると思うし、内のタガノエルピーダ辺りも前を狙って先行策を取ってくる。これらの後ろにランスオブクイーンやアドマイヤベルといったところが好位の外から内目のスペースを探してくる、クイーンズウォーク川田もそこまで前には？とは思っているがそれでも好位～中団を意識するだろう。ルメールとチェルヴィニアはどうするか難しいところで、正直外を意識するか、川田のクイーンズウォークマークの二択かなと思っていて、外の先行勢が内に切ってくることを考えてもなかなか外は難しく、結局中団やや後方でクイーンズウォークを意識した競馬になりそうという見立て。

　ペースはある程度上がると思う。セキトバイーストが少し飛ばす形で単騎で58.5ぐらいを想定。集団の戦闘で見れば実質59.5ぐらいかな。一応字面としては58.5-59.2ぐらいで1:57.7前後で想定。中団以下の馬は1000で57秒台には入れてくるぐらいのロングスプリント性能が必要になるかな。もしくは序盤で基礎スピードを活かしてある程度位置を取れるか。この辺が鍵になりそう。ただ、場合によっては有力馬が内に包まれるケースでもあり、前が紛れを狙って緩める可能性もあるし、少し幅は持たせたいかな。

予想

◎14ステレンボッシュ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△05チェルヴィニア
△11ランスオブクイーン
×08コガネノソラ15セキトバイースト
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×　

◎ステレンボッシュ

　自分的には初志貫徹でステレンボッシュ。正直枠は悪いが、枠の並びがそこまで悪くない、という感じかな。

　まず基本的にはオークスのイメージで良いのかなとは思っている。東京2400ｍ戦で57.7-61.4と前が単騎でぶっ飛ばしての内容。これで離れた中団内で温存しつつ、３～４角で12.8 – 12.9 – 13.4 – 12.2 – 11.5 – 11.4と前が勝手に落ちてきたという流れの中で中団内から包まれて直線となる。そこから進路確保が少し遅れたが、作ってからの反応が良くすっと伸びてきてL2で先頭に立ってきた。L1でチェルヴィニアには差されたんだけど、2400ｍで後傾にシフトする競馬の中でしっかりと脚を使えたのは大きい。

　チェルヴィニアとの決定的な差は桜花賞で強い勝ち方をしたという点。阪神マイルで46.3-45.9と平均ペース、46.3-45.9と平均から11.8 – 11.8 – 11.4 – 11.2 – 11.5と中弛みからの3F勝負ではある。これで直線中団外からしっかりと伸び切ってアスコリピチェーノ以下を完封。要所での伸びも良かったし、L1までラップ的にも大きく落とさずまとめてきたと。

　高いレベルで総合力を持っていて、なおかつロングスプリントにも目途を立てている。器用な馬なので出来れば中団内内で温存という形が理想だった。ただ、大外枠だけど、セキトバイーストが外から内に切っていく、外の先行勢もこれを目標に追いかけていく形で内のスペースに収めていくと思うので、内で包まれて下手にポジションダウンするぐらいならそれを見ながらじわっと押し上げて中団中目ぐらいで３角を迎える方が、かな。ギアチェンジは武器だけど一瞬の脚って馬でもないから。CWの追い切りはミアネーロに見劣っているけど、そもそもJFの時も桜花賞の時も栗東滞在CWでの追い切りはそんな動いてないからこんなもんだと思うし、ここから勝負。基礎スピード面を求められる京都2000なら総合的に一枚上という判断。

