本命16ウイングレイテスト＠スプリンターズステークス2024予想

time 2024/09/29

folder 2024重賞まとめ予想

スプリンターズステークス2024の予想

中山11R 芝外1200ｍ
馬場想定：良～稍、標準馬場想定
風向想定：北東3m/s想定

馬場・風向き

　youtubeに展開予想動画上げますが…降る前提で撮っとるからなあ…結局土曜は全く降らずに良馬場。ただしなぜか馬場は標準ぐらいまで一気に落ちている状況。明日も雨は微妙なところでもしかしたらぱらっと降るかも、程度にしておく。天気予報など当てにならん。風は北東からなので３角地点が完全追い風。

展開予想

　本来ならまず100%逃げるやろってピューロマジックが控えるかもコメントを出しているが、これが難しいところ。とりあえず控える想定で入りつつ、逃げるとしたらノリだし変には溜めず32秒台で単騎になると思う。まあこれはひとまず置いておいて、これが行こうが行くまいが、外からビクターザウィナーは前を狙ってくるし、ピューロが行かないならこれがハナを主張できるだけのテンの速さはある。それを外からウイングレイテストがマークしてついていくような感じで番手外を想定。内からはマッドクールがまずは先行して２列目を狙う、ママコチャやナムラクレア辺りは好位～中団内を狙ってくるし、内枠にそんなに位置を取れる馬が少ないのでトウシンマカオ・ウインマーベル辺りがどこまで位置を取れるかは、ママコチャ辺りの入り方に掛かっているかなと。内は割とすぐに隊列が整ってスペースが埋まっていくイメージ。外のサトノレーヴ辺りが好位の外で正攻法になりそうかなという感じで見ているけどね。

　ペースはどうかな、正直ピューロマジックが行かないのであればそこまでは上がらないと思う。雨予報込みで33.2-34.0とyoutubeでは言っていたけど、雨無くても土曜の馬場の感じだとそれぐらいになりそうかな…というのが現時点での馬場分析やね。ピューロがヤレば32秒半ばぐらいでは入っていくと思うんだけど、まあこの辺はゲート開いてみんとわからんわ。

予想

◎16ウイングレイテスト
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06ママコチャ
△07マッドクール
×05ナムラクレア12サトノレーヴ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウイングレイテスト

　本命は静かにウイングレイテスト。まず14番人気は流石に舐めすぎやろ？なんでこんな人気ないねん、レベルだと思う。正直土曜の馬場を見てからは割と迷わず本命にしたかな。軽すぎず重くはない、ちょうどいいところだと思った。

　まずそもそも函館スプリントS２着は普通に評価できる。函館1200で馬場も今年は重め。33.4-35.0とかなりのハイで11.9 – 10.4 – 11.1 – 11.7 – 11.6 – 11.7のラップ推移。このラップだと３角地点で大体11.1の地点になるわけだが、パトロール見てもらっても分かるようにここで３頭分外となってしまっている。ロスが多い競馬になったし、勝ったサトノレーヴが３～４角で内を通し切って上手く捌いたことを考えても、こちらが59kgを背負って難しい形になったことを踏まえても、普通に強いなと感じた２着。正直1200は忙しいと思っていたのでこの基礎スピード勝負に難しい形で対応してきたのでね。

　そのうえで、スワンSのパターンがあるのは展開が読みにくい今回は結構強みだろうと思うんだけどね。京都1400ｍ戦で34.1-34.5と平均だが11.9 – 10.8 – 11.4 – 11.3 – 11.6 – 11.2 – 11.7とL3-2再加速。要所での加速が求められている中で番手からスッと動いている。この機動力をある程度流れた中で見せているので、仮にピューロが引っ張らずにビクターザウィナーがペースをコントロールしてきても番手外から勝負できる根拠になる。

　馬場が軽すぎると嫌だったが土曜を見てもそこまで軽くはないし、多分７秒台の決着。そのレベルなら対応できるし、アイビスサマーダッシュは時計は遅いが向かい風が強めに吹いていたうえに59kgで外ラチ沿いを取れずに中目でL3から風を受ける形。勝ったモズがセントウルS３着だから時計面で嫌い過ぎるのは良くないなと。総合的に見てもサトノレーヴが１番人気なら最低でも４，５番人気であって然るべき馬だし、追い切りも良かった中で時計も現実的にはかかりだしている。基礎スピード勝負で対応、総合力もある、展開が読みにくい中でビクターザウィナーがちょっと息を入れてくれれば噛み合う要素がある。これが単勝50倍前後なら普通にこいつから勝負したいわ、っていう判断。今の1200路線は混戦だし低調な状況が続いていると思っているってのもあるかな。