○？

▲？

△チェルヴィニア

　連下にチェルヴィニアを持ってきた。オークスは強かったと思うしロングスプリント性能、トップスピードの質だけなら最上位で疑ってない。東京2400ｍで57.7-61.4と超々ハイだがこれは単騎大逃げのもの。離れた集団にとっては実質的には顕著にスローだったわけで、しかも３～４角で12.8 – 12.9 – 13.4 – 12.2 – 11.5 – 11.4と前が落としてという形で中団から取り付けたのはあるし、そこから直線外からしぶとく伸び続けたと。ただ加速地点での鋭さはステレンボッシュが目立ったし、L1で物量でってのとペースが実質的に遅かったのも楽だった要素だと思う。個人的にはちょっとムルザバエフの入り方に不満はあるものの、桜花賞で46.3-45.9と平均からの11.8 – 11.8 – 11.4 – 11.2 – 11.5のラップ推移で直線伸びあぐねていると。不利自体はあったが、その前段階で普通に伸びあぐねていての不利なので、マイルの流れで追走して甘くなったという見立て。基礎スピード面にそこまで依存できないタイプだと思うので、2000ｍでタイトに流れたときのリスクはあると思う。押さえまで。

△ランスオブクイーン

　連下にした。正直単穴と悩んだんだけど、自分としてはやっぱり2000ｍはちょっと短い可能性の方が高いかなって感覚かな。基本的にはオークス組を遵守すべきだと思っているんだけど、その中で2000ｍがプラスにならないかも？という評価。オークスは57.7-61.4と超々ハイではあったものの、12.8 – 12.9 – 13.4 – 12.2 – 11.5 – 11.4と前が失速。これで離れた好位にいながらナチュラルに取り付いてきてしぶとく粘って３着争いにとどまった形。ただ2400で前が単騎だったことで、自身では大体60ぐらいでもあの位置を取れたというのが一つポイントにはなる。２走前の新潟2200ｍ戦勝ちの内容も良いんだけど、ある程度ポテンシャルで分散しての２段階加速で良さが出たイメージ。59.0-59.2と平均ではあるが13.1 – 12.6 – 11.9 – 12.0 – 11.0 – 11.7と中弛みで中団外から積極的に押し上げて、L3-2の加速でしっかりという競馬。この感じだともうちょっと距離があった方が勝負所までのポジションを意識しやすいと思う。2000ｍである程度流れちゃうとそこまで前を？ってのがまずあるのと、59秒台ぐらいで入ったとして質的に後半が削がれないかどうかも出てくる。これまでの内容を見てもちょっと忙しいかなって思うことが多かったので、オークスは評価するけどここで単穴を打つのは良くないか、という判断。連下に落とした。

×コガネノソラ

　後は悩んでヒモ穴枠で２頭ほど。コガネノソラはクイーンSで正攻法でやれたのを評価した、という感じかな。札幌1800ｍ戦で48.1-47.1とややスローからの12.2 – 11.8 – 11.6 – 11.8 – 11.9とL3最速で11.6という程度ポテンシャル面をそこそこ求められたし、これで外枠から中団外々を正攻法での競馬でしぶとく伸びてきたと。個人的には2000ｍを考えるなら１周コースの1800ｍで外から量的に良さを出してきた馬を狙いたいってのはあるので、この形でロスを作ってドゥアイズ辺りを撃破できたなら舐めてはいけないかな、という感じ。オークスは本命にしたけど崩れてしまったし2400ｍは明確に長かったと判断すべき。2000ｍでもある程度全体で流れた方がいいと思うし、その中で上手くロスなく運びながら内内で嵌れば３着ぐらいは、のヒモ。

×セキトバイースト

　後はセキトバイーストも拾っておく。正直パフォーマンス的には一枚足りないと思うが、枠の並び的に大外枠はむしろ歓迎かなと。ローズSは中京2000ｍ戦で60.3-59.6と平均ペースでレースを作り単騎で逃げた。12.1 – 11.9 – 11.9 – 11.8 – 11.9と淀みなくという中でラストはちょっと甘くなったんだけど、それでも２着争いは僅差まで持ち込んでの３着。今回も単騎逃げに持ち込める可能性が高いってのは、大外枠で内に切って各馬にブレーキを掛けさせながら入っていきやすいってのがある。テンで違いを作れる馬なら外枠から内に切る形の方が支配しやすいってのは感じているところなので、そこをうまく利用しつつ単騎逃げ、３角手前の上り坂で不用意に落とし過ぎない、その辺が噛み合えばの粘り込み警戒要員。