○？

▲？

△ママコチャ

　ママコチャは悩んで連下にした。対抗にするのもアリだったんだけど、まあ…悩んで。ただ、昨年のスプリンターズS組では最上位の評価をしたと。中山1200ｍで33.3-34.7とかなりのハイで11.7 – 10.4 – 11.2 – 11.2 – 11.2 – 12.3のラップ推移。内枠だったが最終的に３～４角で外から勝ちに行く形を選択せざるを得なかったしそこは難しくなった要素。それでしっかりと勝ち切ったし、マッドクールは上手く立ち回った面もある。個人的にはそこは素直に評価したい。前走のセントウルSはパフォーマンス的には物足りないが最低限は。33.6-34.1と平均から12.0 – 10.4 – 11.2 – 11.4 – 11.1 – 11.6とL3-2で再加速。これで結構良い形で２列目外から直線で動き切れなかったもののL1でしぶとく伸びて２着。トウシンマカオに差されたけど、57kgを背負っていたし前哨戦としては悪くないかなという感じ。北九州記念２着からもペースが上がって崩れないのは魅力だし、本来なら安土城Sのパフォーマンスが高いので要所での動きも良い馬のはずなんだけどね。右回りの中山1200なら高いレベルで信頼して良いと思っているが…まあでも連下までにした。

△マッドクール

　悩んでマッドクールを連下に。これは逆に上振れというよりは下振れで連下から落とすかどうかでも悩んだ感じ…。追い切りが自分的にはもうちょっとかなとは。ただ休み明けの方がいい馬だし、香港で崩れたけど大外枠からちょっと無理したのはある。34.22-35.11で日本式補正で大体33.2-35.1だから稍重を考えるとちょっと入りが厳しかったしね。宮記念は34.9-34.0とややスローで12.5 – 10.8 – 11.6 – 11.4 – 11.0 – 11.6のラップ推移でL3-2の坂の登りでの加速がかなり大きな要素となった中で、２列目内にいたら前の馬が外にすっ飛んでいったので余裕で進路を取れたってのもある。それにスローバランスで、力の要る馬場で要所の動きに良さが出たとなれば、中山1200で前半上がるのはあんまり好ましくはないだろうなと。まあ昨年のスプリンターズSで33.3-34.7もクリアできているし、今年の場合はそこまでも上がらない可能性が高いと思うので、まあ連下では拾っておきたいかなという判断。

×ナムラクレア

　めっちゃ悩んで拾うことにした。正直前走のキーンランドCは嫌な負け方だけど最内で窮屈だったのは確か。33.6-34.3とややハイ程度だし、12.2 – 10.4 – 11.0 – 11.4 – 11.5 – 11.4とラストも落ちていない。そこで動き切れなかった。まあ内ラチ沿いでかなり窮屈だったってこともあるんだけど…。パフォーマンス的にここまで落ちたのは近走初めてだなと思うし、この展開ならもっとやれてほしかった。その点では不満がある。追い切りが良くなっているかなってのと、まあ上がり切らない方がいいと思うので中山1200でも今回の展開なら拾っておきたい、という感じになるかな。前走の感じからどうしても状態面はちょっと気にしている。

×サトノレーヴ

　下げてのこの位置なのがサトノレーヴかな。ちょっと悩んだけど、近走はかなり状況的には恵まれた面もある。もちろん函館スプリントSなんかも浜中が上手く乗ってくれた中でのもの。33.4-35.0とかなりのハイを内枠で３～４角はロスなく。ただスペースを詰めすぎずに上手く我慢したことで11.9 – 10.4 – 11.1 – 11.7 – 11.6 – 11.7とL3で落ちたところで詰めつつ直線での加速で進路を取り切ってという競馬ができたし、スムーズに運んで３角でかなりロスがあった59kgウイングレイテスト相手に0.2差をどこまで評価できるかやね。春雷Sのパターンでもやれるけどこのメンツだとワンパンチ足りないとも思う。33.4-33.7と平均からの12.0 – 10.6 – 10.8 – 11.0 – 11.3 – 11.4と淡々と。コーナーで速いラップを外々回して最後は捻じ伏せてきたけど接戦で何とか。この辺を踏まえると、際どいところかな。３着ヒモまでで押さえておく。